愛しの天使はFeLV…幸せであるために♪

どんなに小さくても… 他に変わるもののない、かけがえのない命たち。

タイちゃんの新たな希望の光・・・☆

2010年03月15日 14時29分13秒 | ☆タイガべー☆

先日、京都市内で、京都市獣医師会さま主催の京都市の市民向けフォーラム、
『京都市民公開フォーラム』と言うモノが開催されたそうです。

癌のお話です。

第3部の講師、川村裕子先生と言う方は、石田卓夫先生の一番弟子さまだそうで、
主催側で同席されていた、猫先生とこの院長先生に現在の抗癌剤治療の見直しについてお話下さったそうです。

今現在の見直しとは・・
簡単に言うと、(人間の話)

寛解を目指し、強烈な抗癌剤を投与し、その強烈な副作用に苦しめられ、自分自身をも破壊されてしまうかも知れない、非常に高いリスクを伴う治療法よりも、たとえ寛解へ辿り着けなくとも、副作用の少ない、緩めの抗癌剤治療により、癌と共存しながらでも、自分をも破壊することなく、苦しまずに少しでも長く生きて行ける道を選ぶ・・

と言った考え方(治療法)のようです。

過去の症例結果から、
後者の方が、生存率が高いことが明らかになったみたいです。
(※ケースによっては寛解へ導くのが良い場合ももちろんあると思います。)


ネコたちも同じ・・(川村先生たちは、桁違いの症例を持っておられるそうです。)

だから、
猫先生とこの院長先生にも、そちらの方針を薦められたそうで、
○○先生(猫先生)のところも、今後そちらの方針で進めて行かれてはどうでしょう?
と言われました・・と猫先生が。(笑)


先日から、2度に渡り、猫先生にタイガーの今後について相談させて頂いており、
抗癌剤の副作用はこれから益々強くなって行く・・とのことで、
今でも、既にタイガーの食欲の落ち方は酷くなり、泡を吐く回数も増えて行ってるし、
元気であるのが救いですが、強制給餌でなんとか体重5キロとPCV35%~38%くらいをキープし、食欲もある程度は戻って来ているけれど・・。今は。 


が!!!

タイガーがどんなに強く元気でも、タイガーの顔を見ていて、
私は不安。
危機感を感じます。

これから一年間もこんな治療を続けるなんて、とてもじゃないけどもたない・・

だって、FeLV陽性の子が、抗癌剤治療で寛解まで辿り着けないのは、途中で弱り、食欲が戻らず、立ち上がれずに亡くなって行くパターンがほとんどなようです。
急死された症例もあるようです。(猫先生ところでは無いようですが。)
急死に関しては、予測できないので、免れられないかも知れませんが、
でも、
治療の仕方を緩めれば、リスクの高さも下ると思うのですが・・。

だから私も、
寛解と言う、可能性の低い先の夢・希望にばかり囚われて、
やはりタイガーの今!!を見落としてはいけない。
今を重視して、今を大切にしてやらねばならない・・

もしタイガーが抗癌剤で弱り果てて行ったりしたら・・
そんなタイガーを見たくない・・
可哀そう過ぎる・・(涙)

だから、先生に、抗癌剤治療を緩めて欲しい・・とお願いしていた矢先のフォーラムだったのです。
このドンピシャなタイミングに、
タイガーの頭上に新たな希望の光が差し込んでくれた思いです。。(;;)

タイガーより、少し緩めの抗癌剤治療法で、見事、奇跡の寛解を成し遂げられ、寛解期間4年めを達成されてると言う、奇跡の症例を持たれているFeLVキャリアーの女の子がおられます。(非常に信憑性のある症例です。)
キャンより少しお姉ちゃんで5歳半くらいだったと思います。

素晴らしいです

でも、その子がその治療法で見事寛解出来たからと言って、じゃあタイガーも同じ方法で・・と言う考えは持っていません。
その子とタイガーの固体(性格を含む)が違うからです。
徹底的な違いは、その子の場合、縦隔型リンパ腫が早期発見であったこと。
でもタイガーはそうではなかった。
そして、その治療法にももちろんリスクがあります。
その子は危機を乗り越えられたけれど、タイガーはその危機を乗り越えられるとは限りません。。。
だって、その奇跡の症例を持たれる、可愛いFeLVキャリアーの女の子、私から見れば、不死身だもーん。(;^^)
もちろん、お世話されているお姉ちゃんのお力は大きいと思います。。
まだお若い方のようなのに、考え方、お世話の仕方など、全てにおいて、大変しっかりとされた方だとお見受けしています。
そして、溢れんばかりの愛情と。。。

ただでも私は、
誰かが奇跡の症例を持っておられるからと言って、すぐにそれに飛びつくのではなく、あくまで参考にさせて頂く。
すがりたいのはヤマヤマですが、
でも・・
大切なのは、
自分の子がどんな子か。
目の前にいる自分の子をしっかりと見、治療を進めて行ってやりたいです。。

試してみる・・と言うことも必要かとも思うのですが、
でも、
何かが起こったとき、やり直しがきかない故、あっちもこっちも試してみると言うリスクはやはり高いように私は思ってしまいます。。。

タイガーとママの二人三脚。
タイガーの歩幅に合わせて歩いてやることが一番大切なこと。
絶対にタイガーの歩みを乱してやってはならない。。。
タイガーが休むと言えば休む。

そしてその声をタイガーに代わり、
必ず先生に届けること。


それが今後の私の大切な使命であり、私の望みです。


そしてもし、今後タイガーがもう歩かない・・と言ったなら・・・
その時は、タイガーの望む通りにしてやりたい。。。


猫先生にも、その子の症例をお話させて頂いた上で、でも、今タイガーを見て下さっているのも、タイガーの腫瘍を全て把握して頂いているのも猫先生。
だから、これからも猫先生を信じ、猫先生に相談させて頂きながら、猫先生のご判断に従って行きたいと思います。
猫先生は、先生の器量で、臨機応変に対応して行って下さる方ですから。。



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タイガーの抗癌剤治療法は、
COP法と言って、リンパ腫の一般的な抗癌剤治療法なようですが、かなり強い抗癌剤治療法だそうです。
寛解を目指す治療法ですので・・

C・・・サイクロフスマイド
O・・・オンコビン
P・・・プレドニン

で、これらを用いて治療すると言う方法だそうです。

タイガーは、
ビンクリスチン(オンコビン)と言う抗癌剤を病院で投与され、
その後、自宅で、サイクロフスマイドと言う抗癌剤(錠剤)を飲ませています。
もちろんステロイド(プレドニン)も。

この、サイクロフスマイドを飲ませたとたん、タイガーの食欲はストーンと落ちてしまい、泡も吐くようになってしまう・・(tt)
だから、少しだけ、この抗癌剤の量を減らして頂き、与え方も変えて(少しづつ何日もに分ける)、今回試してみることになりました。




※カンガルー肉、アレあかん。(tt)
 ヘルシー過ぎてアカン。。(泣)
 みんな減量出来てしまう。。(;^^)(tt)
 













タイガージャンプ☆




う~にゃんVSタイガー☆




タイガーの顔を見ていて思う。。

決して単に強い!元気!だけではない。
タイガーのめげない性格、我慢強さをうんと褒めてやりたい。
それほどにタイガーの顔はもうずっとしんどそうなのです。。。


タイ、
負けるな 





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