きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

タイ古式マッサージとレディ・ボーイ

2008年07月15日 | 旅行
 2001年夏、一念発起してというと大袈裟だが、タイ古式マッサージを学びに初めてタイに出かけた。按摩、指圧、マッサージ(ドイツ式、スエーデン式)など一通り学んでいたが、アーユルベーダやロミロミやタイ古式マッサージなど引き出しを出来るだけ多く持っておこうと、まずは近いところからということで、タイにしたわけで・・・。

 日本のスクールでも学べるのだけれど、それじゃ面白くないし、料金も高いので、ネットや雑誌でタイの学校を調べ、ワットポースタイル(南方系)はバンコクのThe Wat Po Traditional Medical School、チェンマイスタイル(北方系)はInternatinal Traininng Massage(ITM)と決め、直接電話で予約して(ITMではなんとあの有名なチョンコル先生自身が電話に出てくれました・・・受付がいなかったのかな・・・?)、航空券はHISで購入し、宿は現地に行ってから何とでもなると、50過ぎのおじさんがバッグパッカーのお仲間入りです。


 バンコクの学校の先生はタイ人ですが日本語を上手に話し、生徒は全員日本人。エステティックサロン経営のおばさんや、観光がてらの女性グループ、どっぷりタイに浸ってしまった風の若い女の子などが生徒で、大分に観光化されているように思われましたが、ここで30時間のマッサージと6時間のフットマッサージのコースを終了しました。汗ダクダクの毎日でした。

 その後、ITMで60時間のコースを終了しました。ITMはチョンコル先生じきじきの指導で、助手が(なぜか)ポーランド人のおじさん(自分もだけど)、生徒はイギリス、ドイツ、南アフリカ、アメリカ、マレーシア、など国際色豊で、日本人は私を入れて2人で、やっと外国で勉強していると言う感じがしたものです。
 毎朝、マントラを唱えて、ヨガをやって、講義があって、6時間のマッサージの訓練は非常に楽しく、エキサイティングであったことを覚えています。
 タイ古式マッサージを学ぶなら・・・加えて少しの冒険心があるのなら、日本ではなくチェンマイのITMが絶対お奨めです。そのほかにも小さな学校はいくつかあるので、機会を作ってまた別な学校に行ってみたい・・・と思いつつも時間がとれなくて、しばらくはタイとご無沙汰でしたが、その後、久しぶりに女房といっしょに観光で行くことができました。

 その時はあくまで観光で、女房をチョッと驚かせようと、レディ・ボーイのショウに連れて行きました。タイのオカマちゃん達はレディ・ボーイと呼ばれています。一般的にはショーに出ているようなオカマ芸人達を言うのかも知れません。町の土産物屋やホテルのボーイ、レストランのウエーターなど沢山のオカマちゃん達がいますが、彼らor彼女らもレディ・ボーイと言われているのかは定かではありません。バンコクで有名なオカマショウは日本人が多く住むスクィンビット地区の「マンボ」とアジアホテル内にある「カリプソ」で見られます。カリプソの方が老舗で、ショウは洗練されています。ホテルのコンソルジュも大概はカリプソを薦めます。内容は見てのお楽しみですが、結構たのしめます。何しろタイはオカマの本場なのですから。観客の中にも日本の観光客のオカマちゃんたちがいてキャーキャー言って、もう何がなんだか分からない世界でした。
女房の感想は「面白かった!」と「胸があるんだね!!!!」でした。

 <鍼灸マッサージサロン・セラピット>

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