愛しの天使はFeLV…幸せであるために♪

どんなに小さくても… 他に変わるもののない、かけがえのない命たち。

母の盗まれたお財布、2年ぶりのご帰還

2014年01月29日 01時00分49秒 | キャンディ♪

今朝実家へ行くと、

母が2年前自宅で盗難にあったお財布が夕べ戻って来たと・・

新聞紙の上に、変わり果てた姿で置かれていた。

二つ向こうの町内の民家の植え込みで見つかったらしい。

スーパー等のポイントカードは別にナイロン袋に包まれていた。

いずれも酷く汚れ、ずさんに放置されていたであろう様子を物語っておりました。。

 

 

約2年前のその日、

その時間母はお店で一人だった。

母は実家の一番奥の流し台で仕込み中だったしく、

(恐らく犯人は母がいたことに気付いていなかったようだ)

 

その手前にはお客さん用のテーブルがあり、

そのテーブルの上に、買い物用のエコバック、そしてその中に問題のそのお財布を入れて置いていたそうです。

 

ふと後ろでゴソゴソと物音を感じ、振り向くと、一人の男が(背の高いオッサンだったらしい)母の買い物袋をあさっていたらしく、

気付いた母は、『ちょっと!!!アンタ何してんの!!!怒』と一撃を飛ばし、

更に、

母に気づき、慌てて逃げるオッサンを、

『ちょっと!!!コラ~!!!待ちなはい~~~っ!!!!!』と、

追いかけたそうな。

( 当時74歳・・ この母、この世に怖いモノ無い人なんです・・(-_-;) )

 

が、しかし逃げられてしまい、急いで通報したらしい。(遅いやろ。。;--)

結局それ以来、犯人もお財布も見つからず・・

早2年が経過していたと言うことです。

母はそれ以前にも、自身でお財布を落とした経験があり、そのせいでこの時もややヘコンではおりました。

(;^^) 

 

そのお財布が昨夜、約2年ぶりに戻って来たそうです。。(;^ω^)

 

でも、そのお財布、その変わり果てた姿がね、震災の後のご遺体のようにも思えてさ・・

(ちょっと色んな動画見たせいか・・)

 

※ 万一、実際の、震災に合われた関係者の方々を傷付ける発言だったら大変申し訳ございません。

m(_ _)m

 

でも私、何か手を合わさずにいられなくてね、

お財布に手を合わせて『ごめんなさい』・・って、

何かそう言わずにいられない、あまりに可哀そうな変わり果てたお財布の姿だったんですよね。。

ちょっと怖くもあり、

とてもじゃないけど邪険には扱えないって思いました。。

最後は母がゴミ箱へ『でももうこうせなしゃーないしな・・ 出て来て良かった♪』と新聞紙ごと入れました。

私も、それ以上のことはしませんでした。

が、やはり再度手を合わせ、

やっぱり、こんな姿にさせてしまい、ほんとうにごめんなさい・・と、

ゴミをくくる前に最後にもう一度手を合わせ、

出させて頂きました。

 

お財布一つにも、

何でも魂って絶対宿ってるんだなぁ・・って思った。

 

出てきて喜ぶものか?  

しかしちょっとショッキングな終わり方となっちゃいました。

(;^^)

 

******************

 

 

だからこそ、人や動物、実際の生きとし生ける物の命って、どれほどに尊いものでしょうか・・

 

犬ねこ殺処分 センターや犬ねこ回収車に飼ってた動物を押し付け、

職員さんの手に渡り、強引に連れて行かれるその子の後ろ姿を見て何も感じないのでしょうかね・・?

想像するだけで泣けますよね?人間ならば・・

 

ちょっと話逸れますが、

 

私はFeLVの子たちを亡くし、火葬に行き、どの子ももちろん悲しかったけれど、

 

キャンを見送る最後の瞬間が脳裏に焼き付いて離れません。

火葬には立ち会わせてはもらえません。

だから、焼却炉に入れて頂くところまで見届けたら、それが最後です。

ご住職さまの手により、焼却炉に入って行くキャンの背中、キャンの頭にキャンのお耳、

キャンをたった一人っ切りでどこかへ行かせるのはこれが初めて。

もうたまらなかったです。

愛しい愛しい私のキャンディが、私たちの手元から離れ、一人ぼっちで誰かの手によって連れて行かれる・・

これがたまらなかったんです・・涙

もちろん、私たちの一番良く着ていたTシャツ2枚にくるみ、パパと私の髪の毛を添え、

パパもママもずっと側にいるよ!

ずっとずっと一緒だよ!

絶対キャンを一人にはさせないよ!

と言う思いこそ込めるけれど、実際は悲しい限りです。。(tt)

 

 

 

なのに、なぜ・・?

力無き弱気ものを、

無垢で純真で、自分を信じて疑わない、

心の澄んだ、あんなに澄みきった彼らを見捨てられるのでしょうね・・

 

 

ごめんなさい、お話が随分逸れました。

長くなりましたね、最後までお付き合い下さりありがとうございました!!!

m(_ _)m

 

 

****** と言う母のお財布のお話でした ******* (;^^)

 

 

 

 オマケ♪