発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

鯛だしおでんを作ってみた

2021年12月02日 | グルメ
 寒くなってきました。そんなときはおでんですね。
 おでんについては、カレーライス、ハンバーグと同じくらい、各家庭千差万別の材料と作り方があるのだと思う。私とて作り方を決めているわけではない。だから単なる今回のおでんについて。
 なぜおでんを作ろうと思ったかというと、先日電車を降りたところにあった博多駅ホームの居酒屋(うどん屋ではない。期間限定らしい)のメニューに「鯛だしおでん」というのを見つけ、「あらおいしそうじゃないの」と思ったの。で、おととい、ハローデイ(主に福岡県で展開しているスーパー。30分ごとに4種類のオリジナルソングを放送する)で鯛のアラを買い(部位にもよるが、ここは、うろこが比較的きれいに取ってあり調理しやすい)酒と生姜とみりんと仕上げに醬油で炊いた、その鯛のスープを使っておでんを作るのはどうかしら、と。
 大根は切って面取りして電子レンジ、卵を茹でる鍋でこんにゃくも下茹で。
 野菜をたくさん食べたいので、今回はロールキャベツも入れる。芯を抜いたキャベツとお湯を入れた鍋を火にかけキャベツの葉を一枚一枚きれいに茹だった状態でむいていくのがこの調理で一番手のかかるところだけど、この場合ロールキャベツは主菜ではないので、使いかけのやや小さくなったキャベツでかまわない。
 中身は、通常のロールキャベツと同じく普通のハンバーグ種でもいいけど、和風に鶏つくね風の種で作ってみた。鶏ひき肉と玉ねぎと長ねぎと生姜のみじん切りと醤油少しをよく混ぜてお団子にして、キャベツで巻き巻き。
 で、鯛スープを漉して、それに白だしと酒とみりんと醤油を加えた濃いめのうどんつゆ的なものを作り、保温鍋に入れて温め、大根、こんにゃく、厚揚げ、ゆで卵、ロールキャベツを投入する。卵とロールキャベツは寝る前に引き上げ、残りはそのまま保温鍋で一晩置いとく。
 翌朝、大根とこんにゃくの半分とスープを少し引き上げ、冷蔵庫に(これは追加用。鍋のスペースを空けるのと、煮すぎグダグダ大根を防止するため)。鍋の空いたところにざっとお湯で洗った練り物とゆで卵とロールキャベツを入れて少し煮る。仕上げにがんもどきなどのすぐ煮える具を入れたらできあがり。
 鯛だしは、大正解でした。お試しください。



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