文法的なことに深入りしたくないと思いますが、以下のYoutubeのページを見て面白なと思いましたので、ご紹介いたします。説明が英語ですが、以下のような順で説明が展開しています。またYoutubeの制作者にここで紹介する許可は取っておりません。
http://www.youtube.com/watch?v=gYZZR3S7sZw
題名は:French relative pronouns Qui, Que in French. あえて訳しますと、「フランス語関係代名詞Qui, Que」とでもなりますでしょうか。
さっそく内容は以下の通りです。
Qui,Que = who, which, that, whomについて、ここでの最初質問は以上の英語の関係代名詞が来た時にフランスではどちらを選ぶかというものです。
例1
I know a man who can do that. この場合は以下のような2文から構成されていますので、
I know a man / who can do that. ここでWhoの果たしている役割は何でしょうか、その役割によりQuiかQueになりますというのがこのURLの趣旨です。
ここでwhoは主語になっていますので、その場合は決まりでqui(発音はキ)となります。従いまして、
Je connais un homme qui peut faire ca. (cにはしっぽがあります。)
2番目の例は
I have a cat that is very lazy.これも2文に分けられます。 I have a cat / that is very lazy. この場合もthatは主語になりますので、上の例と同じルールなので quiとなります。
J'ai un chat qui est tres paresseux. ちなみにtresのeには逆向きのアクセント記号があります。
3番目の例は非直接目的語となる場合、なぜなら前置詞を持っているので、対象は人の場合のみ
The person I wrote to ==> The person to whom I wrote フランス語は2文をつなぐwhomのような単語を省略しないようです。
La personne a qui j'ai ecrit, a = toには逆向きアクセント、ecritのeにはアクセントがついている、この場合もルールによりwhom => quiとなります。 注意:それぞれのフランス語並びに英語の単語は語順がまったく同じなので対応しています。ただしai ecrit=wroteのようです。
4番目の例
The guy my wife works for ==> The guy for whom my wife works.と書き換えて、whom => quiとすると
Le type pour qui ma femme travaille. 注意:それぞれのフランス語並びに英語の単語は語順がまったく同じなので順に対応しています。
5番目の例 これは直接目的語の例で人・モノ両方に対応します。
The present I bought ==> The present that I bought 繰り返しますが、フランス語は関係詞を省略しないので、thatが入ります。この場合のthatはqueとなります。
Le cadeau que j'ai echete.最後のeにはアクセント記号が付きます。
6番目の例
The man I know can do that =>フランス語風に書き直して、The man that I know can do thatとなりますので、これも直接目的語となり、queでつなぎます。
L'homme que je connais pout faire ca. caのcにはしっぽがあります。
ここで以下の文章の場合はquiですかqueですか。
I have a cat that is very lazy.
The man that I now can do that. URLで回答を確認できます。
最後はWhatに対応するフランス語の関係代名詞です。この場合ce quiとce queがありますが、今まで同じ理屈で、この関係代名詞が主語になる場合はce quiであり、目的語になる場合はce queとなります。従いまして以下の英文は以下フランス語文になります。
I don't know what happened. ==>Je ne sais pas ce qui est arrive.
I don't know what you want. ==>Je ne sais pas ce que tu veux.
フランス語の学習に関して日本人の手によるyoutubeが見当たらないので、英語でのインストラクションですが、フランス語の学習と同時に英語の学習もできるというのが実はかなり気に入っています。