2月の締めに相応しいカードがやって来ました。
前置きなど不要!今日のカードはこちらです!
過去最強と言って良いでしょう。
ブシロード版以外すべてデメリット能力だった「大喰らい」が無くなり、Gレギュ版よりも強い召喚能力。
そして新たにイニシ+1を得ました。この+1が何とも絶妙です。
20th環境ではイニシ+があまり付かず、マイナス持ちはほとんど存在しません。
なので、イニシ+1を持っている大砂蟲はナチュ率を上げる事はあっても、下げる事はほとんど無いのです。
更に、召喚術師にも恵まれています。
リコルやマフィンを見ると「これ、絶対大砂蟲を活躍させたくてデザインしただろ」と思ってしまいますね。(ネイチャー対象術師…?ウッ頭がッ)
極めつけは大砂蟲の暴力的な基礎値を活かすための地形たちです。
《百岐路の迷宮》、《白いジャングル》、《鋼の門》、そして《戦慄迫る日々》。
大砂戦慄にカワイコチャンが吹き飛ばされる事数知れず。
僕はしみじみと思いました。
モンコレは「モンスター・コレクション」であって、
「英雄ガールズコレクション」ではないのだと…
さて、ここまで大砂蟲の暴力的なステータスとそれをサポートする豊富なカードたちについて書きました。
しかし、20th環境において大砂蟲がここまで存在感を発揮する(個人的には「大砂蟲を楽にいなせないデックは問題がある」と思っています)最も重要な理由は別にあります。
それは、
・死亡/破棄/場から除外/20点以上のダメージ が極端に少ない
・先攻高打点デックが限られている
の2点です。
実際、アルビオンデックにとって大砂蟲は恐るるに足らない存在ですし、
《タイダルウェイヴ》、《ブライアー・ピット》(あとキャッチ&ディフェンダー)を持つ水土ドラゴンにとってもナチュさえ起こらなければ対処は簡単です。
しかし大砂蟲対策を怠ったデックの場合、
「《イビル・デッド》で寝かせたが、ダメージが足りない」
「パンプで耐えたが反撃パンチが届かない」
という事がたびたび起こります。
こうして、重要なリソースを文字通り"大喰らい"され、最後にはナチュで何もかもがご破産になってしまうのです。
大砂蟲は《剣の侯爵アスモデウス》と違い、入るデックを選ばないユニットです。
なので、ナチュ以外は早々に撃滅できるようにデックを組み、
「こちらから叩きに行く」という姿勢を取っていた方が良いと考えます。
(召喚する側はそれを見越して自陣後列に召喚したり、誘導するように配置したりします。この辺の駆け引きが僕はとても好きです)
今回はこの辺で。いやはや、大砂愛が高ぶって結構書いてしまいました。
3月から更に更新頻度が落ちるかもしれませんが、大砂について語って最終回!とならないようにポツポツ続けていこうと思います。
次回の頭文字は「え」!大砂蟲の直後にこのカードが来るとは…深い…お楽しみに~