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てんち米店 東京府中のこだわり米屋 無農薬玄米・出産内祝い米・引越し挨拶品・披露宴両親贈答米

日々のあれこれ、米屋としての徒然を気分のままに。玄米・精米・環境・町づくりetc!

女性の心理を勉強せんと

2012-06-28 18:36:18 | 日記

当店のスタンプカード、

一杯にたまると500円のクーポンに。

 

一般的なのが、

クーポン利用時に、

いつもより高い値段のお米を買われるお客様。

 

普段使いとは

ちょっと違ったプチ贅沢!

ってところなんでしょうね。

 

色々な品種を試していただけるのは面白いと思います。

 

それを受けての当家食卓での会話

「でもさ、いつ使っても500円は500円。

普段のお米で500円引きにして

高いお米はそのままの金額で買っても同じじゃん」

という私の一言に、

女性陣から猛反発。

 

「そういうもんじゃない。」

 

 

女性心理のわからないダメ店主でした!

 


複雑系で考える安売り

2012-06-13 11:54:53 | 日記

日本一幸せな会社(中)未来工業創業者・山田昭男

という会社があります。

読んでいただければわかりますが、

「衰退の元凶は「いいモノを安く売ろう」という発想だね。その先にあるのは過当競争。これでどうやって儲(もう)かるんですか? アメリカの製造業の経常利益率は平均で35%なのに、日本の製造業は3・5%しかない。日本の方が技術は断然、優秀なのにおかしいでしょ。」

「敵(中国や韓国)が随分、伸びてきたからな。日本の企業で60歳定年になった技術者を、韓国企業などが倍の給料で引っ張っていく。当然、先端技術もどんどん外国へ流れるわけですよ。

だからウチは定年を70歳にし、60歳を過ぎても給料が下がらないようにした。ヨソからは「60歳、70歳で生産性が向上するんですか?」って、よく聞か れるけど、それは重要じゃない。一番、働き盛りの30代、40代の社員が、その制度に感動して、がむしゃらに働く気になるわけですよ。「オレはこの会社に 骨を埋める」ってね。」

「失われた20年”の間に企業は随分、派遣社員やアルバイトに切り替えたけど、GDPは伸びていないでしょ。社員が幸せを感じるには、やはりそれなりの待遇が必要。派遣社員のままでは技術や営業のやり方を必死で覚えようという気にはならんしね。」

 

日本は、戦後、まだまだ世界的には安かった良質な労働力を背景に、

安かろう悪かろうから 良かろう安かろう に転換して、

経済的発展を遂げてきた。

その時の癖が、経営者にしみついていて

(経営者も時代で若い世代が持ち上がっていくから、変わっているはずなのに)

「良くても安くなければ」

「安くするには、量産量販」

しか、思いつかなかった。

まぁ、成功事例の反復という、誰もが陥ることなのですが。

 

一方で、安く売れば

「消費者の味方」と のたまうマスコミがいて、

常にそれに踊らされる。

 

物事を単純にします。

あなたが専業主婦だとして、

スーパーの安売りで 「あぁ 嬉しい。得した!」と。

しかし、スーパーはそのために、

正社員の代わりにパートばかり、

大量発注するからとメーカーに値切りして(でも、売れ残りは引き取りだったりして)

売り場にメーカーの営業を派遣させて、

メーカーはメーカーで、コストカットのために、

運送会社の料金を値切りして。

皆が、労働強化の方向に。

 

さて、

あなたの妹さんがそのスーパーにお勤めだとして、

あなたのご主人がメーカーにお勤めだとして、

あなたの息子さんが運送会社にお勤めだとして、

「アーユーハッピィ?」

 

きわめて単純化していますが、

これが日本のここ20年の姿です。

 

安く払えば、自分にも安く却ってきます。

勿論、無用な奢侈品を購入するようなバブリーなことは不要です。

 

全てに適正な価値があり、それを相互に認めない限り、

自分の価値も認めてもらえないというだけです。

 

 

 

 


端午の節句にお赤飯

2012-05-01 11:13:15 | 日記

さすがに、 五月は端午の節句ですね。

数は圧倒的に少なくなりましたが、

お赤飯を炊くご家庭もまだあります。

当家でも、ずっと五月五日は必ずお赤飯!

ということで、ここ数日、もち米需要が急増。

慌てて精米しています。

 

ささぎ豆ではなくて、小豆を使うご家庭もありますね。

でも、国産備中のささぎ豆は、色もきれいに出て

ほんと、美味しい!!

重曹なんかで色だししなくても、きれいな赤い色がつきます。

 

あれ、ささぎ豆の在庫あったっけ?

やば!

 


連休を前にして

2012-04-27 11:35:39 | 日記

当店、五月三日~六日 お休みをいただきます。

と言いましても、三日四日は、多少は仕事をしないと・・・

 

近所の地の人は、

お祭り期間に男衆がどうなってしまうのか

良くご存じなので、

今週はいつもより早く、いつもより多めに

ご注文いただきました。

多謝多謝!

 

そんな中でも、柏餅用の上新粉。

まとめてのお買い上げの方も。

昔に比べれば、全然少なくなりましたが。

 

取りあえず、粉の卸から、

和菓子用としても最上級の物を仕入れています。

何段階あるのか聞いたことはありませんが、

「いつもの一番いいやつ」としか注文しないので。

 

出来は、全然違うそうです。

自分ちで作ったことがないので、わからないのですが。


かっぱえびせんになってしまう お祭り話

2012-04-23 21:54:58 | 日記

ポスターやパンフレットが出来て、お祭りムードもこれからという大國魂神社の武蔵総社国府際「くらやみ祭り」!

(ちなみに、当家のPCでは、「おみや」と打つと、「大國魂神社」と変換されます。)

店先での会話もはずみます・・・  が、

気を付けないと、かっぱえびせんになってしまう。←これって、既に死語?

 

ちょっと蘊蓄。

江戸時代までは、旧暦なので、五月は今の六月。昔の絵を見ると、上半身裸の人もいる。

本来は、五月六日の御田植神事が、本当の祭りの起源だと説もある。今も、この神事はあるが、五月例大祭の行事時期とは関係なく、ひっそりと行われている。

もっとも大きい御先払いの太鼓、世話をしている方は、小金井と調布の方。多分、府中の人はほとんど入っていない。

他にも、お祭りの様々なお役(神社からの直接の依頼)を務めている方は、遠くは埼玉から。

大國魂神社のお祭りは、国府総社にちなむ祭りに、本来は六月に行われていたであろう御霊会(ごりょうえ=いわゆる怨霊信仰、京都の祇園祭が本家と言うべきか)がどういう理由か、組み込まれたもの。いつともわからないが、江戸時代と思われる。

同じ国府でも、相模の国府総社 大礒の六所神社では、江戸時代でも六月に御霊会が行われており、大國魂神社宮司の日記に「相模に見に行った」という記述がある。

 

いけないいけない、止まらない!!