目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

イラクサのスープ☆作り方

2016-06-27 | 日記
いつか友達がそんなことを言ってましたっけ。

イラクサのスープは魔女のスープだって。

どうしてなんでしょう。

それはイラクサが何処にでも生えていてそのくせ栄養満点だからかもしれません。

魔女と決めつけられた人は市場で買い物もままならない暮らしを強いられたのでしょう。

何処にでも生えている

鉄分やミネラル豊富なイラクサを食べていたので元気で生きていられたのかもしれません。

しかしイラクサのようなものしか食べないのに元気、

それもまた魔力と思われた可能性も有りますよね。

何はともあれ、

栄養満点なイラクサのスープの作り方をご紹介しましょう。

ネットで検索してみると、

ほうれん草と同じ感じなどとテキトーな事が書いて有りますが、

ほうれん草と見かけは一緒でも全然違います。


(私がこのページでイラクサと書いていますのは西洋イラクサの事ですのでそのつもりで読み進んでください。)

ただ、日本のミヤマイラクサでも同じ食べ方で問題ないでしょう。

まずイラクサを採って来て茹でます。

茹でるとクニャッとなって嵩が減るので多い目に採る方が良いですよ。


葉っぱを茎から外します。

この時に虫がくっているのやら(このトゲトゲのイラクサを食べる虫が居るとは驚き)

蜘蛛の巣がかかっているのやら汚れているものを外します。

丁寧に見る事です。

これは食べたくないと思うものは排除する、

そんな気持ちでやってください。


上の方の細い茎は残しても大丈夫。


この作業は革の手袋をして行いましょう。

軍手じゃ駄目ですよ。

茎から外した葉っぱを気になる方は軽く水洗いしましょう。

イラクサは人や車のあまりない山鹿で採って来るのが良いでしょう。

私は洗いません。

用意した葉っぱをタップリの水を湧かした鍋の中に入れ、

水が再び煮立ったらそこから4,5分の間、中火で煮込みます。

葉は結構直ぐに柔らかくなります。

サッと茹でるくらいでも良いのかもしれません。

わたしは少しの間煮ています。

見た目はほうれん草によく似ていますが、

違うのは歯触りと食感ですね。

幾ら長い事茹でてもイラクサはモサモサしています。

このモサモサが野菜として根付かなかった一つの理由じゃないかしら。

それに味が有りません。

有るのはモサモサした食感だけなんです。

あまりに味気ないので私はこの草が好きなのかどうか判りません。

栄養は有るようです。

それに調理次第では確かに美味しくいただけます。

しかしその見かけに依らないあっさり加減にどうも納得のいかない気分なのです。

果してこれをお浸しにして一体何人の人が美味しいと云うでしょうか。

あまり居ないのではないか知らん。

苦みが旨いとか、この歯応えがが好いとかそう云った特徴が全く有りません。

ただモサモサするだけ。


だけどこれが栄養タップリの食べ物だって云うじゃ有りませんか。

アレルギーに効くとか、貧血症に良いとか、リュウマチにも良いらしい。

いろいろ効能タップリなので健康志向の強い家人にはとても興味の有る栄養食らしいです。

そのような訳で我が家では年に数回はこの緑色をしたイラクサのスープを作って食べてますよ。


確かにスープは美味しいです。

自分で美味しい,と思うように作りますからね。キャハ



上記の様に茹でたイラクサはザルに受けて水気を切ります。

イラクサがすっかり冷めたらぎゅっとしっかり水気を絞りましょう。


次に搾ったイラクサを適当な大きなに切ります。

ここでイラクサは待機です。




タマネギ、ショウガ、ニンニクを色つくまで炒めます。

油はサラダ油、ココナッツヴージンオイル、バターなど

お好きな油を使ってください。

ジャガイモを一個くらい入れても美味しいです。

調味料にクミンシード、塩、ターメリックなどを使った味付けです。

まず油を熱してクミンシードを炒めましょう。

クミンの周りに油がブツブツと湧いて来たら一旦火を止めて油に香りを付けました。

油の温度を下がったら、今度はニンニクとショウガを入れて火を弱火にして香りを出します。


そこへタマネギを入れますが薄切りでもみじん切りでも構いません。

ポイントは白いタマネギがきつね色に変わるまでよく炒める事。

それからターメリックを入れさらに少し炒めましょう。

クミンシードもターメリックもカレーのスパイスなので使いすぎるとカレーっぽくなりますが、

それもまた美味しいです。

インド風にしたくない人は無しでもいいですし隠し味的に使うと味に深みが増します。




スープにトロミをつけたい人はここで小麦粉を振り掛けて一緒に炒めても良いですね。

でも小麦粉無しでもイラクサ自体にモロヘイヤの様なわずかなトロミが有りますよ。


タマネギが色づいたら

茹でこぼして搾ったイラクサを切ったもの、

それを入れさらに炒め回します。

この後水を加えて全部一緒にミキサーにかけるので

この手順は省いてもいいかもしれません。

茹でて搾ったイラクサと炒めて調味料を加えたタマネギをミキサーに入れて、

適当な水を加えて撹拌します。


水の量はお好きな様にどうぞ。

私のは結構濃いめのスープですので水の量は当然少なめになってます。

それをお鍋に戻して塩味などお好みの味付けをしてください。


後で豆乳や牛乳などで薄める事も出来ますから、

最初はミキサーが回るくらいの水で撹拌するのが良いでしょう。

水分の加減は最後でも間に合います。


この時点では味をチェックして見ましょう。

そしてそれに何を足したら美味しくなるか、

自分なりの想像力を働かせるのです。

牛乳か豆乳か生クリームか?

塩?

コショウ?

味噌?とか、考えてみるのも愉しいです。

緑色のスープのベースが出来たようなものだと考えてよろしいでしょうね。

ミキサーでドロドロの液体状になったものを作りそれに水分を加えて

お好みのスープを作れば良いだけです。

私の味付けは前述のスパイスと塩だけ。

水分に乳類を使う時も有り。

鷹の爪で辛みを加えたりも時々。


色々とヴァリエーションが豊富で愉しいレシピだと思います。


卵と合うので我が家では目玉焼きとマッシュポテトか茹でポテト、

それにイラクサのスープをワンプレートにするのが定番です。

サラダを加えれば立派なディナーになるのでしょう。


ポーチドエッグを浮かばせるとか、ゆで卵を切ったのをセンターにトッピングとか

彩りもきれいで食欲をそそります。


卵とよく合うのでぜひ一緒に食べてくださいね。

何しろ栄養豊富で特に女性の身体に良いものがいっぱい入っているようです。

乾燥した葉っぱを茹で戻しても良いようですよ。


イラクサのスープの作り方でした。














































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