発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

福岡市の救急車

2018年10月08日 | 日記

◆救急車

 救急車がサイレンを鳴らして通りかかる。ドップラー効果の理屈を思い出す。そして思う。「(結果として)大したことありませんように」 と。大したことないことで救急車を呼ぶことが問題になっているけど、一部を除いてはやはり一大事だということで呼んであるのだ。大したことありませんように、と、救急車が通りかかるたびに願っていれば、見ず知らずの人の容態が、何かよい方向になることもあるのではないか。

 福岡市消防局の救急車のナンバープレートは、救急車の通し番号となっている。12号車なら「99-12」 というふうである。救急車はもちろん8桁に乗っかるお値段の車両なのだが、それを消防局に寄附する人もいて、寄附した人は、消防車に命名権が与えられる。「ハルオ号」「シズカ号」はよく見る。あと、苗字と思われる命名もある。ハルオさん、ありがとうと思いながら去って行く救急車を見送るのだ。


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