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塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り ズワイと冬瓜の塩中華

2011-06-07 12:33:43 | 麺処_2011
 以前から告知されていたSP麺が本日より提供されている西ヶ原
の「西尾中華そば」。午前中の打ち合わせを終え、すっ飛んで店
頭へGO。

 本日から7月3日頃まで1日7食が提供されるその一杯は「ズワ
イ蟹と冬瓜の塩中華」900円。本ズワイ蟹を丸ごと冬瓜と一緒に
スープが摂られ、蟹の殻と脚から摂った蟹油と塩ダレが加わった
SP麺である。
 早速、目の前にその一杯が登場。蟹の脚の身なのだろうか、白
い花が咲いたようにスープに浮かぶ。蟹の泡を彷彿したようなそ
れは、メレンゲでした。

 甲殻系の中でも風味の高いズワイだけに、深みのあるコクがい
っぱい詰め込まれたようなスープで、とても上品な味。これは旨
いぞ。レタスもスープが染み込みハンナリ状態でいいなあ。

 満足しているところでサプライズ。卵の黄身が乗ったご飯が登
場し、これを器にぶち込んでサラッとすすった。この黄身も旨い
なあ。ご馳走様。


Weekendの麺処巡り 大山で海老塩そば

2011-06-04 19:47:24 | 麺処_2011
 今週末は栃木の山奥で仕事、本日の宿は水戸。で、ホテルでくつ
ろぐ前に麺処へ。新しいお店でもとサーチすれば、先月の5月25
日にオープンした「らー麺街道」なる麺処が水戸駅ビル「エクセル
みなみ」4Fにあった。東日本大震災の影響で、ビル内は一部開業で
6月23日が全体のグランドオープンだとか。

 どれどれと、お店を覗いてみると「なんつッ亭」「支那そば一本
気」「つけめんTETSU壱の木戸ichi-no-kido」「らあめん大山」の
4店舗が入っている。並びはTETSUが一番多い。サクッと頂きたい
ので「らあめん大山」へGO。

 券売機で「海老塩そば」830円のチケットを購入してカウンター
へ。大山(たいざん)といえば駿河湾の桜海老、そのかき揚げのの
った一杯が大のお気に入りであるが、こちらの水戸店にはメニュー
になかった。

 登場した器からは上品な海老の香りが立ち上り食欲を刺激する。
スープをすすると、その海老の風味が口いっぱいに広がり舌を唸ら
せる。これは旨いぞ。淡麗スープに細麺がピタリとマッチ。旨いな
あ、ご馳走様。

らあめん大山
茨城県水戸市宮町1-7-31 エクセルみなみ・らー麺街道内
11:00~22:00 無休

Weekdayの麺処巡り べんてんで冷やし油そば

2011-06-03 12:18:43 | 麺処_2011
 新宿の某所で打ち合わせを終え、さてランチ。何処にしようかと
考えていると、身体が勝手に高田方面へ。このところ週末の「べん
てん」詣でから遠ざかっており、それにもまして今週来週末と仕事
の予定があり、このあたりで伺うことにした。

 昨日と打って変わって晴、気温も上昇し拉麺モードではないので
こちらの「油そば」800円を頂こう。いつも思うが、こちらのこの
一杯は油そばと呼ばずに“味噌和え麺”と呼びたくなる。特製ラー油
のかけられた麺。この麺が多いため底からかき混ぜる攪拌率も高く、
味噌を絡めて和えるようにして口に運ぶ。ウン、和え麺だ。

 本日の味噌ダレは辛味が抑えられ万人向けのよう。旨いなあ。最
後は割スープを注いでいただき、フィニッシュ。ご馳走様。


Weekendの麺処巡り 黒ナベで鶏とアゴの塩拉麺

2011-05-29 13:31:19 | 麺処_2011
 ある麺友から2週間程前にSP麺の情報がメールされてきた。それ
は、本日、東池袋の「焼豚ソバ 黒ナベ」で「鶏とアゴの塩つけ麺」
が振る舞われるというので、JR池袋駅からいくつかの有名麺処の店
頭をスルーして目指すお店にGO。

 こちらのお店、いつもは冨山ブラックのような醤油味の濃い拉麺
やつけ麺が提供されているのだが、今年の2月に振る舞われた和え
ソバ「トリボナーラ」は、クリームもチーズも使用しないで鶏の脂
だけでソースダレのSP麺が最高に印象に残っている。そんなお店の
SP麺、今回はどのような一杯なのか楽しみで開店を待つ。

 開店間近には顔見知りの麺フリークな皆さんも揃い、一斉に入店。
店内はいつもの焼き豚ではなく、比内地鶏の風味が漂い、登場する
間の余韻もピークを迎えている。つけ麺だけと思っていたら、店主
から“本日は涼しいから拉麺も提供します”のコールが。
 ならば、今回は拉麺750円のチケットを購入して厨房の作業を
ソッと眺める。そして、登場した比内地鶏とアゴの塩拉麺。

 まずはスープと麺だけの器が登場。鼻を近づけると鶏の独特の風
味がくすぐる。口に含んだスープは比内鶏が前面に押し出され、ア
ゴは隠し味のように控えているようだ。これに開化楼の縮れた細麺、
良い組み合わせだ。
 こちらのチャーシューはあえて語ることもあるまい、とても工夫
された味付けがされている、素晴らしい。この一杯に合うのは白髪葱
のようの気がしたが、全体的にこちらの店でこれほど洗練された拉
麺を頂けたことが大収穫。旨かった、ご馳走様。

Weekendの麺処巡り ふわふわで「師範」認定

2011-05-28 14:50:54 | 麺処_2011
 先日、一条安雪家元からお誘いを受け、本日の土曜日から始まる
「師範」認定の作法試験を受けるため、渋谷を後に新宿・舟町の
「ふわふわ」を訪れる。
 こちらの麺処では、これから毎週土曜日をがんこ王道の拉麺であ
る“牛骨スープの日”として、醤油拉麺が振る舞われることになっ
た。日曜日が「悪魔」だから、毎週末はイベントデーになるようで、
創業から1ヶ月、まだまだメニューや創作麺の試行錯誤が続いてい
る。

 店内は力強い牛骨の香りが漂い、懐かしさが込み上げてくる。や
はり“がんこ”だなあ。店頭の告知ボードには横関店長が青戸時代
に提供されていたレシピで作り上げたスープの一杯が振る舞われる。
アッサリ780円をお願いした。

 かなり前になるががんこ六代目を頂くのは久しぶり、感激のあま
り熱いものが込み上げてくる。器を持ち上げるなり、無心で脇目も
ふらず箸も休めず一気に平らげた。懐かしい味で感慨深かった。

 そんな姿勢が功を奏したのか、一条家元から「師範」として認定
していただいた。なんと第1号とのこと、ありがとうございました。

 旨かった、ご馳走様。「がんこの会」の日はご一報下さい。

Weekendの麺処巡り すずらん8周年記念の麺

2011-05-28 14:26:32 | 麺処_2011
 2003年5月22日に創業された渋谷の「中華そば すずらん」、
8周年を記念して「水雲麺」(すいうんめん)と名を打ったSP麺が
限定で振る舞われている。早速、昨日の夜の部に伺ってみたところ
売り切れとのことで、本日、再度の訪問となった。
 開店前にスタッフの方が注文を取りに来られたので、8周年限定
の「水雲麺」1,550円とサービス味玉券を取り出してコール。何食
分あるのか伺うと、5食程の提供で、何日か分からないものの当分
続けて振る舞われるそうだ。
 一番奥の席からだと厨房作業がよく拝見でき、中華鍋を振る動き
は中華料理店のよう。

 そして、注目の麺が登場。鶏と浅利から摂られた清湯スープの中
に、幅広の平打ち自家製麺が泳いでいる。いや、手のひらの中でグ
シャリと潰されたような不定型な形で浮かんでいる。これは麺とい
うよりも雲呑の皮のようでもあり、口の中では絹のようなサラリと
した食感に、喉元を過ぎる瞬間に恍惚した充足感が込み上げてくる。
塩味の効いたスープとも相まって旨いなあ。

 もう、この麺とスープだけで充実した満足感が漂う中、別皿でト
マトと浅利の玉子とじチリソース登場。辛味もホンノリと入り、大
蒜のスライスも柔らかで、これも旨いぞ。大振りの浅利やトマトを
つまみながら麺やスープをすする、途中から器の中にチリソースを
ぶち込み変化する味を確かめる。これは旨い。食べ終えた後は、顔
面や頭皮から大量の汗が噴き出していた。旨かった、ご馳走様。

Weekdayの麺処巡り がんこ八代目で冷やし塩

2011-05-25 12:27:28 | 麺処_2011
 先日、外神田の「がんこ八代目」へ連絡を入れると北澤店主から
“ヒンヤリなら25日から始めるよ~”と嬉しそうな声が返ってきた。
田原町で打ち合わせを終え、ランチを頂きに末広町へGO。

 店頭にある券売機をよく見ると、一番下の左側にありましたヨ、
「冷やし塩拉麺」が。お値段は昨年と同じ800円。本日は朝から快
晴で気温も24度前後、冷やしの時期ですねえ。
 器もその中に注がれたクリアなスープもキンキンに冷えている。
鶏のもも肉と黄金色の縮れ麺、カリカリ梅が眼を表しているのだろ
うか、ウサギの顔が浮かんでくる。

 いつもの塩拉麺のスープとは少し違い、旨味だけを冷やしたようで
混じりっけなしのピュアでストレートな味わい。苦みも匂いも不純物
を感じない爽やかなスープ。いいなー、この冷やし。これからの季節、
熱い火照った身体を、この冷やしがヒンヤリと包み込んでくれるだろ
う。旨かった、ご馳走様。


Weekdayの麺処巡り ふわふわで土曜が牛骨の日に!!

2011-05-24 15:36:49 | 麺処_2011
 宗家一条流がんこラーメンの家元・一条安雪さんから緊急連絡が
入りました。要するに“拉麺をすする”ことをイベントにしようとの
ことです。で、その内容は次のとおり。

 新宿舟町の「ふわふわ」で、今週末の土曜日から毎週、「牛骨の
醤油拉麺」(あっさり&コッテリが選択可)が提供されます。
 そして、先日も店内の手書きインフォメーションのとおり、土曜
日・牛骨をオーダーされた方の一部始終(箸の割り方から麺や具の
食べ方、スープの味わい方、また飲み干しフィニッシュするまで)
を家元が見定め、一定以上の基準を超えると「師範」の認定証が発
行されます。
 さらに、「師範」に認定された方は、不定期に開催される「がん
こ会」と名の付いた夕餉の会に参加でき、愉しい会話と酒と肴が振
る舞われるとのことです。
 一条家元曰く、「多くの皆さんのご来店をお待ちしております」
とのことでした。興味のある方は、どうぞご参加を。


Weekendの麺処巡り むろやで蛤

2011-05-22 15:28:18 | 麺処_2011
 新宿の舟町から四谷4丁目の「ラーメン むろや」へ。

 本日限定の「蛤拉麺」800円を頂こう。店内には最近よくお見
かけするはやぶささんがいらっしゃる。

 先ほどの「ふわふわ」のあらすじを話していると、蛤の一杯が目
の前に。スープを口に含むと蛤の奥深い風味が抑え気味で伝わって
くる。こりゃ旨い。いつものビターな煮干しは感じられない。蛤だ
けの大人びたスープだ。旨いなあ。ご馳走様。
 高価な食材だけに、当分提供されることはないとのことだが、出
汁はタップリとキープされたようで、明日の月曜日も限定SP麺と
して提供されるとのこと。

Weekendの麺処巡り ふわふわで塩悪魔

2011-05-22 15:06:01 | 麺処_2011
 先日、一条安雪家元からホットラインが入り、
“いままでがんこの店で、塩味の悪魔を食べたことがありますか?“
と問い合わせがあり、私は頂いたことがないので
“ありません”と応えると、一条家元曰く、
“それなら次の悪魔は、塩で提供します”との返事。
 で、その「塩の悪魔」の提供日が本日なのである。そして、食材
のズワイガニが間違ってボイルされたものが届き、急遽、渡り蟹の
スープになったことが告げられる。ボイルされたズワイはトッピン
グにするとのこと。

 開店時間の少し前、賄い用のかけ拉麺を店頭で味見する一条家元。
そのパフォーマンスで“旨い”を連発。今回も悪魔の味にはならず、
旨味タップリのスープとなった。そこで、本日の提供は“旨い”一
杯か、“悪魔”の一杯か選択が出来、それぞれ確認しながらの振る
舞いとなった。
 早速、“旨い”方の“塩の悪魔”が目の前に登場。スープをすす
ると甲殻系の風味がふんだんに香りウマウマ。これは旨い。いつも
の悪魔肉も白っぽいものの塩気は抑えてある。旨かった、ご馳走様。
本日の日曜日から毎週、悪魔が提供され、定休日は月曜日となった。

 ところで、店内のインフォメーションでは、「麺喰道」と題した
師範認定の会が毎月第2土曜日に開催され、作法・喰いっぷり・格
好良さ等の基準で師範に認定されると、「がんこ会」なる一条家元
が作る手料理が振る舞われる飲み会に参加できるという。