goo blog サービス終了のお知らせ 

塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekendの麺処巡り がんこ総本家でヒトデナシ塩

2011-08-14 14:46:31 | 麺処_2011
 いつの間にか屋号が旧「ふわふわ」から「がんこ総本家」に変わ
ってしまった新宿・舟町の麺処へ。
 一条安雪家元のブログでは、札幌・丸山で屋台拉麺からスタート
し今年で35周年となり、それを記念して8月13日から15日の3日
間、SP麺が振る舞われる。

 初日の昨日は、生雲丹の大悪魔だったそうで、未食。ならばと中
日の本日はヒトデをメイン食材とした「ヒトデナシ塩拉麺」1,500
円だとか。ヒトデからスープが摂れるのかなあ。

 と、半信半疑で店頭に到着。家元が店内から出てこられたので、
まずは35周年のお祝いの言葉を交わしながら、気になるヒトデ
食材のことを伺う。横須賀の三笠公園で一条家元が収穫してきた
ヒトデはスープ用とトッピング用にドッサリとあった。

 開店前には湯がいたヒトデも試食パフォーマンスもあり、いつも
の総本家の光景が巡るめく開店。
 本日のスペシャルは35周年分の味が詰まっているようで、チャ
ーシューは3枚。トッピングはカウンターの上に置かれたヒトデを
自由に何匹でも取って良いとのこと。

 スープは、これは旨い。メインはヒトデではないはずだが鶏と魚
介のバランスの取れた旨いスープだ。ヒトデはどけておいて、麺と
スープを堪能完食した後にヒトデを手でほぐす。桃色した卵巣部分
をすすると雲丹を彷彿させる珍味だった。ご馳走様。

Weekendの麺処巡り ひだまりで和塩

2011-08-13 20:33:41 | 麺処_2011
 本日、関西の出張から東京に戻るものの、帰宅前に開店したばか
りの新しい麺処へ夕方の部に伺った。

 その新規開店の「麺や ひだまり」の屋号がつけられた店主は、元
麺屋宗・中目黒店長の村山さんで、食材に相当のこだわりをもたれて
いる方。

 早速、暖簾をくぐり券売機を眺めると「味玉和塩」750円が左側
のトップにあったので和塩を購入。厨房には若い店主とスタッフが数
名、その中に眼光鋭いベテランの方が無言で指示を出されていた。
 登場した器の中は、見るからに旨そう。スープをすすると力強くは
ないもののほのかに宗田節、本枯れ節、煮干しなどが鶏を抑えて感じ
られる。良い味だ。麺は自家製だろうか、特注だろうか?

 3日間、京都を皮切りに奈良、大阪と仕事で巡ってきたが、その疲
れも吹っ飛ぶ、和を基調とした優しい味の一杯に心が和んだ。旨い和
塩、ご馳走様。
 “谷根千”に素晴らしい麺処が出来た。これからこの辺りの街巡り
のフィニッシュに立ち寄るのが愉しみな麺処だ。

麺や ひだまり
文京区千駄木3-43-9
11:30~15:00、18:00~22:30 月曜定休日
HP http://menya-hidamari.com/

Weekendの麺処巡り 大龍軒で松坂あぶらかす麺

2011-08-13 14:40:52 | 麺処_2011
 クライアントの代理店で仕事の打ち合わせを終え、大阪の市内か
ら吹田へGO。ランチを頂きに松阪牛を使用した「松阪牛麺」1,000
円を頂きに「松阪牛麺 大龍軒」へやって来ましたヨ。

 並びもなくススッと暖簾をくぐり券売機でお目当てのチケットを
購入してカウンターへ。店内は牛肉の旨そうな香りが漂い、お腹の
ムシも甲高く鳴いているようだ。ところが間違ったチケットを購入
していた。「松坂あぶらかす麺+ご飯」1,000円。気がついた時に
は目の前にお盆が到着。

 “あぶらかす”が浮かんでいる。このあぶらかすは牛の背脂と腹
脂から自家精製されたものだという。あぶらかすをつまんでみると、
この旨さに人気があるのも納得。

 スープは宗太鰹や鯖節と昆布で摂られた和出汁に、しょう油ダレ
のカエシだ。まさに関西風饂飩と同じ塩梅。食べ進むうちにおぼろ
昆布がのっかっており、これなども粋な演出だ。全粒粉配合の麺と
の相性も良いようで、輪切りの檸檬を搾り酸味を加えて頂いた。最
後は、ご飯をスープの元にぶっ込みおじや風を頂いた。旨かった、
ご馳走様。次回来た時は「松坂牛麺」を頂こう。

松阪牛麺 大龍軒
大阪府吹田市津雲台7-5-1  050-1306-2875
11:30~14:30、18:30~21:30 日曜~21:00 月曜定休日

Weekdayの麺処巡り 拳で塩

2011-08-12 20:04:19 | 麺処_2011
 本日は打ち合わせや営業廻りで奈良方面へ。
 再び洛中のホテルに戻り小休憩をして夜の部の麺処へ。

 三条御前にあった「こぶ志」が、呼び名は同じ屋号の「拳ラーメ
ン」に替え丹波口近くに今年3月28日に移転。こぶ志の頃から旨
い塩拉麺を頂いているので、ウキウキしながら伺った。
 ところがネットで調べると、その「こぶ志」が6月8日からメニ
ューを一新(カレー系)して営業を再開された。詳しくはHPで。

 さて、メニューを見ると塩系としょう油系の二柱で営業されてい
る。塩系の「拳拉麺」750円を注文。以前の「こぶ志」と違うとこ
ろは女性スタッフが2名加わり、ご主人は麺の製作作業に邁進でき
るという素晴らしい体制になったところかな。
 そして登場した一杯、器は歪なラッパタイプで、朱色の“拳”が
鮮やか。スープをすすると海老の香りがトップで飛び込んできて、
ジンワリと塩味が伝わってくる。以前の味とは変わっており進化し
ているのだろう。

 麺は京都で有名な製麺屋「麺屋 棣鄂」(ていがく)の全粒粉が配
合された蕎麦のような食感のある細麺で、このスープに良い案配だ。
全体的に完成された塩拉麺、旨かった、ご馳走様。

拳ラーメン
京都市下京区朱雀正会町1-16  075-351-3608
11:30~14:30、18:00~22:00 水曜定休日
店主ブログ

Weekdayの麺処巡り ひだるか屋で塩

2011-08-12 17:53:42 | 麺処_2011
 本日は早朝より奈良に伺っている。午後に天理で営業の打ち合わ
せがあるので、早朝を利用して“柳生の里”を巡ってみた。なかな
か良い里で勉強になった。そのレポは後日。

 ランチは大和高田市の麺処へ。駅から目的の麺処までに、地名の
由来“神楽”を示す看板があった。これも勉強になるなあ。

 旧店名「いごっそう」から「ひだるか屋」へと屋号が代わり、以
前にも増して塩拉麺が旨くなったと評判のお店。

 早速、塩拉麺600円を注文。モヤシが多く入っているのが気にな
るが、スープも麺も旨い。この価格でチャーシューが3枚、味玉半
個はおみごと。出来れば、モヤシは選択トッピングにしていただき、
メンマを追加していただくと嬉しいなあ。旨い、ご馳走様。
 奈良の麺処は大手資本のチェーン店以外は夜からの営業が多い中、
こちらの店は昼営業でメニューのトップに塩、他のお客さんのオー
ダーも塩が多かった。アッ、お店の名前の由来を聞き忘れた。

ひだるか屋
奈良県大和高田市神楽3-1-20 サンプラザ1F
11:30~15:00、17:30~21:00 水曜定休日

Weekdayの麺処巡り すがりでもつつけ麺

2011-08-11 20:27:39 | 麺処_2011
 宿泊先の老舗ホテルで少し休憩して、夜の部の麺処に伺った。
そこは、昨年も同じ頃に暖簾をくぐった「和醸良麺 すがり」で、
四条烏丸から路地を入ったすぐのところ。町屋を改造された麺処
で、洛中を訪れると必ず訪れたくなる雰囲気が良いんだな。

 まずは引き戸を手前に引いて、鰻の寝床状態の三和土をとおり、
券売機で「もつつけ麺」2玉880円のチケットを購入し、中庭を
眺めながら第2の扉を開けると店内に入店。

 こんな広いカウンターで、ここでキンキンに冷えたドライマテ
ィニをすするのもいいなあ。と思っていると、注目の麺が登場。
麺は「高倉二条」と同じ全粒粉配合の麺で、見た目は蕎麦そのも
の。でも頂くと小麦の香る喉ごしのいい麺だ。

 つけ汁に入ったモツは、全く臭味もなく旨い旨い。焼き目のつ
いた白ネギと大蒜の茎が食感も良くて、食べ進むうちの良いアク
セントになっている。こんな使い方も洛中らしいなあ。旨いつけ
麺でご馳走様。

Weekdayの麺処巡り 極鶏で鶏だく

2011-08-11 18:38:13 | 麺処_2011
 午後の打ち合わせまでに時間があったので、この一乗寺でさらに
麺処へGO。この一乗寺界隈は、「天下一品総本店」を筆頭に数多く
の麺処がひしめき合い、しのぎが削られているところだけに、どの
お店も有名店ばかり。

 そんな処で今年、5月4日に創業された「麺屋 極鶏」(ごっけい)
が猛烈な勢いで人気店となり並びも凄いという。ではと、早速、暖
簾をくぐる。情報を仕入れると、こちらの店主は北山にある「タン
ポポ」先代の一番弟子だとか。これは愉しみだ。

 メニューの中から基本の「鶏だく」650円をオーダー。
 さて、登場した一杯、見るからに粘土性の高い濃厚な鶏白湯スー
プで、鶏のシチューのようだ。ところが口に含むと意外とサラリと
しており、鶏肉や昆布の旨味が伝わってくるゾ。鶏ガラだけでなく、
鶏肉や香味野菜などが煮詰められだドロ系なのだが、今までになか
った爽快な旨いスープ。

 このスープに京都で有名な製麺屋「麺屋 棣鄂」(ていがく)のス
トレート麺がまとわりつくように絡み良い塩梅。廻りの方は麺を食
べ終えるとご飯を投入し、お茶漬けのようにササッと豪快に掻っ込
まれていたなあ。食べ終えた後も満足そうな笑顔が輝いていた。

 いやあ、素晴らしい鶏白湯、旨かった。ご馳走様。

麺屋 極鶏
京都市左京区一乗寺西閉川町29-7  075-711-3133
11:30~14:30、18:00~売り切れまで 不定休

Weekdayの麺処巡り 伊佐夫で塩そば

2011-08-11 18:22:49 | 麺処_2011
 本日から仕事で関西に来ておりまして、ランチを頂きに京都市左
京区の一乗寺にある「伊佐夫」の暖簾をくぐる。こちらは昨年10
月10日に創業されており、当時は塩味オンリーだったところ、最
近醤油味もあるという。この一乗寺界隈は拉麺店のメッカで、至る
所に拉麺の看板が掛かっている。この伊佐夫のある白川通りの目の
前には「天下一品 総本店」もありますヨ。

 先々週末には大津の琵琶湖を眺めながら仕事をしたのだが、やは
り京都も激暑で歩くのにも一苦労。そんなコンディションの中、頭
は熱風でぼんやりしているものの、気力で熱いアツ~イ拉麺を頂く
のである。

 「塩そば TEN麺」700円をオーダー。
 注目の一杯が目の前に登場する前から店内は、鶏やアゴの風味が
漂っており雰囲気は最高潮に達し期待も高まる。清湯の上品なスー
プに平打ちの縮れた自家製麺が泳いでいる。特に麺は店主さんが北
海道まで行って小麦粉の現地調査をされたという。

 鯛煮干しと近江地鶏出汁のサラリとしたスープが良いなあ。アッ
サリとした中にも気品のある味に重圧感が出ているようだ。これは
旨い一杯だった。ご馳走様。

伊佐夫
京都市左京区一乗寺樋之口町27
11:00~14:30、17:30~20:30 月曜定休日

Weekdayの麺処巡り はら匠で塩そば

2011-08-10 16:10:07 | 麺処_2011
 本日、経堂に新規開店の「はら匠」(HARASHO)へ。こちらの
麺処は、高円寺にある豚骨しょう油の「あいはらや」の支店となる。

 早速、暖簾をくぐると券売機に「塩そば」650円のボタンがあっ
た。そして目の前に置かれた一杯、澄んだ清湯のスープが美味しそ
う。三河屋製麺・特注の軽くウェーブのかかった細麺が泳いでいる。

 口に含むとあっさりした中にも塩の旨味が感じられる。後で伺う
と、メキシコ沖の海水から摂られた平釜の塩が使われているという。
それに昆布やドンコの風味がとても良いバランスで閉じこめられて
おり、なかなか奥深い塩で大満足。旨い一杯だった、ご馳走様。

 その後、すぐ近くの新店「らーめん桜食堂」(世田谷区経堂5-29
-20)の店頭に到着すると、シャッターが閉じられていた。ドアの
ところが少し開いており、店内からスタッフの方は出てこられ、一
言「券売機のパーツが壊れたので修理のため開店は1時間後です」
とのことだった。こちらの店は次回に廻そう。

はら匠
世田谷区経堂1-4-10 アイハラビル1F
11:00~翌1:00



Weekendの麺処巡り 頑者TOKYOで濃厚つけ麺

2011-08-07 20:04:14 | 麺処_2011
 昨日(8月6日)、本川越「頑者」の姉妹店が池袋にオープン
した。本日、千葉で仕事を終えて伺ってみた。屋号はこれまた長
い。「TOKYO UNDER GRAND RAMEN」と出ているが、長いの
で「頑者TOKYO」と呼ぶことにする。

 早速、券売機を見ると「つけ麺」には濃厚とライト(淡麗)の
2つのタイプがある。頑者でライトとはどんな味なのだろうか。
後で伺うとしょう油味のつけ汁が提供されているとのこと。ここ
は正統派の濃厚でいこう。麺はS(200g)とM(300g)が同
料金なのでMを注文。

 さて、登場した一杯、麺が光っていますよ。頑者の同業製麺会
社・ひかり食品の自家製麺は極太でエッジが鋭い。これに頑者の
つけ汁、このセットが池袋で頂けるとは、ありがたいなあ。

 鰹の削り節が良い感じの風味を振りまき、そのつけ汁の中には
ノーマルのトロトロチャーシューにほぐしも入っている。これは
旨い。最後はスープ割りでフィニッシュ、旨かった、ご馳走様。

頑者TOKYO UNDER GRAND RAMEN
豊島区西池袋1-1-30 東武ホープセンター内
10:00~22:00 無休