発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

桃太郎にまつわるエトセトラ

2017年02月27日 | 日記
  波の発生源と観測者との間の相対的な速度の存在によって、波の周波数が異なって観測される現象は、ドップラー効果と呼ばれるが、この発見は、川で洗濯をする媼(観測者)が、川上から川下へと流れる桃(発生源)の音の高さが途中で違って聞こえることに気がついたのが始まりである。桃がドンブラコという音を発しながら流れていたため、ドンブラコ効果が転じてドップラー効果と呼ばれるようになったのである。嘘だけど。
 
 なぜ私の目の前で救急車や消防車やパトカーのサイレンは音の高さを変えるのか、その理屈を知るまでは本当に不思議だったなあ。