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ホッとする店

2010-07-25 23:59:30 | Weblog
昨日、喫茶部に初めての お客さんがみえた。その方は大阪に お住まいの女性で、私よりも少し年下だった。大阪には、女性が1人で ふらっと入れるような、落ち着いた お店が無いと言う。「1人で ゆっくりしたい時、みんな どうしているのだろう?」と、彼女は首をひねっていた。「そういう お店が無いから、いっそ作ろうかな。」と言って、私に「こういう お店って、私にも できますか?」と問われた。


もちろん。


お店なんて、誰にでもできます。うちぐらいの規模の お店なら、今時 2~300万もあれば明日からでも お店は持てます。ひょっとしたら、そんなに いらないかも知れません。食品衛生講習を受けて、営業許可証をもらえば いいだけです。特に資格も勉強も試験も いりません。私は喫茶店で生まれ育ったので、初めから何でもできました。でも、コーヒーの点て方なんてコーヒー豆屋さんに教えてもらえば いいんです。自分で練習すれば いいんです。お店を持つのは簡単です。ただね…


続けていくのが大変な だけですよ。(+。+)


特に うちみたいに、皆がホッとする お店というのが大変なんです。皆、1人で来て、ゆっくり・まったり・のんびりと、思い思いの時間を過ごしていかれます。居心地のいい、気に入った空間を『誰かと共有したい』と思っていただけると有り難いのですが、だいたい逆なんですよ。『誰にも教えたくない』と思われちゃうんです。例えば会社の人を連れて来て、その人達がTETEを非常に気に入ったとします。そうしたら、会社で膨らんだストレスを少しでも減らして帰るため、心 癒やしに1人で ふらりと立ち寄った ある日、先に会社の人がカウンターに座っていたりする。

それは とっても困る訳なんです。
(*´д`*) あくまでも1人で ゆっくり・まったり・のんびり したいんですから…具合悪いことに なっちゃうんです。


あのツルツルも、お兄ちゃんは連れて来たくないと言います。「かさ高い!」と首を横にフリフリしてました。それでも連れて来てくれたことは あります。だけど それ以降、仕事終わりに お兄ちゃんが「愛ちゃんとこ、行こか。」と誘うと、まだTETEは営業時間中なのにも関わらず、ツルツルは「愛ちゃんとこは、もう閉店時間やから迷惑やわ。」と断り続けていたとか。なんだかなー。
(-_-;)


たまに混むと、みんな早々に帰っちゃう。こんな ゆる~い お店を続けるのは、ほんとうに大変なんだってば。一番しんどかった時は、昼もバイトして、定休日も昼・夜バイトして、休みなんて全然なくて…時には『何やってるんやろ?』『何のために こんなに頑張るんやろ?』『いつまで続けていけるんやろ?』って思ったし。


「いいですね~、こういう お店。」店内を見回して、そう言ってもらえて、嬉しかったかと言えば、そうでもない。

『お店が やりたい!』と思っている人は、たっくさんいると思う。私は喫茶店で産声を上げ、景気がよくて 信じらんないぐらい儲かった時代も、お店が傾きかけた時期も、親の背中を見て育った。親はお店中心で休みも無く、子供の頃は いつも寂しい思いをしてた。だから私は、絶対に商売人には なりたくなかった。それなのに、結局 商売人になってしまった。悪い時期も見て知っていた つもりだったけど、やっぱり いいところしか見てなかったのかも知れない。こんなに大変な仕事とは思ってもみなかった。やってみて初めて わかったのだ。

今日は すごく暇な1日だった。商売は山あり谷あり。毎日、心穏やかに…とは、趣味の店でもない限り難しいことだ。9年と、間もなく5ヵ月続けてきて、やっと動揺しなくなったけど、今日みたいに暇な日の最後には、自分には商売は向いてないのではないかと思ってしまう。1500人のブログ読者が いるというのに、その1%の人も来ないのだから。どうしたものかと思います。ま、明日ですね、また明日。希望を捨てずに頑張りますわ。ポイッ(-_- )ノ⌒
今日は《停止》でしたもんね。あと1分で今日も終わりだ。

とっとと寝よう。おやすみなさ~い。(。・_・。)ノ