適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

「感謝の念。木育(1)」

2009-06-26 11:48:08 | 木の話し
                                    
 百年に一度の不況下、「会社が繁栄する方法」なるモノを知りました。私も大好きなビールですが、

現在はトップのアサヒビールも、昭和61年樋口さんが社長に就任された頃はかなり苦戦中だったそうです。
 
そんな中、樋口さんはたまたま飛行機で、キリンビールの小西会長と乗り合わせます。

樋口さんはそこで衝撃の話を小西さんから聞きます。

「これからお参りに行くんです。うちは高野山に会社の先輩を祀る供養塔を建てたんですが、
 そしたら業績は上がるばかりか、いいことばかり起こるんですよ。」

 樋口さんは早速、高野山大学で教授をしている友人に連絡をいれます。

「先人をお祀りしていて業績不振の会社はないのか?」

その友人は「あるわけないだろ。バカなこと聞く奴だなぁ。」 と一笑に付しました。

樋口さんはさらに調査をします。その結果は驚くべきものでした。

「先人を大切にする会社で、現在繁栄していない会社はひとつもない!」

 樋口さんは即行動します。アサヒビール発祥の地の大阪の吹田市に「先人の碑」を建設。

そこには、従業員、特約店、販売店さんだけでなく飲食店の方々の霊をも祀り供養祭が行われました。

その直後よりアサヒビールの大躍進が始まり、その収益があのスーパードライという

大ヒット商品の開発費に充てられていったのです。

アサヒさんは、現在でも毎朝、その日に命日をお迎えの方のお名前を申し上げて供養する。

という事を続けられているそうです。



 我が国の森林は国土の66%を占めるという、割合で言うと世界第3位の森林大国です。

だけど全世界の森林面積からみると0.6%にすぎないんですね。

ところが先人によって植えられた森の面積なら、

世界中の人工林の10%に達するという世界一の「木を植える国」なんです。(つづく)  (加藤)



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