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そして今日は過ぎ行く

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肉汁の魅力には勝てず...私も行ってまいりました

2005-05-29 23:56:29 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
 今日は大阪・梅田に出る用事があったので、ついでに(かなり無理のあるついでなんだけど旦那と難波のタカシマヤにお昼食べに行きました。だってだって、ここに来てくれているお友達の皆さんが『鼎泰豐』とか『糖朝』に行かれたりして、ブログに「肉汁じゅるっ」とか「海老ワンタンがプリップリで」なんて書かれているんですものぉ~。もぉ一刻もガマンなりませぬわ。
 まず、先週オープンしたばかりの『糖朝』を覗いてみたら、やっぱり大人気で、もう長蛇どころじゃないニシキヘビ並みの大行列! おそらく1時間近くは待たなきゃいけなそうな感じで、その後の予定もあったし、泣く泣く断念。
 というわけで、そのまま7Fの『鼎泰豐』へ直行しました。ここも結構たくさんの人が並んでいて15分待ち。でも、ここのお店、調理場がガラス張りになっているので、席が空くのを待つ間、そんな調理風景を眺めるのが面白い!(珍しそうにガラスに張り付いてたら、点心師さんに笑われちゃったけど
 気持ちのいいスピードで点心師さんの手元からドンドン小龍包が生まれる様子とか(あまりに手の動きが早いので、ブレブレ写真しか撮れない)蒸篭からボワッと湯気が立っておいしそうに蒸しあがってる感じとか、もう期待感が高まりまくりで、(初めて来た訳じゃないのに)気分は大盛り上がり! 調理場の写真撮りまくったりしてるうちに、すぐに順番が回ってきました。
『鼎泰豐』といえば、やはりこのショットは必要でしょう!
機会があれば食べてみたかった豚スペアリブの麺も食べました
スープは親しみやすい日清チキンラーメンみたいなお味

鶏のスープの風味をそのまま生かしたあっさり味の麺
具はおでんの鶏肉みたいによく煮込まれていて、箸でホロリと崩れます

 小龍包は、台湾の本店で初めて食べて以来、日本の支店でも何度か食べているので、いちばん最初に受けた感動には及ばないものの、「 そうそう、やっぱりコレよね~♪ 」と、食べるたびに幸せを感じることには変わりないのです。
 今回はスゴイ行列に恐れをなしてあきらめちゃった『糖朝』の海老ワンタン麺と豆腐花、いつか絶対に食べるぞ

紅葉の実? かえでの実?

2005-05-23 18:28:35 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
 お昼間はいい天気で気持ちよかったのですけど。また雨降っちゃいましたね。
 今日は午前中のお天気がいいうちにお出かけ。届け物のついでに近所をフラフラと散策してきました。家は10年位前に造成されたニュータウンにあるのですが、住宅街の中の車道を一本裏に入ってみると、散策に手頃な雑木林がまだ残されているのを見つけて、何だか嬉しくなりました。すぐご近所で、簡単に森林浴が楽しめて、とっても楽しいですよ♪ 涼しい山道の空気、すごくおいしかったです。
 そのフラフラ無軌道な散策の様子、詳しくは姉妹ブログで見ていただけますけれど、あちらで紹介しそびれた写真がひとつあったので、ココに載せてしまいます。
 写真の植物、緑の葉に赤いプロペラ型の実がいっぱいついているのが可愛いなあと思って撮ってみました。てっきりモミジだと思ってたのですが、それにしてはちょっと葉っぱに丸みがあるし、調べてみたら実は“ 楓 ”だったようです。秋の紅葉もキレイだろうなあ。今から楽しみです。
 いつも車でラクラク通り過ぎてるので気付かなかったけど、遠出しなくても、けっこう近所で楽しめるもんなんだな。


★今日の一曲★
 アンダーグラフ 『 ツバサ
 今日、電線の上にちょこんと乗って鳴いているツバメを見かけて、なぜか思い出した曲。それにしても、ツバメのさえずる声はとてもキレイでした。誰か恋の相手でも探してたかな? 

キテる? 塩味スイーツ

2005-05-01 23:40:31 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
 昨日は、ホントいい天気でしたねー。陽気に誘われて夫婦でフラッと京都まで行ってきました。
 京都文化博物館でお目当ての展示を見たあとは、目的もなくブラブラとその辺をお散歩。
 午後からすごく暑くなってきたので、新風館の『 TAWAWA 』というカフェに立ち寄ってソフトクリームを買って食べました。夫は生の果肉タップリのマンゴー味、写真はthlaspiが食べた“ チーズ味 ”、クリームの中にけっこうな大粒のチーズがゴロゴロ混ざっています。チーズといっても、甘いお菓子と相性のいいクリームチーズやマスカルポーネ・チーズではなく、お酒のおつまみに食べるような塩味の効いたプロセスチーズなのでした。
 アイスに塩味ってヘン? いやいや、たくさん歩いて汗かいたあとの塩味ってサイコーですよ~。クリームの風味や甘みもいっそう引き立ってました。

 あとで立ち寄った喫茶店で、夫が新聞を広げて読んでたら、こんな記事に出会いました→『 塩味スイーツ・生まれはブルターニュ
塩味の洋菓子、けっこうキテるようです。



★今日の一曲★
 一青窈 『 ハナミズキ 』( 試聴は、http://columbia.jp/~hitoto/pv.html )
 今朝、夫の携帯にメールが入って、いきなりこの曲が鳴り出したのでビックリ。そうか~、知らんかったけど一青ファンだったのかなぁ。今の時期、ちょうどハナミズキも綺麗に咲いてますし、なかなかいい着メロ選んでるかも、なんて思いました。

春だなあ

2005-03-27 19:23:43 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
 1970年、大阪万博のときに植えられたちいさな木々が時間とともに少しずつ成長し、今、万国博記念公園では、自然のものと見紛うようなリッパな森が出来上がっています。その森の木々の上を歩いて観察できる、歩道橋のような形をしたソラード( 森の空中観察路 )という遊歩道が、5年前に作られていまして。少し冷えた森の空気を吸いながら、つり橋状の歩道を渡っていくと、少しずつ探検気分も盛り上がるのです。
 そこのメインは、グルグルとらせん状に階段を登っていく展望台。頑張って8割ぐらい登ったところには、空へ向かって看板が立てられていまして、そこにthlaspiの好きな詩人さんの詩がババーン!と書かれていたのでビックリ。ひとりちょっぴり感動して、写真なぞ撮ってしまいました。個人的には、ここまで登ってきたご褒美みたいで何だかウレシイ。
 いちばん上まで登りきった先には、とってもキレイな風景が……、と書きたいところなんですが、まったく普通のビルの屋上と変わらぬ眺めです。現実は、キレイな詩みたいにうまくいかんもんです。ホントは桜が咲いてたらもっともっといい眺めだったろうけどね。まだつぼみも小さいので今週はまだ開花しないかも。
 それでももう、ほかの花々は満開ですよ! 辺りにふわりと心地良い匂いを漂わせる梅園。鮮やかなきいろときみどりと空の青だけが目に焼きついた菜の花畑。
 まだ緑も少なく、寂しげに見える水草の池でも小さな春が。メダカでもいるかな~、と上から覗いてみたら、あわてて逃げまどうちっちゃな影がたくさん。小さな小さなオタマジャクシたちが、すくすくと育ち始めているようです。
 万博の森には、野鳥もたくさん住んでいて、エナガやコゲラなど可愛い小鳥の声と姿を間近で楽しむことができました。( 小鳥の写真はコチラで見れます。声はコチラ。これからの行楽シーズン、いつでも見れるようにブックマークからもリンクを張っておきますね。 )

 いま開催中の『 愛・地球博 』。自然との共生がテーマなのですよね。予約がいっぱいでもう中には入れないという、『 となりのトトロ 』サツキちゃんとメイちゃんの家( 実写で完全再現版 )は、会期が終わってもぜひとも残していただきたいものの一つですが、その何十年かあとにも、トトロが住めそうな森を残せてこそ、博覧会は成功したと言えるのかもしれません。


※ 写真の詩を書かれた高階杞一さんのHPはコチラ。リンク先の“ その他の仕事 ”で、この詩が読めます。

インテリアのヒント、あります!

2005-03-26 23:59:39 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
 先ほど紹介した、みんぱくの『 きのうよりワクワクしてきた。 』展。展示品の中にも、流行の昭和レトロ的でジャンキーな雑貨がいっぱいありました。
 真っ赤なビニールポケットによくあるポチ袋を無造作に突っ込んだだけ、とか、鶏用の籠を電気の傘にしていたり。それに、フジタマさんというアーテイストが、“ おまけのキーホルダーをゴチャゴチャと並べて飾れる、まるごとコレクションケースみたいなガラス張りのテーブル ”なんて、私的にはツボ直撃なものを作られていました。そういうものたちが、さりげなく可愛い。いつものごとくソク影響を受けて“ こんなキッチュな遊びごころ、インテリアで真似してみたい! ”と、おめめウルウルになっちゃいました。
 写真は、巨大リリアン(なつかし!)の実演体験コーナーにて。その巨大リリアンで編んだふかふか毛糸のクッションカバーがまた可愛いんだ! できることなら、座布団カバーでも一枚編み上げて持って帰りたかったですわ。

 まだまだ可愛いもの、いっぱいあったんですが、アートのよもやま話はこれくらいにして。明日は万博公園でみつけた小さな春の話題です。

さわってもいい芸術、変えてもいいゲージュツ

2005-03-26 23:13:36 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
 あたたかな土曜日。万博会場に行ってきました。と言っても、名古屋の『 愛・地球博 』じゃないですよ。そんな時間もお金もありません。長時間並ぶのも嫌いですし。地球博ファンの皆様、ガッカリさせてごめんなさいね。今日行ったのは、大阪府 吹田市 千里-35年も前の-かつての万博会場の方です。
 万国博記念公園内にある、国立民族学博物館で3/17(木)~6/7(火)まで開かれている『 きのうよりワクワクしてきた。 』という企画展。先月のエル・マガジンや3/19日付の朝日新聞などにも紹介されていて、早く見に行きたい!と思っていたのですが、うちから電車で行くのはけっこう大変なので先延ばしにしていまして、今日やっと、夫の運転する車で見に行くことができました
 展覧会の名前だけでは、どんな内容なのかサッパリわかりませんよね。夫婦ふたりしていったい何を見て来たかというと、ズバリ、“ 変わりゆく自分の心 ”。 そのへんにあるものをテキトーに取り混ぜて、何だか新しく見えちゃうものに変えちゃえ! という辺りを目指してるアートの祭典です。
 奇抜なポリネシアの仮面や、韓国の美しい布靴や、立派なトナカイの剥製など博物館のありがたい収蔵品と、箕面リサイクルセンターから大量に借りてきた干支の置物や、型落ちのパソコンや、使わなくなったギターなど、何だか身に覚えのあるジャマなものや古着などをごっちゃ混ぜにしてリミックスしたような、そんな展示でした。そこに置いてあるもの、何でもかんでも触ってもいいし、展示品に座ってもいいし、場所をちょっと動かしてみてもいいし、もちろん写真撮影もぜんぜんOK! 展示品を触って中を開けないと気づかれない趣向や、触って参加する体験コーナーなどもたくさん設けられていて、むしろ「 どんどん触って、あなたの価値観を壊しちゃってください! 」という感じの、明るくオープンな空気でした。
 ゲージュツだからって何かテキトーに意味を見つけて有難がったり、触ると怒られちゃったり……そういうビクビク感が少しずつ無くなって、ものの見方の角度もどんどん変わっていく。展示品そのものよりも、そういう自分の心の動きを見ているのが面白いのです。
 そこでチョーシづいたわれら夫婦はどんどん大胆になり、そのあと行った常設展示場でも、アフリカのド派手な棺おけまで触ってしまい、( 巨大なロブスター型でね、とっても可愛かったの )、学芸員さんにやんわり怒られる始末
 写真は、展示スペースの裏で、なぜかえんえんと雑誌を切り抜き続ける乙女ふたり。作品の準備なのかしら? ともかくゲージュツというのは、こういう根気の要る作業の積み重ねなのね、という裏側を見せられた思いです。それともこれも展示の一部なのかな? “ 見るべきものは何か? ” それを決めるのも、もしかして観客なのかもしれないね。そんなことを思って、たっぷり触って遊んで楽しめた一日なのでした

My* sweetさくら名所

2005-03-23 23:50:30 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
 休日にお気に入りのカフェでお茶を飲むみたいに、誰にも邪魔されずにゆっくりと好きな桜が見られたらいいなあ。なんて、思ったことはありませんか?
これからの季節、国民こぞって桜の花を愛する日本。名高い名所は数あれど、人ごみに揉まれ、後ろから押し寄せる人波に先を急がされ、宴会の空気にまで流されて、肝心の桜は遥か彼方。癒されるより疲れます。そういうことはよくあります。

 上町台地。ここのご近所の方でなければ、ピンと来ない地名かもしれません。北は大阪城から、南は天王寺公園あたりまでの、歴史的町並みがたくさん残されている地区。おととし撮ったこの写真の場所は、大阪市営地下鉄・谷町線の『 四天王寺前 夕陽が丘駅 』の近くです。
 清水坂、口縄坂、愛染坂……このあたりには年代物の名前を持った、旧い石畳の坂がいくつもあるのですが、桜のハイシーズンでも平日にそこを訪れる人は少なく、しんとした佇まいだけがただそこにあるのです。道沿いにあるお宅の庭に植えられた一本の桜から、音もなく落ちるたくさんの花びら。それが一面に散らばって石畳を覆い、止まった時をわずかに動かしています。本当に凛とした、美しさ。
 じっと桜に見とれていたら、そこへご近所猫が一匹。桜を独り占めできる絶好のビューポイントは彼女(彼?)お気に入りの場所だったらしく、thlaspiがバシバシ写真を撮っていても一向に逃げる気はなしでした。

 明日からまた少し、冷え込むようですね。ふたたび遠のく桜の開花。ひだまり。あくび。うんと伸びをする。そんな春のお楽しみは、もう少し先延ばしになりそうです。

伝えたい夜景☆*。.゜★

2005-03-19 17:47:42 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
 夕べは、thlaspiが前に勤めていた会社でのお友達とお食事会して来ました。メンバーはもう半分以上がそこの会社を辞めているのでいわば同窓会。子育てを終えようとしているお姉さまたちが多いのですが、子どもさんの高校受験をめでたく支え終えた方がふたりもおられて、昨日はそのお疲れさま会を兼ねていました。なので、予算は少しリッチに。
 場所は兵庫県の宝塚市にある『 明月記 』という京料理屋さん。阪神間に住む主婦の方なら、ちょっと贅沢な会食の席に利用されることも多いのではないでしょうか。上品な味付けと盛り付けが評判のお料理はもちろん、景色の美しさは格別!と何人もの人から聞かされていました。予約をしてくれた方からも、お店は小高い山の上で見晴らしいい場所に建っているから、伊丹空港の滑走路が見下ろせてすごくキレイよ!と聞きおよび、心ワクワクで出かけたのです。
 着いてみたらホントに予想を大幅に超える美しさ! お店の解説によると、六甲山系から大阪湾、和歌山、生駒山系まで見渡せるそうです。空港の誘導灯や阪神高速を走る車のテールランプがひときわ鮮やかな光を放っていました。お友達がいちばん眺めのいい個室を予約してくださっていたおかげで、最高の夜になりました。
 言葉足らずを覚悟で言うなら、両手からこぼれそうなぐらい抱えていたキラキラした夢を、うっかり転んでそこへ全部ばら撒いてしまったような感じ。楽しくおしゃべりしながらの食事会の雰囲気を壊したくなかったので、カメラは持参しなかったのです。ホントお見せできなくてとっても残念だぁ。

 このとき食べたのは5,040円の『 花かがり 』というコース料理。夜の懐石としては比較的お手ごろなお値段ですのに、大きくふくらむ期待を、さらに大きく超える味と内容でした。お店で詳しいお品書きをもらって帰ったのですが、それを参考に、thlaspiの主観をすこし混ぜてメニューを紹介したいと思います。

  食前酒   甘~い白桃のお酒♪
  先付け   抹茶風味の豆腐 おいしいお出汁つき
  前 菜   鰆のプチ寿司・桜色に染めて型抜きした酢漬け大根・ヒジキと海老のしん薯・
サーモン菜の花巻き・三色みたらし団子・うぐいす色の甘いそら豆
  吸い物   桜海老しん薯(筍・若布・木の芽)
  お造り   鰹タタキ・タイ・サクラマス(オレンジの輪切りを飾って)
  煮 物   筍と菜の花の挟み蒸し
  焼 物   つぼ鯛木の芽焼き・こんにゃく蕗みそ田楽・海老
  箸休め   レモンシャーベット
  季節鍋   豆乳鍋(湯葉・やわらか豆腐・筍・蕨・菜の花・赤魚)
  ご 飯   筍とお揚げの炊き込みご飯・赤だし・香の物
  デザート   黒豆入りクリームどら焼き・イチゴミルク寒天・コーヒー(紅茶も可)

 本当に、“ 和食は出汁と香りでこんなに変わるの?! ”って思いました。先付けのお豆腐に添えられたお出汁など、お店自ら“ 美味出汁 ”って書かれてますけど、ホント掛け値なしに「 そのとおり! 」って思いますもん。鰆のお寿司は 口にしたとたん浮かぶ笑みをこらえるのに苦労するほどウマかったです! 寿司飯なのにすっぱさが気にならないし、程よく混ぜられた胡麻の香りもよし。しかし雛寿司だったのでかなりちっちゃかった もう一切れぐらい味わいたかったな。あのモチモチの食感。
煮物碗や焼き物など、温かい料理がアツアツの状態で出てきて食べられるのが、いつもサービスする立場の主婦にとってはすごく嬉しかったですよ。

 ゆっくりとおしゃべりしながら、おいしい料理をいろいろと少しずつ食べるのっていいですね。楽しい子育て話などを聞かせてもらいながら、身体も心もお腹いっぱいで大満足の夜でした。

たこ焼きにはソース? だし汁? それとも、両方になさいます?

2005-02-25 06:39:12 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
 昨日はうちの夫と、お友達のYちゃんと3人で、たこ焼きを食べに行きました
 メニューには、①ソースたこ焼き ②だしたこ焼き ③揚げたこ焼き の3つがあったので、ちょっと目先を変えて、と、、と、を注文して、焼き上がりを待つこと10分ほど
 その間に、ちょっとした笑い話のつもりで、職場のおじさんが“ ソースたこ焼きをだし汁につけると、ウマイんやで! ”と、自慢してた話をしてみました  自分としては、“ それはエグイやろー、ありえんやろー ”って、ゲテモノ話のつもりだったんですが
 そこへ、姫路出身のYちゃんから、即効で異議が挙がります“ えーっ、だしたこ焼きにソースかけるのは当たり前やで! だって、だし汁だけやったら、むっちゃ味が薄いやんか!! ”と、普段めったに反論なんてしない彼女には、考えられないほどの大力説
 あっさりとしただし汁でいただく明石焼きの本拠地、明石市と目と鼻の先に住みながら、彼女にとって、だしたこ焼きとは、お皿に盛ってソースを塗ってから、温かいだし汁をかけて供する、それ以外考えられないようなのです
 全国的にポピュラーな価値観にしたがって、たこ焼きというのは、ソースをかけるか、だし汁をかけるか、どちらかしかありえない、と思い込んでいたthlaspiと夫は余裕の構えで、“ 試しに、ソースたこ焼きにだし汁つけて食べてみようか~ ”なんて、Yちゃんをからかって、フザケていたのですが
そんな不遜な態度のわれわれ夫婦の目の前にドン!と置かれたのは、ふわふわと鰹節が踊るソースたこ焼きと、そして、これまたソースが塗られてテラテラと旨そうに光る、はぁ? だしたこ焼き!?
Yちゃん、ふたりして笑ったりしてすんませんでした
 このお店は神戸市に本拠地を置く『 三匹のこぶた 』というお店なんですが、Yちゃんも職場のおじさんも、神戸以西の出身ですし、明石焼きが万世の栄華を極めている明石市を除いたその周縁、姫路市民や神戸市民の方って、もしかして日常的に、ソース×だし汁のダブルの味付けでたこ焼きを食べておられるのでしょうか?
 ごく薄くソースを塗ってだし汁をかけたたこ焼きは、思い込んでいたゲテモノ的なイメージとは違って、あっさりとしただし汁にちょっぴりコクが加えられた、なかなか乙な一品だったのですが、すこし頑固なところのあるわが夫のお口には、あまり合わなかったようですね
う~ん、結構おいしかったのにな~ 勇気のある方は、一度ぜひお試しくださいませ
 何を食べてもおいしいお店だったので、他にもお好み焼きと焼きそばを2人前、食べ過ぎて3人ともこぶたちゃんになって帰ってまいりましたよ~

 ところで、この話をウェブログに載せようとその場で思い立ったものの、昨日はデジカメを持ち歩いていなかったので、上のたこ焼き写真は夫の携帯カメラで撮影 そして、その写真をthlaspiのパソコンへメールで転送
3年も携帯を使ってるのに、一度も写真付きメールを送ったことがないステキなオジサマ( すなわち、わが夫 )の、記念すべき初!写メールは、たこ焼き写真と相成ったのでした

 めでたし めでたし(?)