ジャマナカさん、おめでとう！

ノーベル賞を とった山中さん。まだ若干５０歳の若さでスゴい快挙だな。京大、京大、言われてるけど、実は神戸大学医学部卒なんだな。

医者に なったんだけど山中さん、手術が下手くそだったんだってさー。周りから「ジャマナカさん」って、呼ばれてたんだとか…。意外ですな。

そこでジャマナカ…いや、山中さん、考えた。手術が苦手で、患者さん達を手術に よって治療することができない自分は、これから一体 何をすればいいのか…。

だったら自分は基礎研究をして、難病の研究や新薬の開発によって、患者さん達を治療できないかと考えた。その転換が良かったんだな。

真面目に頑張ってんのに、うまくいかない人ってのは、ひょっとしたら今の仕事に向いてないだけかも。何を やっても うまくいく人なんて、きっと一握りだ。向いていないことを続けるよりは、向いていることに転向する方が いいかも知れない。それも早い段階でね。


山中さんは、とにかく謙虚だ。山中さんの口からは、何度も『感謝』という言葉が聞こえてくる。「iPS細胞は、言うなれば まだ生まれたての赤ちゃんみたいなものだから、ノーベル賞を いただくには まだ時期が早い」とも言われている。だからといって自身の作製したiPS細胞に、自信がないわけではない。「いつか このiPS細胞が、患者の病気を治すことが できたとすれば、それはノーベル賞に値する結果であるとは思う」と。

まぁノーベル賞側も、山中さんが このiPS細胞の作製により、今まで世界中で様々な賞を もらっていてね、周囲から『これだけ世界で高い評価を されているのに、ノーベル賞は何やってんだぁ～！？』っていうプレッシャーが かなりあったんだとか。

何にせよ、日本人としては誇らしい出来事である。秋晴れの空に、嬉しいニュースだ。年間、研究費として２０億円もの我々の税金が使われていることに関しても、非常に謙虚な山中さんだったが、ころころと首相の変わる日本に あっても、こうしたことへの予算は どうか削ることのないように願いたい。

山中さんは、まだ５０歳。私と４つしか違わないのよね、スゴいわ。これから どんどん研究を重ねて、病気で苦しむ患者さんや その ご家族さん達の、未来に光を注いでほしいと思います。


山中さん、ノーベル賞 受賞、おめでとうございま～す！＼(^o^)／