★☆==============================================
■「理想の学校作りへ」(9)瀬尾公彦(愛知県)
==================================================◆◇========================
【連載】
■「理想の学校作りへ」(9)
瀬尾公彦(愛知県)
seo@ksn.biglobe.ne.jp
3月13日から18日まで、ベトナムに行ってきた。目的は様々あるが、
取りあえず、この国の空気を感じてみたかった。初日、この4月から名
古屋の大学に留学が決まっているチャンさんと最初は予定になかったミ
さんが空港まで迎えに来てくれた。ミさんとの出会いは偶然的なもので
ある。しかしその偶然が必然と感じられたりもするのだ。
この2月からベトナム関係のためにフェイスブックを始めた。前々から
知人より勧められていたが、億劫であったのが、少し拡がりを持とうと
思ったのである。結構ベトナム人とも友達になったものの、ベトナム語
は読めないので、見ていても自ずとスルーということになる。ベトナム
に旅立つ寸前に、名前が「夢を信じます」と日本語で書いていた人が不
いた。ベトナム語の中に、長く日本語で書いてあった文章を見つけた。
正確な言葉遣いもあったものの、長い文章だった。私はさっそく、フェ
イスブックで連絡を取ってみた。そうすると、大学生で、英語が専門な
のだが、日本語の先生になりたいという。それがミさんであった。そこ
で旅立つ前日だったか急に会うことにした。フェイスブックで私の教え
子の友達であったらしく、教え子と迎えに来るチャンさんと同じ村であ
った。懇意だというのでいっしょに出迎えてもらうことにした。
現地に着いて、当初はホーチミンの日本語学校を見学したいと思ってい
たが、予め著名な二つの学校に断られていた。或る人に言わせると、日
本語学校のベトナム人教師は、自信がないので日本人の教師には見せた
がらないのだろうという話であった。ホテルの前に高校があるのを調べ
ていたのだが、突撃の交渉もダメで、許可されなかった。
ホテルで二人と少し話したりしたが、チャンさんは何日かSkypeで
も話していたが、何とか会話は成立できた。ミさんもそこそこであった
が、何より日本好きで、私が持っていってみんなで飲み終えたお茶のペ
ットボトルもらってもいいですか? というくらいで、その「日本愛」
に驚かされた。
郵便局や教会などのホーチミンの観光地を少し歩き、何より名物の限り
なく続くバイクの群れの中を通っていったのである。夕食はガイドブッ
クで調べていったカニ料理を3人で食べた。実は私は野菜が嫌いなので、
「おいしい」ベトナム料理は結構苦手で、日本の研修生達からも心配さ
れていたのである。このあとも随分気を使わせてしまう事になる。
==============================================================================
===編集日記===
皆様に支えられて「日刊・中高MM」第3417号です。
瀬尾公彦さんの「理想の学校作りへ」、お届けします。
めまぐるしいほど瀬尾さんはご活躍のようです。
異国の地で様々な困難に遭いながら解決していく。
たいへんだけどそれが夢の実現に近づく。
皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
sukaji@po.synapse.ne.jp
梶原末廣【インターネット編集長】
■「理想の学校作りへ」(9)瀬尾公彦(愛知県)
==================================================◆◇========================
【連載】
■「理想の学校作りへ」(9)
瀬尾公彦(愛知県)
seo@ksn.biglobe.ne.jp
3月13日から18日まで、ベトナムに行ってきた。目的は様々あるが、
取りあえず、この国の空気を感じてみたかった。初日、この4月から名
古屋の大学に留学が決まっているチャンさんと最初は予定になかったミ
さんが空港まで迎えに来てくれた。ミさんとの出会いは偶然的なもので
ある。しかしその偶然が必然と感じられたりもするのだ。
この2月からベトナム関係のためにフェイスブックを始めた。前々から
知人より勧められていたが、億劫であったのが、少し拡がりを持とうと
思ったのである。結構ベトナム人とも友達になったものの、ベトナム語
は読めないので、見ていても自ずとスルーということになる。ベトナム
に旅立つ寸前に、名前が「夢を信じます」と日本語で書いていた人が不
いた。ベトナム語の中に、長く日本語で書いてあった文章を見つけた。
正確な言葉遣いもあったものの、長い文章だった。私はさっそく、フェ
イスブックで連絡を取ってみた。そうすると、大学生で、英語が専門な
のだが、日本語の先生になりたいという。それがミさんであった。そこ
で旅立つ前日だったか急に会うことにした。フェイスブックで私の教え
子の友達であったらしく、教え子と迎えに来るチャンさんと同じ村であ
った。懇意だというのでいっしょに出迎えてもらうことにした。
現地に着いて、当初はホーチミンの日本語学校を見学したいと思ってい
たが、予め著名な二つの学校に断られていた。或る人に言わせると、日
本語学校のベトナム人教師は、自信がないので日本人の教師には見せた
がらないのだろうという話であった。ホテルの前に高校があるのを調べ
ていたのだが、突撃の交渉もダメで、許可されなかった。
ホテルで二人と少し話したりしたが、チャンさんは何日かSkypeで
も話していたが、何とか会話は成立できた。ミさんもそこそこであった
が、何より日本好きで、私が持っていってみんなで飲み終えたお茶のペ
ットボトルもらってもいいですか? というくらいで、その「日本愛」
に驚かされた。
郵便局や教会などのホーチミンの観光地を少し歩き、何より名物の限り
なく続くバイクの群れの中を通っていったのである。夕食はガイドブッ
クで調べていったカニ料理を3人で食べた。実は私は野菜が嫌いなので、
「おいしい」ベトナム料理は結構苦手で、日本の研修生達からも心配さ
れていたのである。このあとも随分気を使わせてしまう事になる。
==============================================================================
===編集日記===
皆様に支えられて「日刊・中高MM」第3417号です。
瀬尾公彦さんの「理想の学校作りへ」、お届けします。
めまぐるしいほど瀬尾さんはご活躍のようです。
異国の地で様々な困難に遭いながら解決していく。
たいへんだけどそれが夢の実現に近づく。
皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
sukaji@po.synapse.ne.jp
梶原末廣【インターネット編集長】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます