四季彩ガーデンにようこそ

四季折々に庭に咲く草花やバラ、クレマチス、山野草などを紹介しています。

秋色に染まるディスタント・ドラムスとナンキンハゼ&ロウヤガキ

2022年11月14日 | ディスタント・ドラムス

朝のうち北風がちょっと吹き、少し寒く感じられましたが、最低気温は6.7℃、最高気温は14.7℃でした。

昨日の雨、もう少し降ってくれると良かったのに。

でも、天気の良い朝を迎えるのは、気持ちの良いものです。

夕方、関東、南東北で地震がありました。

震源地から遠く離れた地域で震度が強かったので、ちょっと驚きました。

地震の影響は後から知ることもあります。

その前に、母の庭のナンキンハゼの紅葉をごらんくださいね。

紅葉は終わりかけているのですが、こんな状態でしたので、ブログにUPするのが躊躇われました。

家の周りに足場を組んでいるのがみえるでしょう。

せっかくの風景が台無しになっています。

今年の3月と4月に福島県沖地震が続き、当地では震度5強、5の地震が続きました。

その時は強い揺れと感じましたが、物もほとんど落ちたり壊れたりすることがなかったので、そのまま過ごしていました。

大雨で我が家の前の道路が冠水した7月、母の家では玄関と廊下が雨漏りし、ハウスメーカーさんに電話して、点検してほしい旨伝えました。

なかなか来ていただけなかったのですが、点検したところ二階のベランダを東日本大震災の時、修繕した時の施工に問題があったらしく、傾斜がなく大雨になると排水しきれなくなったことが原因のようでした。

それで保険会社さんに連絡して、家を見ていただいたら、外壁に数カ所ズレが生じたところがあると言われ、ようやく修繕にとりかかっています。

調査から修繕まで3カ月も待たされました。

ようやくはじまったかと思えば、作業が中断したりと、思うように進みません。

そんなこともあって、母の庭は普段の手入れもままならないのに、乱雑に拍車をかけています。

家に戻れば、我が家の庭も板塀の修繕で乱雑(トホホ・・・)

もう一度、ナンキンハゼにもどりまして

手前に見える木は、イチゴノキで、花が咲いています。

スズランの花と似ているでしょう。

赤い実をつけると、赤、白、緑のコントラストが美しいのですが、赤い実はまだですね。

この修繕の関係で、母とタロちゃんは、ストレスでお腹の調子が悪いのです。

タロちゃんは、ここ10日間ほど便がゆるかったですが、昨日あたりから普通便になりました。

知らない人が出入りするから、ワンコだって、そりゃぁ大きなストレスになりますよね。

写真を撮る間、門扉前で待たせています。

あいかわらず、カメラの方を向いてくれないタロちゃんです。

我が家の裏庭では、紅葉は終わりかけ、今、ロウヤガキの実が熟しています。

2本あるのですが、今年は1本しか実を付けません。

実は去年沢山の実をつけた方が、今年実を付けましたが青いうちに実を落としました。

暑さのせいだったのかしら?

鑑賞用の実が、とても可愛いです。 

1本実が付けばよいようですが、ちょっと違う品種なんだそうです。

これは、昨年の画像ですが、こちらのロウヤガキは少しだけ細長いです。

裏庭のバラが藤の紅葉とマッチしていますので、それもご覧頂こうかしら。

ハニーブーケ(FL)

中心部が黄金に輝いています。

優しい雰囲気のあるバラですね。

初夏の花は、淡いサーモン色です。

周りの紅葉に溶け込むように咲いてきたディスタント・ドラムスです。

ディスタント・ドラムス(FL)

花色のグラデーションが美しいディスタント・ドラムスですが、秋はすっかり秋色に染まっています。

初夏に咲く花は、ピンクや赤、茶のグラデーションですが、ピンクが消えて、外側の花びらが赤く染まっています。

 

カップ咲きからロゼット咲気に変化した花姿も美しい!!

お越しいただきありがとうございます。

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ディスタント・ドラムスの花色に似た部分月食

2021年11月19日 | ディスタント・ドラムス

小春日和の気持ちの良い日を満喫できました。(今日の最高気温19.2℃、最低気温0.2℃)

今日はおまけに140年ぶりの天体ショー「部分月食」が見られました。

部分月食と言っても98%が欠け、欠けた部分が焦土色となった月の姿を見ることが出来ました。

昨夜のお月様も美しかったし、今日のノスタルジックなお月様も素晴らしく、素敵な夜空にぽっかり浮かぶお月様を2夜連続して見ることが出来て(*^-^*)

ノスタルジックと言えば、今日のお月さまのようなバラが初冬の庭に彩を添えています。

ディスタント・ドラムス

(FLに分類するところもあれば、Sに分類するところもあります)

ディスタント・ドラムスは、耐寒性が強いバラです。

晩秋に入ってから咲く花色は、ノスタルジックな赤みを帯びた薄茶色の部分が多くなります。

初夏に咲くそれとは、また違った花に見えます。

どちらかというと、カフェ(HT)のような花色です。

表現を変えるとするならば、今日の部分月食のお月様のような色をしています。

ニュースでは、部分月食が焦土化した色と表現されていましたが、私は時期を同じくして咲いたディスタント・ドラムスの花色だと思いましたよ。

お月様の画像については、皆さんご自身の目やニュースの映像でご覧おになったと思いますので、下手な画像は貼り付けません。

なので、月食ではなく、ディスタント・ドラムスを主役にUPしました。

ディスタント・ドラムスは、咲き進んでいく過程で花色が変化していくバラです。

初夏に咲くバラはこんな花色です。

外側の花弁がオレンジをにじませたような花色がして、中心部のアプリコットの花色とのグラデーションがとても美しいバラです。

ディスタント・ドラムスは、これくらいにして、庭の様子についても少し載せておきますね。

嬉しい発見がありました。

プリムラコーナーがどうなっているか、見に行ったところ、ラナンキュラス・ラックスの美しい若葉にくぎ付けになりました。

夏にすっかり地面から消えてしまっていたので、もしかして梅雨の長雨で球根が解けちゃったかなと思っていました。

ジギタリスの種がこぼれて生えたもので、その陰に隠れていたので、かき分けてみるまで気づかなかったのです。

少しでも陽が当たるようにしなければと、早速、ジギタリスは抜き取りました。

花もピカピカだけど、葉もピカピカです。

昨年よりも株が大きくなったような気がします。

プリムラの方も間が抜けていた箇所がありましたが、ほとんど無事のようでした。

大事なベラリーナピンクアイスも無事でした。花色が変化するプリムラです。

ブルガリスも大丈夫でした。

ペルシカリアの株が大きくなって、プリムラコーナーに侵入してきています。

株分けして、半分は他に移さなきゃ。

そうそう、母が欲しいと言っていたっけ。

今移したら、冬の寒さで根がダメージを与えるから、春早くに掘り起こした方がよいわね。

寄せ植えしていたジュリアンですが、花後にここに移植しました。

なんと、もう花を咲かせています。

今年の10月~11月中旬は、暖かかったものね。

こちらは、鉢植えのオーリキュラです。

夏越しができるか心配でした。

葉が大きく、沢山茂っているものは、昨年も咲いたので、たぶん、花が咲くと思うけれど、前列の小さな苗は、今年咲くことが出来るでしょうか・・・花、見たいなぁ~

ブログ友さんのところでは、すでに今期の花が咲いていました。

地域によって、開花時期に幅があるのだから、気長に楽しみに待つこととしましょう。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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郷愁を誘うバラ~ディスタントドラムスの花色~

2015年11月10日 | ディスタント・ドラムス

雨あがりの空は澄み渡り、気持ちのよい朝を迎えました。

昨夜の雨で庭の木々の葉もだいぶ落ちてしまいました。

毎日の落ち葉掃きにたっぷり時間がかかります。

でも、落ち葉掃きは、意外に楽しいものです。

昔はこれを集めて、お芋を焼いたものですが、今は近隣から苦情が入るからできません。

いぶした煙で害虫の駆除や、燃えカスは庭に撒いたりもしていました。

地球温暖化を防止するため、落ち葉たきの禁止は本当に防止に寄与しているのだろうか。

町場では害虫が多量に発生し、枯れたりしているものもあって、緑が減ってきているようにも思えます。

そんなことを考えながら、落ち葉をせっせと掃きました。

さて、今日の記事何にしようかしら

そうだ、おにぎりさんのコメントをヒントに、「郷愁を誘うバラ」にスポットをあててみたいと思います。

手始めに、今も、庭に咲いているディスタントドラムスからいきましょうか。

購入先の商品説明書きには
・系統:FL
・作出:1985年 G.J.Buck アメリカ
・花:淡茶色~ラベンダーピンク/丸弁平咲き
・中香
・四季咲き
・樹高:110cm
・特性:耐病性、耐寒性あり

この情報に私なりの情報を追加するとすれば・・・

・葉:つやはそれほどなく、葉色は新葉は赤みを帯び、次第に黄緑を帯びる。

・とげ:それほど多くはない。トゲの大きさ中くらい

・樹形:ほぼ直立性に近いので、鉢植えにも向いています

・花持ち:花色を楽しめるだけあって、花もちはとてもよいです

ディスタント ドラムスの特性はなんといっても、花色にあるんじゃないかと思います。

この花色を表現するのは、文才のない私にはなんとも難しいことです。
2015.10.25

開花したばかりの花は、淡い茶系といったらよいのか、ノスタルジックな雰囲気のあるベージュの花弁を、ピンクを帯びた花弁が包み込んで、そのグラデーションがとても美しいです。

色々な表情を見せてくれるディスタントドラムスの中で、↑のこの花姿が最も素敵に見えます。

2014.10.26

同じ秋バラでも1年前はまだ、樹に力がなく、花弁の枚数も少ない。

カタログだけではわからないですね。
樹の力や、気温、病気の有無、置かれた場所など、外的環境によって、花の咲き姿が変わるんですものね。

蕾から咲き進む過程をじっくり見ていきましょうか。

8月の蕾

蕾はワイン色のような花色に、形は細面の美人さん。

10月の蕾はこんな色合いです。



少し開きかけた蕾です。


8月の開花の様子をみてみましょう。

2014.8.21


咲き始めは、やや花色が濃いですね。

2015.8.25


お行儀よく花が咲いていますね。

2014.8.27






8月はディスタント ドラムスではないんじゃないかと見えるくらい、花色がピンクに近いですね。
季節によっても花色が変化することがよくわかります。

秋の花色は、夏の花色に比べ、ワイン色にオレンジ色を帯びた深みのある花色を見ることができます。





それでも、咲き進めば、退色していき、花芯はオレンジを帯びていますが、外側の花弁は淡いピンクに変化しています。

これ↓は、6月の花になりますが、気温の低い季節は、秋バラと雰囲気が似ています。

蕾から咲き終えるちょっと前の花まで、咲き進む過程をみることができるお気に入りの画像です。
2015.6.25


これほど、花色の変化を楽しめるバラも少ないのではないでしょうか。


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コメント (8)
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