a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

子ども劇場・おやこ劇場企画会議

2010-07-12 18:55:28 | Weblog
6月下旬から7月上旬にかけて、
私たちの劇団は、
全国にある子ども劇場・おやこ劇場という団体の、
企画説明会に参加します。

最近は、ずいぶん小ぶりな作品を取り上げることが多くなっているので、
大型作品といわれるうちの作品は、
なかなか取り上げずらいのですが、
今年は、いくつかの企画会議で、
「見れる例会から、見たい例会へ」というような言葉が聞かれ、
大いに励まされる思いでした。

一方では、
「安くて、良いものをお願いします」と言われたりすると、
モチベーションというか、
気持が、ダダ~ンと落ちていくこともありました。

もちろん経済行為が伴うものなので、
シビアで、本音が出ることもあるだろう。
それでも、やはり、
芸術・創造をする人間は、
自分たちの生き方をかけた作品が、
そのような物差しで測られることに抵抗を覚えてしまうのです。

ただ、
先に紹介したように、
作品説明会で「夢を語ろう」というテーマには、
思わず深酒してしまいそうなくらい、
うれしくなりました。

東北から、九州まで、
その地域性もうかがえるような各地での会議でしたが、
そこに生きている人たちと出会えることが、
面白いんだなぁ、と、
少し記憶がよみがえってきました。
それともうひとつは、
創造団体同士が、
結構仲良くなっていくのも楽しいです。
ほかの団体の企画説明を聞いt、
これは見てみたいなぁ、というものが増えました。

この夏は、
いろんなフェスティバルがありますが、
僕も出かけてみようかなと思っています。
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