発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

「維新(の会)は失敗」

2018年09月14日 | 日記

 やっと涼しくなってきた今日この頃でございます。

 エアコン切って寝て、暑さで目が醒めたら4時でした。窓を開けて外気を入れるとこれが適度な湿気を含んだ涼しい空気で、こりゃラッキー、と、ミルクティーいれて本を読むわけです。頃合いをみてコーヒーいれて今の仕事にとりかかります。

◆維新の会は失敗

 と、橋下徹氏が自著で総括しているのだそうだけど、ネーミングからしてどうもね。イメージ先行の危うさについて5年前に書いたが、まあそんな感じとなった。世のため人のためというより、勝ち馬に乗りたいだけの人が集まったのかなあ、やっぱり。

 明治維新って、大革命としては死んだ人民は少なかったといえるのかも知れないけど、結構人が亡くなってる。志士と言われる人々に剣豪が多かったのは、そうでないと斬られてさっさと退場になったからかも。暗殺、戦死、あるいは刀傷まみれ。あと、斬首や切腹も多かった。世の中のために死ぬ覚悟を持った人たちがたくさんいたわけで。

 彼の活躍がなければ、幕末の歴史はまったく違っていた(あの幕末の転換点は、超有名なあの人じゃなく彼の功績だ)けど有名じゃない。ある栄光なき藩士の伝記が近いうちに本になります。それより先に、身につまされる医療関連の本。ともかく仕事は続くのでありました。


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