夕庵にて

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怪談双子宿

2018年06月15日 | 
『怪談双子宿』 郷内心瞳著 竹書房文庫
時間つぶしに読んでみたが、怪談話にはほど遠い話ばかりで一寸拍子抜けの感。普通は2,3日で読み終えるのが常だが、今回は机の上に放りっぱなしで2ケ月は過ぎたろうか。1ページいや半ページにつづられた話が多かった。廃校や病院の設定もありふれたもので、恐怖を感じさせる事件簿は何もなかったように思う。それよりも小さいころ、寝苦しい夏の夜、ひとつの大きな蚊帳の中で兄弟と順番に怪談もどきを語り合ったのを思い出す。声の大小、手振り身振りよろしく最後には大きな声で驚かすそのタイミングも心得たものでも、何回聞いても恐ろしかったな~。今でもその話の一つや二つははっきりと思い出すことができる。まあ暇つぶしと諦めよう。


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