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【ふるよに】ウツユリナ(刀鎌)について

2018年04月10日 | ふるよに
こんばんは、ゲンゲツです。

皆さん大決戦お疲れ様でした。戦績に満足された方、そうでない方いるかと思います。
しかし、予選に出られなかった僕としては、「全国の皆さんとふるよにを遊べる場に出られた」という事実が凄く羨ましいなぁと。
新幕ではぜひ出場したいものです。


さて本題。今回は僕が二柱選出の予選に参加するなら使ったであろう「ユリナ×ウツロ(刀鎌)」についてです。

Wikiにレシピが無く、新幕ではウツロが初期メガミに入っていないという、忘れ去られそうな組み合わせ…
ウツユリナ愛好家として、今こそ記事を残しておこうと思いました。
たとえ僕が駆け出しミコトであり、刀鎌含めた勝率がパッとしていないとしても!


1.なぜ刀鎌なのか。薙鎌じゃダメなのか?

各所で耳にする話。「刀鎌の良さって何なんですか?」
→好きな二柱だからだよ!
というのはあるんですが、恐らく格闘系の組み合わせならば、薙鎌の方が全体的に高いレベルでまとまっていると思います。

・サイネとウツロの適正距離が合っているため、連撃が可能。
・適正距離に移動する後退力。からの《圏域》による前進に対する牽制。
・《衝音晶》《無音壁》《音無砕氷》による高い防御力。
・《律動弧撃》でダストを確保し《灰滅》のへ繋げられる。
…書けば書くほど薙鎌の優位がハッキリしてきくるの気がするので、この辺にしておきます。

では、なぜ僕は薙鎌ではなく刀鎌を使うのか?
(正直、ユリナの方がサイネより使い慣れていたというのはありますが)
最大の理由は『相手の虚を突ける』事です。

例を挙げてみましょう。
・《斬》が入っているのに、《契約の楔》で《もじゅるー》を割る。
・まだ全然ダストが溜まっていない段階で2焦燥し決死、《天音揺波の底力》を直撃させる。

要するに
「ユリナ混ぜなら《契約の楔》は入らない」
「ウツロなら《灰滅》で決めに来る」
といった先入観を叩き潰す形で闘えるのです。

これが薙鎌だった場合、“入れるべきカード”で構築がほぼ固まり、相手もそれに対する立ち回り(対《律動弧撃》《音無砕氷》)で決闘が進んでいくのではないでしょうか(偏見あり)。

バランス良く、パワーの高い構築で、きちんと読み合いをしながら決闘をしたい方は、薙鎌の方が良いかもしれません。
しかし僕は違いました。予想外の一撃によって勝負を決める事に価値を見出したのです。


2.各カードの採用優先度とサンプルデッキ

・ほぼ確実に採用…《斬》《灰の右手》《影の壁》《遺灰呪》/《浦波嵐》
・多くの場合採用…《一閃》《居合》《塵の左手》/《天音揺波の底力》《虚偽》
・相手に合わせて採用…《足捌き》《契約の楔》/《灰滅》《終末》《陰陽事変「陰」》
・一部の相手に採用…《遠当て》《圧気》《円月》
・採用しない…《気炎万丈》《影の翅》/《浮舟宿》
・採用した事がない…/《月影落》


サンプル1:通常型
《斬》《一閃》《居合》《灰の右手》《影の壁》《契約の楔》《遺灰呪》/《浦波嵐》《天音揺波の底力》《虚偽》

《斬》《灰の右手》《遺灰呪》などで相手ライフを削りつつ《契約の楔》《虚偽》で妨害、隙を突いて《天音揺波の底力》で決めるタイプ。
通常の格闘戦をこなせる攻撃力と防御力のバランスが魅力。


サンプル2:対トコヨ、シンラ型
《一閃》《圧気》《灰の右手》《塵の左手》《影の壁》《契約の楔》《遺灰呪》/《灰滅》《虚偽》《陰陽事変「陰」》

かなりウツロに寄せる事で、扇と書のキャンセル力と切り札を潰していく。
十分フレアが削れるならば《灰滅》は《天音揺音の底力》で良いかも。


サンプル3:対ヒミカ型
《一閃》《遠当て》《足捌き》《円月》《灰の右手》《塵の左手》《影の壁》/《浦波嵐》《天音揺音の底力》《終末》

対ヒミカは苦手なので模索中。そこそこ殴りながらとにかく接近して行く。《終末》を撃つタイミングを間違えると再起せず負ける。
《天音揺音の底力》を撃つ機会あるのか?とも思うが、《灰滅》発動できるほどダストは貯まらないだろう。


3.各カード解説

《斬》…《天音揺音の底力》のリーサル圏内に入れるため、ライフを削るカード。

《一閃》…《天音揺音の底力》のリーサル圏内に入れるため、オーラを削るカード。

《遠当て》…中距離を厚くしても中距離戦に勝てる訳ではない。ほぼ対ヒミカ専用。

《居合》…相手に強烈な択を強いて、以降の行動をかなり制限させられる。

《足捌き》…接近しつつダストを肥やせるウツユリナと相性が良い。対中遠距離メガミに対して採用する。

《圧気》…攻撃力が貧弱な相手に対して接近しながら貼り、リソースを奪う。

《気炎万丈》…ウツロのオーラダメージは元々大した事ないので…不採用。

《月影落》…それこそ薙鎌の劣化になってしまうのでは?と思ってまだ採用した事がない。試してみるかな。

《浦波嵐》…防御と攻撃補助とダスト肥やしを一度にこなす。優秀。

《浮舟宿》…ダストが枯れる(笑) 不採用。

《天音揺波の底力》…リーサルウェポン。ウツロがいると《灰滅》に気を取られてケアが疎かになる人が多いみたいだ。

《円月》…ヒミカに開幕ワンパンしたいカード。

《灰の右手》…これがあるからウツロを使いたいその壱。相手が苦い顔でダメージ選択するのを待つのが楽しい。序盤はライフ受けされる事が多く、《天音揺音の底力》のリーサル圏へ近づけられる。

《塵の左手》…フレアを溜め込むメガミに対して採用する。

《影の翅》…近距離から離れたい事はほぼ無い。不採用。

《影の壁》…《ラピッドファイア》と《梳流し》に対応する時以外の防御性能は特に優れていないが、背に腹は替えられない。

《契約の楔》…《もじゅるー》粉砕兵器。また、《梳流し》、設置、ユキヒ「開」など様々なメガミに対して刺さる。まぁ自分のユリナも動けなくなるんだけど…

《遺灰呪》…これがあるからウツロを使いたいその弐。これと《居合》によって相手を後手後手の状態に追い込む。

《灰滅》…20貯めるより《天音揺音の底力》撃った方が速いよ?() とは言え、このカードが必要とされる決闘もある。また、入れてないとしても、相手が過剰に意識する事で受ける恩恵も多い。

《虚偽》…シンラの野望を打ち砕く特殊防御。それ以外にも刺さるメガミは多いが、「《論破》の破棄後、カードが帰ってこない」「無限ヤクシャ」などには注意。

《終末》…ドロースキップか《音無砕氷》を相手に強いる事ができるが、貼るタイミングをミスると大した成果を上げられずフレアを浪費する。

《陰陽事変「陰」》…序盤のテンポを投げ捨てる代わりに相手の重い切り札を封じるイメージ。持久戦が予想されるならば、これと《灰滅》を採用するのもあり。


4.最後に

ユリナ×ウツロには強力なコンボは存在しませんが、相手に合わせて有効なデッキを構築していくメタビート的な要素が楽しいです。
新幕が出るまであと少し、試してみてはいかがでしょうか?

長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ではでは!

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1 コメント

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追記 (ゲンゲツ)
2018-04-13 00:29:57
《遠当て》並びに《円月》については今後も研究が必要そうです。
刀鎌は中縁距離で特に優れた所は無いのですが、
「右手左手と合わせて殴り続ける」という展開が鍵となる闘いがあり得るからです。
その場合、円月の間合いに合わせるためカードである《影の翅》の評価も変わってくるでしょう。

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