ご訪問ありがとうございます。
過ごしやすい秋日和が続いています。
サラシナショウマが見ごろを迎えています。
今年の秋はダリアが見入ってしまうほど、美しく咲いています。
セロシアもダリアと一緒に秋の光景を作ってくれています。
アブチロンが夏からずっと咲き続けています。
母の病状が急変して、ちょっと、ブログをお休みいたしました。
金曜日(20日)から、訪問診療の先生と看護ステーションの看護師さんが毎日来てくれていましたが、お薬の抗生剤が全然効かず、4日目(23日)の午後4時には、熱が39.1℃まで上がり、母の体調は最悪でした。
ちなみに母の平熱は35.8~36.0℃位です。
座薬をさしても、38.6℃までしか下がらず、訪問看護ステーションに電話したところ、もう少し様子を見てほしい。
明日11時に行きますからと言われ、座薬がきくことを願っていました。
私の不安がかなり高まったころ、夕方の4時半ごろ訪問診療の先生から電話を頂きました。
実は23日の朝も、訪問診療の先生から「その後どうですか?」と電話を頂きました。
痛みで水を飲みこむこともできず、薬(カプセルも粉薬)も飲めない状態で、今は喉周辺と口の中の痛みでしゃべることもできず、筆談で母の訴えを聞いている状態です。
窒息死しそうとなぐり書きしていますとお話しましたら、「朝一番に伺います」と、9時半前に往診していただきました。
服薬は無理なので、抗生剤入りの点滴を増やしていただきました。
口の中が腫れ、膿が喉周辺に広がっているので、膿を飲み込まないように、自力で口の外出すよう指導していただきました。
口の中の粘着性のものは、痰ではないので、吸入の必要はないと言われ、ほっとしました。
実は、看護師さんから痰の吸入の仕方を前々日に教わりましたが、看護師さんが処置していた時の母の苦痛を見聞きしているので、私にできるかしらと、しり込みしてしまったほどです。
そんなわけで、朝の母の状態を診ていただいてましたので、訪問診療の先生も気にかかったのでしょう。
訪問看護師さんとのやり取りの後、私の不安が最大に高まった頃、午後4時45分頃にお電話をいただきました。
その後いかがですかという問いかけに、母の病態はますます悪くなっています。
もう母が何を言っているのか、聞き取ることも、もう筆談もできません。
水分を何とか取って、膿を口から出すように頑張ってもらいましたが、口が乾ききっているために、膿がへばりついていて出すことが出来ないでいます。
水分は、ガーゼに氷を包み、口の中を潤そうと試みましたが、それでも無理でした。
熱は39.1℃まであがりました。
と、こういったことを先生にお話しすると、「入院を考えた方がいいですね。私の方で市民病院に救急で受け入れてくれるようお願いしてみます」とおっしゃっていただき、心情的にとても安心しました。
ほどなくして、先生から「病院のOKをいただいたので、救急車を呼んで市民病院に向かってください」とご連絡を頂きました。
そのような状態が長く続いて、口の中の細菌は一気に増殖していったのでしょう。
救急車の中でのバイタル検査で熱は39.8℃でした。
病院には順調につきましたが、やはり救急患者さんが多いということで車で待機すること30分、とても長い時間でした。
ようやく、診ていただき、各種検査で夜の9時を過ぎていました。
それから、CT検査の結果、耳鼻咽喉科にまわされ、CT検査の結果について説明を受けました。
「頸部膿瘍」で、膿が頸部全体に広がっていて、いつ窒息死してもおかしくない状況である。
このままですと、窒息死することもあるので、今すぐ膿を取り出す処置をします。
処置しているとき、膿が気管支を閉塞し、窒息する可能性がありますが、同意できますか・・・等々
書類に同意し、先生に膿をとる処置(膿疱に針を差し、膿をとりだす)していただきました。
処置の間、その傷みは拷問を受けているような悲鳴を発し続けました。
処置室の外から、耳を塞ぎたくなるほど、聞いているほうも苦痛を感じるほどでした。
処置の最中、局所麻酔はしたらしいですが、先生は、なんども母に痛いでしょうけど、これをしないと死んじゃうからねと何度も、何度も声をかけながら処置していました。
ちなみに先生は女医さんでした。
慣れているとは言え、迷いなんか少しも感じられない、思いきりのよい、きびきびした、歯切れの良い先生でした。
あまりにも広範囲のため、何度も何度も針を刺さなきゃならなかったようです。
処置が終わって、先生から喉の奥の方にも膿があるかも知れません。
もしかしたら抗生剤とステロイド点滴で効果があまり期待できなかった場合は、気管支切開手術をする可能性もありますと説明を受けました。
耳鼻科病棟から救急外来に戻り、そこから耳鼻科病室にまわされ、諸々の書類を提出して、母の家に戻ったのは夜の12時半を過ぎていました。
今も、市民病院は小児科以外は付き添いも面会も認められていません。
翌日、足りなかった物品を持って、市民病院の受付にお願いして帰ってきました。
病院から気管支切開の連絡が入らないので、経過は良いのではないかと都合よく考えています。
後から、病院から正式にいただいた治療計画には、診断名は「扁桃周囲膿瘍」でした。
木曜日の朝までは、元気が良かったのに、細菌、ウィルス感染症は怖いですね。
今回の母の病気で、私は色々なことを経験しました。
母の血管が細い為、少しの動きや寝具の振れ具合で、点滴液が下がっていかなくなることがあるため、ほとんど母のベットから離れることができず、点滴チューブをみつめていました。
そして、点滴液の交換や、点滴が終わった後の針を抜くことも、今回初めて経験しました。
痰を吸入する処置など、自宅で看護するということは、医療行為と言われることも、家族がやらなきゃならないんだと遅ればせながら自覚したところです。
私の経験が少しでもお役に立つことがあればと、長々となりましたが書かせていただきました。
そうそう忘れていたことがありました。
母の愛犬タロちゃんが、母の苦しそうな状態を見聞きし、更に救急隊員が家の中に入ってきてから、元気がありません。
食欲もなく、手からドッグフードをあげると食べますが、器に入ったものは食べません。
この3日間、軟便状態です。
タロちゃんのストレスも頂点に上り詰めたようで、昨日までは自宅に戻ることなく、タロちゃんの傍にいました。
私がどんなに寂しくないように振る舞っても、母の代用にはならないようです。
ペンタスも綺麗に咲いています。
ジジマム オレンジ
ジジマム イエロー
今年は、色が白っぽい。昨年はイエローだったのに、どうして??
この色も好きですけどね。
庭のローズヒップも色づいてきましたよ
ダフネが綺麗に咲いてきました。
花を見ているといやされますね~
今日は自宅に戻って、庭の草花の写真を撮ることができました。
病院からの呼び出しがなければ、明日は秋の球根植えをしたいなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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