きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

認知症の義弟のその後

2012年11月22日 | 健康・養生・鍼灸

先日、大雨の朝にスリッパのまま家を飛び出した義弟は27時間後に無事保護されました。

前回、夜に飛び出した時は5時間で逗子近くまで歩いて行って、横浜・横須賀道路の路肩を歩いているところを警察に保護されましたので、今回は経過時間から見て県外に行ったかもしれないとのことで、警察も広域手配をかけたようですが、なんと三浦市内で近くの和田で保護されました。

民家の庭先をうろうろしていて、民家の人にとがめられ・・・ちゃんと持たせていた迷子カードをしめして「道が分からなくなった」と話したそうです。警察が家まで送り届けてくれました。警察はじめ探していただいた皆様に感謝いたします。

以降、義弟には悪いのですが、日中も家にいるときは入り口のドア、窓に施錠しておくことにいたしました。その間、逃げ出す瞬間をみつけた女房と出口でのにらみ合いを何度かしたようで・・・いたしかたないと思っています。

少し落ち着いてきた矢先、女房からの連絡で、夜義弟がトイレではなく女房の寝室で・・・しかも女房のスーツケースに小便をしたということで、大パニック状態・・・。やはり、失認の症状で、家の中の様子が掴めず、また判断力もかなり悪くなっているようで・・・。トイレに行った後も、自分の部屋はすぐ側なのに戻れず、家中歩きまわって各部屋のドアを開けて探しまくります。いたしかた無いので、夜は義弟の部屋とトイレとの通路に導線を制約し迷わないようにしましたが、さてどうなることか。

行動パターンは大分掴んできたつもりですが、想定外のことが起き戸惑う毎日です。

認知症を抱えた家族の大変さというものを実感する毎日です。


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