…実は片想いをしている。それも かなり前から。
相手には気付かれていない。いつも私は遠くから見ているだけだから…。
え?
誰にって?
センター街に立って人々に献血を呼びかけている坊主頭のオッチャンに、だ。
どうしたことか私は、このオッチャンが無性に気になってしまう。体のバランスが微妙に変なオッチャン。上半身はデブマッチョ、足が長く、お尻が突き出ていて坊主頭。プラカードを右手に持ち、前傾姿勢で道行く人々に声をかける。感情を込めて訴えかける。とても丁寧な言葉で…。
「献血、お願いできませんでしょうか?」「お時間、少しございませんか?」
私は彼に話しかけたくて、話しかけたくて、たまらない。いつか話しかけようと密かに思っている。時々、違う人が立っていたりすると、ちょっと がっかりしてしまう。
話しかける話題は 決めてあった。
私は献血が、したくてもできない。過去に輸血をしたことのある人は、献血できないのですよ。
昔は そんな基準はなく、高校生の頃は友達と、ジュース欲しさに献血に よく行っていた。私が大手術を受けたのは、5才と9才の時。もう30年以上前だが、一度でも輸血を受けたことのある人は献血できないことに、今は なっているのだ。
でも、申告しなければ あっさり できちゃうみたいですけどね…それって、考えたら怖いですよね(-_-;)
献血してはいけない理由は、私の血液が感染症にかかっているか、いないかという判断が、今の医学では まだできないからということだそうです。では、いつになったら献血できるのか? そして、病院で血液検査してもらって、検査結果を持って献血するということは できないのか?
と、そんなことを質問してみようと思っていた。
だって、手術や輸血によって命を助けていただいて、健康を取り戻した人間は、何か恩返しのようなことがしたいと強く思っているものだ。輸血は、その恩返しとして一番ピッタリではないか。健康に生まれ、健康に過ごしている人たちよりも、重い病気を体験した人は、きっと献血に対する意識も高いハズだ。
あぁ、それなのに私は…。
昨日、片想いのオッチャンではないメガネのおじさんがプラカードを持って立っていた。そして、ティッシュを配る人が2人ほど。
そのティッシュ係の兄さんの1人が、韓流スターばりに男前だった( ̄ー ̄)
吸い込まれるように私は韓流兄さんに近づいて、心に決めていた質問を投げかけてしまっていた。
あぁ、情けない。
顔で選んで何回 失敗したことか知れぬ人生なのに、また顔で選んでしまった。(x_x;)
韓流兄さんは献血に詳しくないらしく、考え抜いた私の質問は あっさりとメガネのおじさんに回された。そして結局、やっぱり献血は できないらしく…。
韓流兄さんにティッシュを手渡され、「また、お友達でも紹介して下さい。」と笑顔で言われた。
『お前はダメだから、友達を紹介しろ』か…。男前って残酷なこと平気で言うのよね(+_+)
今日は どしゃ降りの中、片想いのオッチャンが立っていた。
ごめんなさい、ごめんなさい。あなたを裏切った私。
同じ質問、今度 白々しくしてみよう。あの愛しの坊主頭のオッチャンに…。
( ´艸`)
待っててね、オッチャン。
相手には気付かれていない。いつも私は遠くから見ているだけだから…。
え?
誰にって?
センター街に立って人々に献血を呼びかけている坊主頭のオッチャンに、だ。
どうしたことか私は、このオッチャンが無性に気になってしまう。体のバランスが微妙に変なオッチャン。上半身はデブマッチョ、足が長く、お尻が突き出ていて坊主頭。プラカードを右手に持ち、前傾姿勢で道行く人々に声をかける。感情を込めて訴えかける。とても丁寧な言葉で…。
「献血、お願いできませんでしょうか?」「お時間、少しございませんか?」
私は彼に話しかけたくて、話しかけたくて、たまらない。いつか話しかけようと密かに思っている。時々、違う人が立っていたりすると、ちょっと がっかりしてしまう。
話しかける話題は 決めてあった。
私は献血が、したくてもできない。過去に輸血をしたことのある人は、献血できないのですよ。
昔は そんな基準はなく、高校生の頃は友達と、ジュース欲しさに献血に よく行っていた。私が大手術を受けたのは、5才と9才の時。もう30年以上前だが、一度でも輸血を受けたことのある人は献血できないことに、今は なっているのだ。
でも、申告しなければ あっさり できちゃうみたいですけどね…それって、考えたら怖いですよね(-_-;)
献血してはいけない理由は、私の血液が感染症にかかっているか、いないかという判断が、今の医学では まだできないからということだそうです。では、いつになったら献血できるのか? そして、病院で血液検査してもらって、検査結果を持って献血するということは できないのか?
と、そんなことを質問してみようと思っていた。
だって、手術や輸血によって命を助けていただいて、健康を取り戻した人間は、何か恩返しのようなことがしたいと強く思っているものだ。輸血は、その恩返しとして一番ピッタリではないか。健康に生まれ、健康に過ごしている人たちよりも、重い病気を体験した人は、きっと献血に対する意識も高いハズだ。
あぁ、それなのに私は…。
昨日、片想いのオッチャンではないメガネのおじさんがプラカードを持って立っていた。そして、ティッシュを配る人が2人ほど。
そのティッシュ係の兄さんの1人が、韓流スターばりに男前だった( ̄ー ̄)
吸い込まれるように私は韓流兄さんに近づいて、心に決めていた質問を投げかけてしまっていた。
あぁ、情けない。
顔で選んで何回 失敗したことか知れぬ人生なのに、また顔で選んでしまった。(x_x;)
韓流兄さんは献血に詳しくないらしく、考え抜いた私の質問は あっさりとメガネのおじさんに回された。そして結局、やっぱり献血は できないらしく…。
韓流兄さんにティッシュを手渡され、「また、お友達でも紹介して下さい。」と笑顔で言われた。
『お前はダメだから、友達を紹介しろ』か…。男前って残酷なこと平気で言うのよね(+_+)
今日は どしゃ降りの中、片想いのオッチャンが立っていた。
ごめんなさい、ごめんなさい。あなたを裏切った私。
同じ質問、今度 白々しくしてみよう。あの愛しの坊主頭のオッチャンに…。
( ´艸`)
待っててね、オッチャン。
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