寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
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(第3637話) 地球の未来

2024年03月02日 | 意見

 “私たちは地球に優しくできているでしょうか。地球は今さまざまな問題に直面しています。温暖化をはじめ、ごみの捨て場をいかに確保するかや、海に流れ着くごみの急増などです。日本では年間2925万トンの家庭ごみが出され、産業廃棄物は3億7千万トンに上るそう。これらの要因としてフードロスや過剰包装がよく指摘されますが、私は、私たち市民のエコ意識が低いことが最大の問題だと思います。ごみを減らそうとする努力、無駄をなくすんだという気概が、私も含めてまだまだな気がします。
 地球がこの先も安泰でいられるかどうかは、今を生きている私たちにかかっているのです。次代を担う私たちは自分の将来だけに思いを巡らせるのでなく、地球の行く末についてももっと考えていく必要があるのではないでしょうか。”(1月31日付け中日新聞)

 愛知県豊橋市の高校生・島田さん(18)の投稿文です。続いて若い人の意見です。地球の未来について、何という大きな問題でしょう。特にごみについて、真剣に考えられている。尊い、と思います。ごみ問題は大きな問題です。でも人間がやろうと思えばできることです。自然現象ではなく、人間が出している問題ですから。人間が危機意識を持て、どこまで本気で取り組むかです。
 しかし今、世界は平和どころか、どんどん不安が大きくなっている気がします。戦争に温暖化に、世界政治も一触即発です。いつ原子爆弾が落とされるかもしれません。前にも紹介しましたが、昨年11月に「長い時間軸で地球を考える」という講演を聴きました。「地球は現在6度目の大量絶滅の真っただ中」と言われる。そして過去5回は自然現象だったが、現在は人間というひとつの種が起こしている、と言われるのです。どうなんでしょう、ボクには真実に聞こえます。


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