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火事場の馬鹿力

2013-08-29 20:50:08 | Weblog
今日はビックリするようなことがありました。アップしようかどうか考えましたが、私も含め、皆さんや皆さんの ご両親にも、どうか注意していただきたいと思って、投稿することにしました。

夕方。上りエスカレーターに、私は乗っていました。すると上から黒い日傘が滑ってきました。と、同時に「傘が!傘が!」という声と共に、なんと! ものすごい勢いで お婆さんが頭から落ちてきたのです。

「危ない!」と、とっさに体全部を使って、お婆さんを受け止めました。頭を打たないように腕で支えたため、私は右腕を強打。ヒールを履いてたら、多分 私もろとも落ちてました。今日はペタンコ靴でホントに良かった!

なんて安心してる場合じゃなく、すぐにエスカレーターが終わっちゃうー! 慌てて火事場の糞力、(←あ!失礼。馬鹿力でしたっけ~?)お婆さんを全力で起こしました。

なんとか無事に2階に着いたものの、お婆さんは しばらく腰が抜けたみたいになっていて、座り込んだまま「あそこに娘が待っとるんよ」と、同じ2階にある喫茶店を指差しました。

立てると言うので手を貸して、お婆さんを抱きかかえながら、娘さんの待つ喫茶店まで お婆さんを お連れしました。お婆さんは、背中を少し打っていましたが、立って歩けました。一応、痛みがあれば すぐに病院へ行かれることを お勧めして、お2人と お別れしました。

傘を落とした お婆さん、拾おうとしてバランスを崩し、しりもちをつき、そのまま後ろへ転倒。頭の方からエスカレーターを何段か滑り落ちてしまったようです。

うちの両親も、もう足元が危なっかしい お年頃。父は普段でも、階段を上がりながら後ろへ倒れそうに なってます。だから、ポケットに手を突っ込んだままで階段を上がらないように、手すりがあれば必ず手すりに手を添えることなど、とにかく私は うるさく言っています。

年に関係なく、例えば引ったくりにあった時など、バッグを手から放さなかったために、大きな怪我をするのだと聞きます。傘を落としても落ち着いて。無理な体勢で慌てて取ろうとするのは、思わぬ事故のもとになりますね。

お婆さんと娘さんに、喜んでいただいて、今日は いいことしたな。周りの人が他人事みたいに過ぎていくのは、ちょっと寂しかったけど…。これも時代かな…。さ、働くべ。

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