◆笑顔を採点されてしまった
笑顔を心掛けてはいる。笑顔は大事よ。でもね。
博多駅前で来年のラグビーワールドカップの宣伝イベントをしていたので覗いてみた。背筋力や握力などの体力テストや、スクラム力を測る道具などが来ていて、楽しく遊べた。握力は高校のときほどではないが、まだ年齢平均以上はキープできてる。ところであるブースの前を通りかかると、メガネを外して笑うように言われそうしてみた。そしたら点数がもらえた。笑顔を数値化する装置があるのである。イベントで笑顔コンテストをゲームのように行うのは、カラオケの点数のようで、まだいいが、接客現場で数値化してひとを評価するのも目的として開発されてるみたいね。それは楽しくないなあ。自分の笑顔が機械に評価されていると思うと、笑顔になることで自分の脳に還ってくる良いフィードバックも半減してくるのではないか。哀愁のつくり笑顔になってしまわないか。もっとも、接客の表情レベルがよほどよくない何分の一かのグループの人々に、もっと笑顔を、と説得する材料にしなければならない、というのはあるのかな。
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