67歳からのフランス語学習

フランス語、時々仕事、たまには英語

わけの解らないフランス語前置詞à, deなど、かなりすっきりまとめました。

2014年03月25日 17時38分25秒 | 語学

フランス語の面白さはどこにあるのかなと考えてみたところ、言語そのものの面白さがまず一番目につくのではないでしょうか。なぜなら、これから述べようとする前置詞と定冠詞が同時に用いられる場合に前置詞さえ変化するというのです。(フランス語は形容詞も変化します。)英語の観点からはありえない現象です。英語では動詞の語尾変化だけでそれも単純なものです。

Youtubeを見ていましたら以下のような表題がありました。(以下ご注意:フランス語固有のアクセント記号などは端折ってある場合があります。)

à la, au, à l', de la, du, de l'、あるいはDe, Du, De la, Desなどと言う見出しがある。実は今日のURLはそのうちの一つです。

http://www.youtube.com/watch?v=SYFTxEMNYN8

ここで何が述べられているかを順に説明してゆきますので、説明の英語が解らなくてもおそらく要点はつかめると思います。

まず前置詞「à」は英語で言えば「to, in, at 」に該当するもので、the masculine definite article=男性定冠詞(le)と共に用いられる場合はContracted=省略されるという例です。(ご注意:女性の定冠詞でも次の名詞が母音で始まる場合は同様に省略されます。)

例 Je vais a la plage. :  I am goin to the beach. (beachは女性名詞)

à la = to theだと述べています。しかしlaは「女性」定冠詞なので変化しないというルールがあります。また連続した母音がある場合も変化しないという例です。ただしその場合は削除された母音の代わりにアポストロフィを付けます。

Je vais à l’école.        Une ecole 学校=女性名詞

Je vais à l’étage.       Un etage  床 =男性名詞

Je vais à l’hotel.       Un hotel   ホテル=男性名詞

次に男性前置詞と定冠詞の場合です。例文があります。

I go to the cinema.         Je vais au cinéma.

My foot hurts.                 J’ai mal au pied.

フランス語では I have hurts in the foot.と述べるようです。英語としては違和感があります。つまりto the, in the => à le(フランス語にこの言い方は存在しないので)=> au(ルールとして)となりますので、上のようなフランス語文になるというわけです。次の例文は複数の場合です。

I go to the toilet.              Je vais aux toilettes.

英語ではトイレは単数ですが、フランス語では必ず複数になるという事ですので、a les=> auxとなります。(ご注意:toilettesは同時に女性名詞でもありますが、複数であるという事が優先します、複数には男女の区別がないのかもしれません)。同様に a lesの用法はフランス語にはなく、auxとなるとこのビデオでは述べています。以下まとめです。

女性                         à la

母音の前、あるいは音のないH        à l’

男性                                     au

複数                                    aux 

次の前置詞は deです。この場合も à とまったく同じです。 deの意味は~の、~からとなります。詳細は以下のURLに記載されています。 (参考): http://french.about.com/od/grammar/a/preposition_de.htm

Je viens de la plage 女性定冠詞  そのまま       de la

(私はビーチから来ました。 de la = ~から) 

Je viens de l’ecole.  女性、母音の省略                de l’

Je viens de l’etage.  男性、母音の省略              de l’

Je viens de l’hotel.  男性、Hの発音なし              de l’

Je viens du cinema.  男性 de leは存在しない      du

Je viens des toilettes. 複数  de lesは存在しない  des   

つまりここで述べようとしていることは女性定冠詞(女性名詞につく定冠詞)の場合のみ変化せずそのままde la となりますが、男性、女性定冠詞にかかわらず母音が省略される場合はde l’となり、さらに同様に男性、女性定冠詞にかかわらず複数の場合はdesになると言いうルールがあると述べています。 逆に言えば男性名詞の前にin the, to theという場合にはduであり、複数の場合はdesなのだと述べています。

ちなみにviensの基本形は「来る=venir」です。

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渋谷駅近くの桜が咲き始めました。

2014年03月25日 15時03分44秒 | 語学

渋谷駅に直行して走る首都高速道路、その下は国道246になっておりますが、横浜方面から駅を座標軸の原点としますと、右下部分が桜丘町になります。名前の由来は桜の木にあるようですが、その名のとおり駅前の歩道橋に乗りまして、246をわたりますと、右手に桜並木が見えてきます。

おそらく明日にはかなり開いてくるのではないかと思いますが、先ほどカメラに収めた時点ではこの50mの間で数個の花を見つけることができただけでした。上の写真は駅から一度桜並木を上りまして、後ろにあるジョナサンを背景にして駅方面に向かってシャッターを切ったものです。

30年までごろは仕事に追われて桜をめでるなどという心境ではなかったのですが、最近桜がきれいだなと思えるようになりましたというか、立ち止まって鑑賞する余裕がでてきたように思います。