人の縁

昨日、すごいことが判明した。この写真は４０年ぐらい前のもので、一番右側が私の父だ。

私が寿司屋で働きだして、３ヵ月が過ぎた。ラビット関根似の料理長とも ずいぶん打ち解け、暇な時間帯には いろんな雑談をして過ごしている。料理長、店長(女性)、私は同世代。神戸の昔話に花が咲く。私が、昔 須磨の水族館(現在の水族園)の隣にあったファミリープールの話しをしていたら、料理長が こう言った。「そのへんのことやったら、店長が詳しいで。子供の頃、その近所に住んでたらしいから」

料理長の その ひとこと から、すごいことが判明する。

私と今の寿司屋の店長は、子供の頃、既に会っていた。店長は私の いとこ と同級生で、いとこ と一緒に私は店長の家に遊びに行ったことが、１度だけあったのだ。たった１度、遊びに行った その日のことが、一瞬でフラッシュバックしてきた。

店長の記憶では、店長の お父さんと私の父は、よく一緒にゴルフに行っていたとか。うちに帰って両親に訊いてみると、父がパソコンの近くに飾ってある写真を指差し、「あの人が そうや」と言ったのが、店長の お父さん。写真に戻るが、左から２人目の人が そうである。

こんな偶然って、あるんだね！人の縁とは不思議なものです。あの日、遊んだ天パの双子の１人と私が、今 一緒に働いている…。なんか、笑える。

店長と一気に距離が縮まった。残念ながら店長の お父さんは、昨年この世を去っている。父がパソコンでコピーしてくれた この思い出の一枚を、今日、店長にプレゼントするつもりだ。きっと喜んでくれるだろう。


今度 両親連れて、お寿司 食べに行こう。

今日は あいにくの雨模様だけど、心は晴れやかに、行ってきます！