思考の整理学 (ちくま文庫) | |
外山 滋比古 | |
筑摩書房 |
思考の整理学、多くの方から名著と言ってる通り良い本でした。
タイトルから小難しい内容かと思いきや、手軽に読める思考の捉え方、整理、
考えが詰まった時の持って行き方が平易な文章で書いてあります。
構えて読まなくていいので、気軽な感じで気づきをくれる本でした。
グライダー教育の一節は、素直に納得のできる実情ではないでしょうか。
他者から誘導を受けないと、思考の整理、確立ができない姿は、自分が教育
を受けてたころが、まさしくそうで自力で思考を推し進められなかったり、
疑心行脚になったりと、ズバッと指摘された気分でした。
思考の捉え方などは、難しい話では無く、それこそ整理するには良い基本的な動機づけの
ような内容でしたので、忘れた頃に読み返しても新鮮かもしれません。