東京都指定障害福祉サービス事業者LLCてくてくゆかりのブログ

東京都指定障害福祉事業者LLCてくてくのスタッフや周辺の人々が週変わりで語るブログです。

「介助者から見た障害者総合支援法勉強会」講師 竹端寛さん(山梨学院大学准教授)

2012年07月10日 | てくてくのまいにち
私は、この国にどういう未来があるのか、心配になることがあります。
次世代のこの国の人たちに希望を手渡したいと思います。
人ごとでなく自分のこととして行動する為に、この企画を紹介します。
ささき

~障害者を無視する総合支援法 介助者の生活はどうなる????
法律が新しくなってもなかなかどんな内容なのか分かりません。
障害者総合支援法って、どういう経緯で作られ、
これからの介助者としての自分たちにどのように関わるのだろうか?
法律は遠い出来事みたいだけど、案外そうでもないようです。
講師に竹端寛さんを迎えて話を伺いながら、優しく熱く、
介助者の未来について語り合い考える勉強会です。
詳しくは、下の告知文をお読みください。
みなさんのお越しをお待ちしています。

日時 7月16日(月・祝)17時~20時勉強会 20時から交流会
料金 入場無料(カンパ歓迎)
場所 風まちサロン
(東京都新宿区鶴巻町508 浅沼ビル1F 東西線早稲田駅徒歩5分)地図 http://goo.gl/uERK1
主催 かりん燈関東 問合 07066679604 HP http://goo.gl/dbk2Q

<告知文>
小泉構造改革の置き土産“障害者自立支援法”は障害者の社会的自立をうたい文句に就労支援を進める一方、
応益負担は一般就労が難しい重度障害者が地域で生きる時に重い負担となり、
これにたまりかねた人達が全国各地で原告団を結成して違憲訴訟を起こしました。
さて、2009年の政権交代で与党になった民主党のマニフェストには、
自立支援法の廃止と“総合福祉法”が明記されていました。
さあ、新しい法律を作りましょうということで、時の内閣総理大臣の元、
内閣府史上初めて障害当事者を過半数にして、
親たちや事業者や有識者等からなる総勢55人の異例の大所帯、
障害者制度改革推進会議総合福祉部会が荒海に向けて出航しました。

「私たちのことを抜きに私たちのことを決めるな」を合い言葉に、
刻一刻と迫る期限に緊迫した議論を重ね、昨年8月ついに骨格提言をまとめ上げました。

ところがどっこい、突然忍び寄る怪しい厚労省。
またも、自立支援法の改正案まがいの代物を持ってきて、
骨格提言を骨抜きにしたかたちで閣議決定に持ち込んだのです。
しかも、足して二で割った様な妙な名称変更までして…
こんなすっとぼけがまかり通ってなるものでしょうか。

ところでそもそもこの骨格提言の具体的内容とはいかに?

どんなに障害があっても誰もが地域の中で当たり前に生きられる社会を実現するとのことだけど、
それってとてもたくさんの介助者が必要で、さらに安心して街で暮らし続ける為には、
介助者たちも安心して暮らし続けられなきゃならない。
たくさんの介助者が街に暮らせるだけのお金を国が補償しなければならない…てことになりますよね。
介助者の生活に関わる大事な事なんだけど、運動はCILにお任せっきりでいいのかしら?
これは介助者としても、
ちゃんと事情を知った上で堂々と一緒に総合福祉法を要求していきたいじゃありませんか。
と言うことで、かりん燈関東ではこの度、
総合福祉部会の構成員であった、山梨学院大学准教授竹端寛さんをお招きして、
骨格提言の中の“介助者”や介助者にとっての今回の制度変更について語って頂きます。
お話の後で竹端さんを交えての介助者同士の語らいの時間もあります。
*********
★6月20日に障害者総合支援法は参議院本会議で賛成多数で可決成立してしまいました!!
MLホームページ: http://www.freeml.com/karintokantokari

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