きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

別アングルからの大和

2006年03月06日 | 日々の暮らし
昭和20年代生まれの私が木製モデルの大和を作ったのは小学生の時でした。当時はプラモデルが出始めたころでしたが、船はなぜか木製が多かったのです。ただ飾っておくだけでなく近くの川や池で実際に走らせて遊ぶためだったからかも知れません。当時は木製のイ号潜水艦などもあり、潜腹に抱かせた板鉛の量や水平舵の角度調節しいかに滑らかに潜水・浮上させるかを悪ガキたちで競ったものでした。おかげで何度池に落っこちて、ずぶぬれで家に帰って母親に怒られたものか・・・。大和モデルは散々に遊んでがたがたになったころにBB弾(1円で2本買えた、爆裂花火)やマッチの軸を船体の各所に仕込んで、水に浮かべた状態で火をつけ、炎上していくのをあかず眺めたものでした。子供ながらにも大和の悲劇に思いを馳せていたのかも知れませんネ。

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