京都四条大宮『天道神社神輿会』ブログ

天道神社の神輿会”まるお”が綴るブログ。お祭りの事、地域の事、自身やメンバーのプライベート等を自由に書いていきます。

日和神楽レポ

2012-07-24 00:03:50 | 祇園祭2012
こんばんは。続いて日和神楽についてです。
宵山の終盤に、鉾囃子を終えたら、囃子方全員で歩いて囃子ながら
八坂神社御旅所まで囃子を奉納しに行きます。

明日の巡行が晴天でありますように!
の願いを込めて、「日和神楽」(ひよりかぐら)と言われています。
さてさて、そんな日和神楽ですが、
囃子を持つ山鉾町から順次、御旅所に向いますので、
四条通りは囃子の大渋滞・・

鉾の横を通り行く日和神楽の囃子と、
まだ鉾上で囃しているのが交錯します。
でもって、またそこヘ他の囃子がやってきて~
なんて、もう凄い迫力。
四条通のビルに反響してまたよく響き渡ります。


長刀鉾横を通過した月鉾の日和神楽



役員同士や知合いの囃子方同士が行き交う度に
扇子を振って挨拶されます。



鉦を吊るし、後方には太鼓を設置する台車を
子供達が引っ張ります。



引っ張る子供も勿論囃子方。



まるおジュニアも頑張ります。



マルコメ味噌ですが、普段はグッスリ寝てる時間なので、
ちょっと眠そうかな?(笑)


御旅所では囃子が奉納されます。



この時は巡行で言う、四条河原町の雰囲気です。
渡り囃子(上り囃子)~戻り囃子に変わり、そのまま
町内を向いて出発します。


月鉾の場合は、ここから寺町を三条へ北上。
その後、三条を西に向き、東洞院を六角まで、それから烏丸から
四条へ戻るそうです。
昔の寄町を通りながら町内へ戻るのがここ10年ほどの流行りで、
各山鉾町は割といろんな道で帰られるんですねえ。

寄町とは、かつて経済面や人材面で山鉾町を支えてきた町内の事を言います。


残念ながら月鉾の小学生は寺町四条で解散~
遅いから後は大人達のみで廻られます。
って事で僕は最後まで見る事なくジュニアを連れて帰りましたとさ。


帰りにすれ違ったのは四条傘鉾




四条通りを沢山の囃子が行き交う独特の雰囲気。
僕にとっては いよいよ、これで祇園祭が終わりだな~
 って淋しい雰囲気なんですよ。

今でこそ翌日の巡行や、これから本格的に始まる神輿がありますが、
子供の頃は、巡行は平日だし学校あるし、
神輿の事も知らなかったし・・
祇園祭りはそこで終了だったんですよ~。
だから日和神楽を見ては、「あ~これで 終わった~」
ってウルウルきてたんです。
家帰って、布団に入ってからは泣いてましたもん。
まら来年まで鉾見れないし、お囃子も聞けない~っ!!ってね。

それに比べたらうちのジュニア。
巡行も堂々と学校休んで、しかも鉾に乗れて、
ど真ん中でお囃子を聞けて・・
なんなら一緒にお囃子ができて・・
こいつ、めちゃくちゃ羨ましい小学生です。
ホンマ贅沢過ぎる~


ジュニアは翌朝は6時起き。
いつもより三時間弱短い睡眠です。
明日の巡行に備えてしっかり寝ーや!にも
興奮して寝れる訳もなくっ

本人曰く夜中もずっと祇園祭りの夢を見続けてたそうです。
寝言で、でっかい声で「マーダセー!!」ってお前、
それ囃子の掛け声ちゃうんか??(笑)

夢の中でも囃子をしてるジュニア。
ホンマ 幸せなやつです(笑)

天道の時は寝言で「よーさー」って言ってたな(爆笑)

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