京都四条大宮『天道神社神輿会』ブログ

天道神社の神輿会”まるお”が綴るブログ。お祭りの事、地域の事、自身やメンバーのプライベート等を自由に書いていきます。

函谷鉾~日和神楽レポ~

2011-07-19 02:14:46 | 祇園祭
僕が子供の頃から愛して止まない函谷鉾の囃子方による
日和神楽をレポします。


以前、昭和30年代までは巡行路が今とは違い、四条寺町を南進して、
松原通りを西進していたそうです。

函谷鉾ではそのコースを再現しての日和神楽となります。


寺町を南進する函谷鉾囃子方



松原通りを西進。

ところどころ軒先で見物する人がいるくらいで、
宵山で人がごった返していた状態とは全然違います。


以前、巡行していた時に、ゆかりのある町内から御接待がありました。



おにぎり、マクドハンバーガー、ジュース、お茶、ビール。
まるで、神輿の接待みたいやねえ。


法被なのか、浴衣なのかだけの違いです。

途中、後方から来た船鉾囃子方さんも同じ場所で接待を受けれました。



両方の囃子方が入り交ざってます。




ここで思ったのが、この場におられる見物の方って、
ほぼ観光客の方はいません。
接待する町内の方。囃子方の家族や知人。
いわば、ほぼ身内のみでなり立っており、観光用行事じゃなくって、
自分達のお祭りをされていました。
大きい小さいじゃなくって、こんなシュチエーションが一番好きなんです。

誰の為の祭でもなく、自分達の為にやる!
祇園祭りも捨てたもんじゃないです。


舞子は~んも 見学されていました。



さてさて、囃子方さんが休憩中にパチリ。

台車の前に太鼓がセットされており、あとは
鐘を8台つりさげられるようになっています。


中川はん、鉾町関係者の方とお知り合いだそうです。



そして、今度はホテル日航プリンスさん前で囃子&御接待。

こちらは、本日お泊りのお客様の前での囃子です。
先ほど見に行った祇園囃子がもう一度目の前で見れるんですよね。
ラッキーな宿泊客の皆さんです。
接待は黒服さんがされていました。なんか祭には似合わなかったな(笑)


そしてやっとこさ鉾の横へ戻ってきました。





時間は遅いですが、小さい子供も交えて全員で囃子をされます。
函谷鉾の囃子の魅力は、まとまりがある事。
分かりやすく言うと、合いの手の声がデカイ。
だから気合を感じれるんですよね。

それが、宵山で奏でる最後の囃子とあって、囃子方全員の気持ちが高ぶっており、
めちゃくちゃ迫力がある!
神輿で言うところの宮入に近い感覚かな。


まさに、この写真がその場面。




周囲の多くのギャラリーに囲まれて、最高の囃子を奏でます。

見事に終わった頃には、ギャラリーも交えて、全員で手締めをし、
拍手喝采に終了しました。
まさに、京都人の心意気を感じる。熱い場面でした。

祇園囃子はこの後もまだ聴くチャンスありですよ。
今日から24日まで、御旅所お神輿前にて奉納囃子があります。
時間は20時くらいからやったと思いますが・・
各山鉾町が毎日交代で担当しますので、
無言参りとともに、見に行かれてはいかがですか?

では、今日はこれにてシマイ

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ayako)
2011-07-19 15:06:46
毎日楽しみに拝見しています。
山鉾の賑わいとはまた別の趣があるんですね。
私も来年こそは、見てみたいです。
返信する
ウチのメンバーも (コテツ)
2011-07-20 19:14:46
ウチのメンバーもすっかり天道ブログで有名になっちゃいましたね!
汗かき王子の紀平会長!
お囃子王子のM氏!
これからもウチのメンバー天道ブログに出してあげて下さい
返信する
コテツさんへ (まるお)
2011-07-21 01:35:57
汗かき王子に、お囃子王子。
コテツさんは、○態王子??(笑)
よくぞまあ、キャラの抱負な皆さんが
集まられたもんですなあ。(笑)
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ayokoさんへ (まるお)
2011-07-21 01:39:29
ようこそ天道ブログへ。
初コメント有難うございます。
宵山の楽しみ方って色々あると思いますが、
僕の場合は幼少期に親父に連れて行ってもらって見た光景を
いつまでも追いかけたくて、
それを毎年楽しみにしています。
だからちょっと特殊かもしれんな(笑)
お囃子の音も完全に身体の中に染みついていますし・・
小さい頃から祇園祭を楽しむ為のベースが人よりも
しっかりと訓練されていると思われます・・
でないと、ここまで日和神楽を追いかけるまでにはならんと思うなあ。
でも、いいですよ~。
来年こそは是非ご覧になって下さいね
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