伊豆市八木沢、土肥港近くに鎮座される「天神神社」。御祭神は『菅原道真公』。
神橋を渡り鳥居を潜った先に石段参道、突き当りに石灯籠と狛犬さんに守護されて拝殿。由緒等を示す物は何もなく詳細は不明ですが、大切にされている事は境内の清潔さが教えてくれます。
拝殿石段の上、左右より神域を守護されるのは、背を丸めて参拝者を見上げる小さな狛犬さん一対。全体に欠けが目立つけれど、顔に何とも言えない愛嬌があって好ましい一対です。
拝殿奥、覆屋の中に鎮まる御本殿
本殿の彫刻は天人と思われるのですが、手に持っているものが甕なのか琵琶なのか不明。
覆屋の彫刻は、酒を酌み交わしている「尉と姥」?松の木の上から想像して「高砂」・・・かな?
拝殿の貫彫刻は松の木に営巣する阿吽の鷹と三羽の雛たち。色々と社殿彫刻を見て来たけれど「松に鷹」は初見かもしれない。
吽形の鷹。松の古木が驚くほど繊細に表現されています。
拝殿内に奉納されていた額ですが、位置の関係かからだったのかどうか、彫刻部分しか残していません。御祭神:道真公がこよなく愛した「梅」
参拝日:2011年11月8日
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