車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

『石工・ 川六』 八幡(やわた)神社 in 鳥取市気高町

2017年05月03日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・鳥取県

鳥取市気高町八幡に鎮座される「八幡(やわた)神社」。御祭神は『応神天皇・玉依姫命・誉田別命・神功皇后・倉稻魂命・素盞雄尊・罔象女命・建御名方命』。鳥居には「昭和二十九年十一月建之」「石工:宝木村 三谷久雄」の刻。

「勧請記によると弘安四年(1281)元弘襲来の後に応神天皇を祀った社と云う。古くから八幡村、下原村、姉泊村の氏神であり、鳥取藩主・池田家の崇拝も篤く社領四石一斗二升が寄進されていた。明治元年(1867)八幡字上土居の「稲荷神社」。大正六年(1917)姉泊りの「鶴見神社」「諏訪神社」の祭神を合祀した。」境内・気高町教育委員会案内より

隋神門

入母屋造平入、軒向拝の拝殿前左右より神域を守護される狛犬さん二対。

手前より出雲構えの狛犬さん一対。「明治三十一年(1898)旧五月日」の刻。頑丈さに欠ける来待石の為、阿形さんは顔面が殆ど欠けた状態。

吽形さんは尾が欠けています。

拝殿前尾左右より神域を守護されるのは自然石の台座に両手をかけ、低く構える獅子一対。「文久二年(1862)壬戌三月日 北河原住 川六作」の刻。

岩に前足をかけて前方を見据える阿吽の一対。大きく開いた口の付近に僅かに朱の跡が見えます。

正面から見るとしっかりと振り向いているのが良く分かる。

吽形さんの目線の先には何が?

阿・・「はぁ~~~ 今日も何かひまじゃがねぇ~(溜息)」 吽・・「お前、いっつもそがいな事言っとるね~(呆)」

離してなるものかとばかり、しっかりと抱え込む岩。よほど気に入ったのか、それとも何か大切なものを隠しているのか。ともあれラストは恒例のキュートな後ろ姿~💗

拝殿後方、唐破風の弊殿に続く御本殿。柱部の亀腹には「文政八年(1825)酉九月日」、「石工 カウケ 久」の刻。カウケは郡家のことかな?

向拝木鼻には獅子と鳳凰。

手水舎

境内入り口、道路側ブロック塀を背にして建つ奉納歌碑

【水しぶき 上げて逆まく激流を 戦う鯉の如く生き貫く 】「昭和六十一年五月吉日 下原 森活吉作 八十二才」

 

参拝日:2012年4月18日

 


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