発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

2019年6月のこと

2019年07月03日 | 日記
◆いつもの場所が全国ニュース
 6月4日福岡市早良区の暴走死亡事故現場、早良口交差点は、よく通る場所なので驚いた。私が車で図書館や博物館に行く途中にある。六本松交差点、西新交差点を避けて、町の南側から西側を外まわりするコースで、最短距離ではないが、時間が最短となる。

 8日9日はG20(福岡のは財務大臣、中央銀行総裁会議)なので、バスセンターのゴミ箱も撤去されていた。当日は公共交通機関で市内に入るように、市と警察のポスターが貼ってあった。
 福岡県警のポスターは、れいによってカッコいい。求人ポスターなど、何の映画の宣伝?といつも感心させられているが、今回も颯爽とした白バイ警官の写真でできてた。でもチラシはといえば、目玉ぐるぐる困惑表情の地球の絵だ。イヤイヤ感が感じられて微笑ましい。
 メイン会場のヒルトンは、福岡ドームの隣で、自動車しかアクセスはない。最も近い鉄道駅は、地下鉄唐人町駅で、そこから歩いて15分はかかる。野球観戦やイベントのときは周辺が必ず渋滞するので、イラチの方は球場へは地下鉄駅から歩いた方が精神衛生上良いかも知れない。途中ではホークスファミリーの絵のついたマンホール蓋を楽しむことができる。
 7日に中央区役所に行くと、業者さんではなく職員さんとおぼしき人々が花壇を掘り返し、植え替えをしていた。怪しげなものが仕掛けられてないかのチェックも兼ねていたと思われる。近くに西鉄グランドホテルがあり、そこもまた要人の宿泊場所のひとつであろうから、おそらくは厳戒重点エリアということで。

◆スーパー缶詰売場のデューク東郷さん
 ゴルゴ13ってこういうときに登場するのよねぇ、と思いながらスーパーに行くと、昔からあるキングオスカーのオイルサーディン缶詰にデューク東郷さんの絵がプリントされ「ゴルゴサーディン」と書かれて売られている。そういえば「ベルサイユのばら」も、菓子や化粧品のバッケージにプリントされたりしているが、おととしは、こういうのもあった。短期間だったし、今はメーカーや池田理代子サイトからも消えているが、リンク踏んでごく一部だけを見ても腹筋を崩壊させるには十分である。

◆梅雨入りが遅かった
 江川ダムの水が全然足りてない。九州南部は大雨らしいが、こちらはそうでもない。給水制限の心配は消えていない。明治6年、予定通りに梅雨がやってきていたら、筑前竹槍一揆はおそらく起こらなかった。井上勝次は、農作業をしながら釣り竿作りの副業に成功し、子どもたちを新しくできた学校にやって、後妻のトシと楽しく明治を過ごしていたかも知れない。『百姓組頭 井上勝次』プリンティングなう。


 

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