発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

10月

2015年10月01日 | 日記
 10月、空が青いや、と言いたいとこだけど、天候不順。
 空を見上げれば早く流れる雲。降ったり止んだり晴れたりを繰り返しながら夕刻大雨がやってくる。
 
 9月は、ろくに休まず、突っ走った。仕事してない日は、太宰府とか広島とか日田や大分とかに出かけてた。
 太宰府は九州国立博物館。
 大英博物館展は終ってて、七五三参りの時期もまだなのに参道は相変わらず賑やかで、韓国語と中国語が飛び交う。
 グリーンハウスで鱸のランチを食べ、古事記を考古学検証する講演を聞き、常設展へ。
 いつここにきても、自分がプランクトンか何かになったような気になる。シアター3000で、伊能図の番組を見て、梅が枝餅を買って帰る。 
 博多駅ではゴスペルのイベント。何か懐かしい感じがするのはなぜだと思っていたがふと気がついた。この手の合唱は、70年代はじめにNHKに出てた「ヤング101」的ノリなのである。
 福岡天神に戻り、ジュンク堂で本、丸善では丸善便箋。
 お高めのデザイン便箋に、例文が書かれて展示してあった。印象的でエレガントな手紙。書いてみたいしもらってうれしい。来年のカレンダーと手帳が出ていた。

 これは日田駅の待合室。
 日田まわりで大分に行った日は、大分市美で水戸岡鋭治展。ご本人がいらっしゃった。2011年博多での展覧会で、サインをいただいていたので、今回は遠慮した。私が行ったとき、たまたまいらっしゃったのではなく、個展のときは、つとめて会場にいらっしゃるようにしておられるのかも知れない。膨大な仕事量に圧倒される。駅に戻り、完成したOITA CITY周辺を歩く。大友宗麟さんも帰ってきてる。新しい?ザビエルさんもいる。北出口には、コンコースと同じ、巨大ニワトリさんもいる。