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せっかく歌ったのに…

2009-08-10 12:30:27 | Weblog
先週は のりピーの話題で持ちきりだった。最初、清純なイメージから、のりピーは子供を連れて失踪していたので『もしや責任を感じて…』などと、いろんな憶測が飛び交っていた。中国のニュース番組では、『彼女らしき女性の遺体が摩周湖に浮かんでいた』とまで、まことしやかに報道されたほどだった。

私も早く のりピーに戻ってきてほしくて、願いを込めてカラオケで『蒼いうさぎ』を歌った。


しかし、のりピーの《失踪》は、実は《逃亡》だった。今や のりピーは、『ラリピー』とまで、巷では呼ばれ始めているらしい。

『法』の子と書いて法子(のりこ)。あろうことか、裁判員制度のビデオや、麻薬撲滅コンサートなどにも出ていたそうだ。

信じられない、確かに驚きのニュースだが、のりピーの事件で、やや目立たなくなってしまった押尾学の事件。実は私は、こちらの事件の方が大変な事件ではないのか?!と思っているのだけれど、世間は のりピーに完全に度肝を抜かれてしまっている様子だ。

押尾学の事件では、女性が一人お亡くなりに なっている。覚せい剤に手を染めても、なぜか社会復帰できてしまう芸能人。(それも昔から不思議に感じているのだが…)この一般人の女性は、命を失っている。女性が具合悪くなった時、押尾学とマネージャーは彼女を放置して、我が身を守ることしか考えなかったのではないか?! 救急車を呼ぶまで4~5時間かかっているそうだが、もし すぐに救急車を呼んでいたら、助かった命かも知れない。そう思うと、「人の命を何だと思ってんだ!?」と言いたくなる。

のりピーも逃げた。日本の警察は凄い。もう逃げても遅いのだ。のりピーも押尾学も、現実から逃げたおかげで罪が重くなってしまった。


彼等だけではなく、今 多くの人が『自分がよければ それでいい』という感覚でいる。無意識に、そうなってしまっていることが怖い。『自分のことだけじゃない』と言う人も、せいぜい自分と、自分の周りの親しい人のことぐらいしか考えていない。

もっと大きな意味で、すべてはつながっているということを感じてほしい。 意識レベルの高い人といると、とても気持ちがいい。自分以外の周りのことに気を配ることのできる大人の男性は、本当に なかなかいない。好きな人の前だけでなく、すべての人に対して常に高い意識を持っている人は、やはり仕事も成功している。

終電近い電車に乗ると、自分のことしか考えていない人が いっぱい溢れている。まず私が絶対にしないのが、イヤホンで音楽を聴くことだ。これは、自然の音を聴くのが好きというのもあるが、聴く(聞く)ことの大切さを知っているからだ。人間は、生まれてきた時、しゃべれない。目も見えない。耳で聞くことによって、いろいろなことを知り、考え始める。聞くことで回避できる危険も多い。世のオジサンは、人の話を聞かないが、今やオジサンだけを責めることはできない。人は聞かなくなった。外の音をシャットアウトして、自分の好きな音楽を聴くことで、人の話が『聞けなく』なったのだ。

音楽は好きだが、聴くなら もっといいスピーカーで、ゆったりとした部屋で聴きたいと思ってしまう。自分だけの世界で酔っている人が増えているのが、私の今の恐怖だ。もっともっと大切なこと、聞き逃さないようにしたい。

そうすれば、いろんなことが見えてくる。危機管理もできる。すると何が今、必要かが自然と わかってくる。

そんな心地のいい国になればいいのにな~。


のりピーの話から、話はえらく飛躍してしまいましたが、こうしてブログを読んで下さっている人達に、少し『人を思いやる心』の大切さが、わかっていただけたらと思いマンモス!
(≧∀≦)

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1 コメント

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ラリピー (nana)
2009-08-11 04:58:31
はウケました!
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