雨が降り続いています。
今日もステイホームでのんびり。
昨日はグータラしながらYouTubeで国際結婚の動画をいくつか見ました。
自分もそのうちの一人なので興味を持ったのでしょう。
見ていると日本人もいろんな国の人と結婚していますね。
一番興味を持ったのはアフリカのラマウイという国の女性と結婚した日本人男性の番組でした。
彼女の目の美しさ、子供の愛らしさはピカイチです。
ビックリしたのはそこで聞いた話ですけど
外国人がマラウイの女性を妻にするためには百三十五万円払わなければならないんですって。
まるで買うみたいな感覚じゃないですか。
彼はその他いろいろでお金がなくなって今度日本に帰ってきたんですよ。
家族を連れてね。
でもちょっと心配です。
日本って想像以上に差別意識のある国だからアフリカ人のあの美しい瞳の奥さんと
奥さんの連れ子の無邪気な子供が日本でどんな経験をするでしょう。
奥さんは自国でドクターをしている人だからある種の尊敬の目で見られることが多かったと思われます。
その彼女に向けられる日本人からの視線で嫌な思いをしなければ良いと案じています。
実は私の友達にアメリカの黒人との子供を一人で育てた人がいて
その彼女がどんなに苦労をして三人の子供を育てたかよく知っています。
彼女の経験した差別をそばにいて見聞きしてきたことから
少なからぬ心配の気持ちが生まれるのです。
彼女と彼女の子供たちが日本で幸せを感じられるよう祈るばかりです。
国際結婚してその幸せそうな姿を動画で見ると自分の若かった時が思い出されます。
なんでも通訳しなければならなかったあの当時。
面白いこともたくさんありました。
気がつけば知り合ってから三十五年、ずっと一緒に暮らしています。
国際結婚のベテランになりましたね。
向こうもだいぶ日本人ぽくなりましたけど私もずいぶんと
外国人風な考えをするようになりました。
お互いに影響しあっています🤭
歳を重ねるごとに自分の育った環境下で育成された性格が滲み出てくるような気がします。
若い時、好きになった人がまるで違う文化を持っていれば
それを理解したかったり、尊重したかったり、いろいろと気を使うものですが、
三十五年も一緒にいるとまた違った感覚になってきます。
平気で日本の悪口を言ったりしますよ。
前は無かった事。
お互いの国の出来事を批判しあったりも、若い時はなかったかな。
年と共に関係性は大いに変わってきます。
日本人の夫だったらどんなに楽だったろう、と何度思った事でしょう。
もちろん変わらない人もいるでしょうが、私たちの場合年齢を重ねるたびに
育ったカルチャーの差が広がってきていますので、
YouTubeを見るとこのカップルが三十年以上時間を共にした後どんな話をしているのか
ちょっとそれを聞いてみたいです。
ただ色々と考え方の差が広がってきても一緒にいられるのは
やっぱり気持ちを言葉で表す家人の国の文化のお陰かと思うのです。
日本人の、それも自分と同年代の男性で
奥さんに愛してるよ、とか
その服はよく似合うね、綺麗だよ、とか
まあそんなことを言う人って大変少ない気がします。
ウチはそれアリですよ。
それは嬉しい事なのかもしれません。
慣れちゃって、ああそ、くらいにしか聞いておりませんがね。
国際結婚で失敗している人もたくさんいるのでしょうが、
YouTubeを見る限り皆さん幸せそうで結構な事でございます。
この幸せな方々がいつまでもその幸福を持ち続けられますよう
山の草場より見知らぬ私がお祈り致しております☆