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a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

地下鉄渋谷駅から伝承ホールへの道案内

2022-03-24 14:52:13 | 東京公演
伝承ホール(渋谷区総合文化センター大和田)への行き方

地下鉄・渋谷駅からの場合

①改札を出て右へ



②C2出口に向かいます。


③C2方面へまっすぐ。




④左に行くとC1の案内が出たら、右がC2です。工事中で案内が隠れています。



⑤エレベーター、または、エスカレーターで1階へ


⑥エレベーターの場合は降りたら、左方向へこちらを向いてください。


エスカレーターの場合は、降りたら左方向へこちらを向いてください。


⑦こちらの横断歩道を渡ります。


⑧歩道を道なりに進み、山手線の高架下をくぐります。





⑨写真左の横断歩道を渡り、目の前の桜並木の坂を上がります。提灯が目印です。


⑩坂を登りきって、ガストを右折です。



⑪2つ目の建物が渋谷区文化総合センター大和田になります。


⑫右側の奥の自動ドアから入り、エレベーターで6階に上がってください。



ご来場お待ちしております。

『彼女たちの断片』出演者紹介? 番外編

2022-03-21 14:00:00 | 東京公演

石原燃の新作書き下ろし
『彼女たちの断片』
大学生の多部が望まぬ妊娠をした。友人たちの助けで、中絶薬を使った中絶を試みる。これはその一夜を描いた女たちの物語。

番外編
今回の座組は女ばかりです。けど、夜な夜な男たちが出現して、タタキをやってくれました。ほんとうに感謝。
その中でも、稽古中からずっと居て、プロンプと代役とタタキと裏とネット環境と、やってくれたのが、永濱渉。
わたる、ありがとう❣️

わたるは、『千年ユニコーン』で山﨑智子とともに主演の一人。しばらく最年少だったのが、去年やっと後輩ができて、超やさしい先輩って言われてる。野火止演劇クラブでも活躍。わたしはトラゴロウリーディングの舞台監督としてもお世話になりました。
いよいよ小屋入りです。これからもよろしくお願いします❣️
(小森)





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TEE 東京演劇アンサンブル公演
  彼女たちの断片 作/石原燃 演出/小森明子

—公演日程
—
2022年3月23日(水)~3月27日(日)

  ★=Low Price Day

—会場—
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

—チケット—
全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場

料金:前売一般/3800円 
   前売U30/3000円
 
★=Low Price Day/2500円

   ペアチケット/6000円(2枚セット)

   当日/4500円
 TEE Webチケット

助成:文化庁舞台芸術創造活動活性化事業

協賛:ケンタウルスの会(TEE友の会) 

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

当日券につきましては、劇団FacebookページTwitterにてお知らせします。

—スタッフ—
音楽/国広和毅

舞台美術/香坂奈奈

衣裳/稲村朋子

照明/真壁知恵子

音響/川崎理沙・島猛

映像/三木元太

宣伝美術/ Judith Clay・奥秋圭 

舞台監督/浅井純彦

演出助手/黒川アンナ

制作/太田昭

制作助手/志賀澤子

—登場人物
—
静谷晶(44)グラフィックデザイナー

 洪美玉
天野ゆき(44)グラフィックデザイナー
 
原口久美子
高崎涼(35)グラフィックデザイナー
 
山﨑智子
静谷葉子(70)日仏翻訳者 晶の母

 志賀澤子
天野みちる(20)大学生 天野の娘

 永野愛理
多部真紀(20)大学生 みちるの友だち

 仙石貴久江
水越まゆみ(52)喫茶店店員 葉子の友だち
 
奈須弘子

—あらすじ—

大学生の多部が望まない妊娠をしてしまった。

友人みちるに相談して、海外の支援団体から「中絶薬」を送ってもらって中絶することにした。
みちるの母の同僚であるにカードを借りて送金し、薬は届いた。
中絶薬は二種類、2日間かけて飲む。海外では広く普及している薬だが、日本ではやっと承認申請するところだ。(2021/12/22申請)
安全な場所は?と考えた末、やはり母の同僚のに頼んで泊めてもらうことにした。

この物語は2日目の薬を飲む一夜を描く。

みちるの行動に不信を覚えた母・天野が、晶の家に乗り込んでくる。行動的なみちるだが、母親とはあまり口をきかず、わだかまりを抱えていた。みちるの妊娠を疑った天野に、多部が、自分が妊娠したのだと告げる。

一方、晶の母・葉子の友達で、総菜の宅配をしているまゆみも定期便を持参した。
この7人の女たちが、中絶の一夜を過ごすことになる。

中絶薬のこと、日本の医療のこと、生殖をコントロールする国家、その歴史などが語られる一方、7人のそれぞれが抱えてきたこと…妊娠、中絶、性、レイプ、家父長制、優生思想等が、モノローグや一対一の会話、更にみんなとのお喋りのなかで語られる。

多部は、6人の大人たちによって守られるなかで、無事に終えることができた。
7人の女たちは、それぞれ、この一夜の経験を持ち帰っていく…。





彼女たちの断片 HP

『彼女たちの断片』出演者紹介その7

2022-03-18 16:00:00 | 東京公演

石原燃の新作書き下ろし
『彼女たちの断片』
大学生の多部が望まぬ妊娠をした。友人たちの助けで、中絶薬を使った中絶を試みる。これはその一夜を描いた女たちの物語。

出演者紹介 その7
奈須弘子 Hiroko Nasu →水越まゆみ 喫茶店店員
多部の友人みちるが頼った静谷晶の母・葉子の友人(ややこしい笑)。この夜、静谷家に定期便の総菜を届けに来たことで、この一件に巻き込まれた。まゆみ自身は、ペルーの日系人ファームで生まれた二世で、バックパッカーの日本人男性と結婚して来日した。夫の反対にあって3回目と4回目の妊娠は中絶することになった。

広渡常敏追悼公演『明日を紡ぐ娘たち』で主役の敏子、『銀河鉄道の夜』では語り手をつとめるなど、堅実な役が多いなか、デーア・ローアー『無実』は異色のキャスティングだった。夫に愛されたい、そんな小さな願いが叶わず、希望を失って入水するローザ。小さな日常の積み重ねが人間を作る一方、マイナスも然り。危ういバランスのなかで綱渡りしている現代人を描いた作品の象徴のような役だった。『泥棒たち』でも主演。

その奈須が、今回はほんとうに元気なおばちゃんを演じる。まゆみは、いわゆる「日本人」ではないことで蔑視されてきたが、逞しく生き抜いてきた。葉子に出会ったことで家父長制の縛りから少し脱け出すことができた。
奈須はしばらく劇団を離れていたが、この舞台で1年半ぶりに復帰する。久々の舞台だが、奈須は何か脱皮したごとく元気で、明るいおばちゃんをとてもチャーミングに演じている。ラストのモノローグは、必見。





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TEE 東京演劇アンサンブル公演
  彼女たちの断片 作/石原燃 演出/小森明子

—公演日程
—
2022年3月23日(水)~3月27日(日)

  ★=Low Price Day

—会場—
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

—チケット—
全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場

料金:前売一般/3800円 
   前売U30/3000円
 
★=Low Price Day/2500円

   ペアチケット/6000円(2枚セット)

   当日/4500円
 TEE Webチケット

助成:文化庁舞台芸術創造活動活性化事業

協賛:ケンタウルスの会(TEE友の会) 

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

当日券につきましては、劇団FacebookページTwitterにてお知らせします。

—スタッフ—
音楽/国広和毅

舞台美術/香坂奈奈

衣裳/稲村朋子

照明/真壁知恵子

音響/川崎理沙・島猛

映像/三木元太

宣伝美術/ Judith Clay・奥秋圭 

舞台監督/浅井純彦

演出助手/黒川アンナ

制作/太田昭

制作助手/志賀澤子

—登場人物
—
静谷晶(44)グラフィックデザイナー

 洪美玉
天野ゆき(44)グラフィックデザイナー
 
原口久美子
高崎涼(35)グラフィックデザイナー
 
山﨑智子
静谷葉子(70)日仏翻訳者 晶の母

 志賀澤子
天野みちる(20)大学生 天野の娘

 永野愛理
多部真紀(20)大学生 みちるの友だち

 仙石貴久江
水越まゆみ(52)喫茶店店員 葉子の友だち
 
奈須弘子

—あらすじ—

大学生の多部が望まない妊娠をしてしまった。

友人みちるに相談して、海外の支援団体から「中絶薬」を送ってもらって中絶することにした。
みちるの母の同僚であるにカードを借りて送金し、薬は届いた。
中絶薬は二種類、2日間かけて飲む。海外では広く普及している薬だが、日本ではやっと承認申請するところだ。(2021/12/22申請)
安全な場所は?と考えた末、やはり母の同僚のに頼んで泊めてもらうことにした。

この物語は2日目の薬を飲む一夜を描く。

みちるの行動に不信を覚えた母・天野が、晶の家に乗り込んでくる。行動的なみちるだが、母親とはあまり口をきかず、わだかまりを抱えていた。みちるの妊娠を疑った天野に、多部が、自分が妊娠したのだと告げる。

一方、晶の母・葉子の友達で、総菜の宅配をしているまゆみも定期便を持参した。
この7人の女たちが、中絶の一夜を過ごすことになる。

中絶薬のこと、日本の医療のこと、生殖をコントロールする国家、その歴史などが語られる一方、7人のそれぞれが抱えてきたこと…妊娠、中絶、性、レイプ、家父長制、優生思想等が、モノローグや一対一の会話、更にみんなとのお喋りのなかで語られる。

多部は、6人の大人たちによって守られるなかで、無事に終えることができた。
7人の女たちは、それぞれ、この一夜の経験を持ち帰っていく…。





彼女たちの断片 HP

『彼女たちの断片』出演者紹介その6

2022-03-14 13:00:00 | 東京公演
石原燃の新作書き下ろし
『彼女たちの断片』
大学生の多部が望まぬ妊娠をした。友人たちの助けで、中絶薬を使った中絶を試みる。これはその一夜を描いた女たちの物語。

出演者紹介 その6
仙石貴久江 Kikue Sengoku →多部真紀 大学生
バンドの推しとつきあって妊娠してしまった大学生の多部。高校のころからの友人みちるに相談して、中絶薬で中絶することになった。舞台は、多部の告白から始まる。

仙石貴久江はちょうど1年前に芸術劇場で上演した『ウィーンの森の物語』でヒロイン・マリアンネを演じた。父親の決めた相手との婚約を振り切って惚れた男に走り、こどもを産み、男に捨てられ、こどもも殺され、絶望のなか結局父の決めた男とよりを戻しそうになって「もう無理」と終わる。超転落物語の主演を頑張って演じた。一方『宇宙のなかの熊』はキャスト4人の舞台で、黒子役とヒグマのイザベラを演じた。黒子は大いに客席をあたためた。こういうことやらせたら貴久江はピカイチ!! 人懐っこくて愛らしい貴久江の才能が発揮された。その後登場する美人のヒグマとのギャップもよかった。

今回の多部真紀は、多分どこにでもいる普通の女の子。何が違ったかというと、みちるという友達がいたことだろう。ほんとうに信頼できる友がいたから、多部は未知の中絶薬に手を伸ばせた。この夜、おそらく多部には初耳の話がたくさん語られる。(わたしたちにとってもそうだった!) 中絶の歴史とともに、家父長制や優生思想…。そして大人たちが抱えてきた思い。
多部の心を動かしたのは、一人一人の思いだろう。6人の女たちは精一杯、若い多部を守ろうとしてくれた。人に対する温かさや包容力を感知してそれを受け取り手渡せるのが貴久江。そのぬくもりが、多部を通して客席に届けられるだろう。
(小森)





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TEE 東京演劇アンサンブル公演
  彼女たちの断片 作/石原燃 演出/小森明子

—公演日程
—
2022年3月23日(水)~3月27日(日)

  ★=Low Price Day

—会場—
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

—チケット—
全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場

料金:前売一般/3800円 
   前売U30/3000円
 
★=Low Price Day/2500円

   ペアチケット/6000円(2枚セット)

   当日/4500円
 TEE Webチケット

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協賛:ケンタウルスの会(TEE友の会) 

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

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—スタッフ—
音楽/国広和毅

舞台美術/香坂奈奈

衣裳/稲村朋子

照明/真壁知恵子

音響/川崎理沙・島猛

映像/三木元太

宣伝美術/ Judith Clay・奥秋圭 

舞台監督/浅井純彦

演出助手/黒川アンナ

制作/太田昭

制作助手/志賀澤子

—登場人物
—
静谷晶(44)グラフィックデザイナー

 洪美玉
天野ゆき(44)グラフィックデザイナー
 
原口久美子
高崎涼(35)グラフィックデザイナー
 
山﨑智子
静谷葉子(70)日仏翻訳者 晶の母

 志賀澤子
天野みちる(20)大学生 天野の娘

 永野愛理
多部真紀(20)大学生 みちるの友だち

 仙石貴久江
水越まゆみ(52)喫茶店店員 葉子の友だち
 
奈須弘子

—あらすじ—

大学生の多部が望まない妊娠をしてしまった。

友人みちるに相談して、海外の支援団体から「中絶薬」を送ってもらって中絶することにした。
みちるの母の同僚であるにカードを借りて送金し、薬は届いた。
中絶薬は二種類、2日間かけて飲む。海外では広く普及している薬だが、日本ではやっと承認申請するところだ。(2021/12/22申請)
安全な場所は?と考えた末、やはり母の同僚のに頼んで泊めてもらうことにした。

この物語は2日目の薬を飲む一夜を描く。

みちるの行動に不信を覚えた母・天野が、晶の家に乗り込んでくる。行動的なみちるだが、母親とはあまり口をきかず、わだかまりを抱えていた。みちるの妊娠を疑った天野に、多部が、自分が妊娠したのだと告げる。

一方、晶の母・葉子の友達で、総菜の宅配をしているまゆみも定期便を持参した。
この7人の女たちが、中絶の一夜を過ごすことになる。

中絶薬のこと、日本の医療のこと、生殖をコントロールする国家、その歴史などが語られる一方、7人のそれぞれが抱えてきたこと…妊娠、中絶、性、レイプ、家父長制、優生思想等が、モノローグや一対一の会話、更にみんなとのお喋りのなかで語られる。

多部は、6人の大人たちによって守られるなかで、無事に終えることができた。
7人の女たちは、それぞれ、この一夜の経験を持ち帰っていく…。





彼女たちの断片 HP

『彼女たちの断片』出演者紹介その5

2022-03-10 14:00:00 | 東京公演
石原燃の新作書き下ろし
『彼女たちの断片』
大学生の多部が望まぬ妊娠をした。友人たちの助けで、中絶薬を使った中絶を試みる。これはその一夜を描いた女たちの物語。

出演者紹介 その4
永野愛理 Eri Nagano →天野みちる 大学生
多部の高校からの友人。多部から相談を受け、海外から中絶薬を取り寄せる手段のあることをみつけ、多部をサポートする。アセクシャルを自認しており、それがもとで恋人と別れた経験もある。忙しい母天野とはギクシャクしている。

永野愛理は既にたくさんの主演、ヒロインを演じてきた実力ある俳優。『無実』では盲目の踊り子アプゾルート、『最後の審判の日』では主人公の人生を狂わせたアンナ、『宇宙のなかの熊』ではメンドリのポリー。私のお気に入りは『揺れる』のコロス。超スピードで目くるめく展開していくサブカルてんこ盛りの本だが、状況をサッと変えていく手腕は見事だった!

パンフの編集部に欠かせない人材で、読むことも好きだし、情報へのアクセスも厭わず早い。

今回の天野みちるは、多部のためにネットワークを築いていく。母に対しては素直になれないが、大人に助けを請うことを恐れない。権利意識も高い。永野にぴったり。母・天野は娘の成長した姿を目にすることになる。一方みちるも、母の在り方、信頼と尊敬を集める母を改めて認識する。
マイノリティだからこそより広い世界を学び、人との繋がりを深めていくちょっととんがったみちる。Z世代の希望だと思う。みちるがいるからこそ、ここにいる人たちはこんなにも語るのかもしれない。賢いけど不器用で、じっと自分の性をみつめるみちるを、みちるを演る永野を、ぜひご覧ください。

どんどん文章長くなってきた…反省
(小森)





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TEE 東京演劇アンサンブル公演
  彼女たちの断片 作/石原燃 演出/小森明子

—公演日程
—
2022年3月23日(水)~3月27日(日)

  ★=Low Price Day

—会場—
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

—チケット—
全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場

料金:前売一般/3800円 
   前売U30/3000円
 
★=Low Price Day/2500円

   ペアチケット/6000円(2枚セット)

   当日/4500円
 TEE Webチケット

助成:文化庁舞台芸術創造活動活性化事業

協賛:ケンタウルスの会(TEE友の会) 

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

当日券につきましては、劇団FacebookページTwitterにてお知らせします。

—スタッフ—
音楽/国広和毅

舞台美術/香坂奈奈

衣裳/稲村朋子

照明/真壁知恵子

音響/川崎理沙・島猛

映像/三木元太

宣伝美術/ Judith Clay・奥秋圭 

舞台監督/浅井純彦

演出助手/黒川アンナ

制作/太田昭

制作助手/志賀澤子

—登場人物
—
静谷晶(44)グラフィックデザイナー

 洪美玉
天野ゆき(44)グラフィックデザイナー
 
原口久美子
高崎涼(35)グラフィックデザイナー
 
山﨑智子
静谷葉子(70)日仏翻訳者 晶の母

 志賀澤子
天野みちる(20)大学生 天野の娘

 永野愛理
多部真紀(20)大学生 みちるの友だち

 仙石貴久江
水越まゆみ(52)喫茶店店員 葉子の友だち
 
奈須弘子

—あらすじ—

大学生の多部が望まない妊娠をしてしまった。

友人みちるに相談して、海外の支援団体から「中絶薬」を送ってもらって中絶することにした。
みちるの母の同僚であるにカードを借りて送金し、薬は届いた。
中絶薬は二種類、2日間かけて飲む。海外では広く普及している薬だが、日本ではやっと承認申請するところだ。(2021/12/22申請)
安全な場所は?と考えた末、やはり母の同僚のに頼んで泊めてもらうことにした。

この物語は2日目の薬を飲む一夜を描く。

みちるの行動に不信を覚えた母・天野が、晶の家に乗り込んでくる。行動的なみちるだが、母親とはあまり口をきかず、わだかまりを抱えていた。みちるの妊娠を疑った天野に、多部が、自分が妊娠したのだと告げる。

一方、晶の母・葉子の友達で、総菜の宅配をしているまゆみも定期便を持参した。
この7人の女たちが、中絶の一夜を過ごすことになる。

中絶薬のこと、日本の医療のこと、生殖をコントロールする国家、その歴史などが語られる一方、7人のそれぞれが抱えてきたこと…妊娠、中絶、性、レイプ、家父長制、優生思想等が、モノローグや一対一の会話、更にみんなとのお喋りのなかで語られる。

多部は、6人の大人たちによって守られるなかで、無事に終えることができた。
7人の女たちは、それぞれ、この一夜の経験を持ち帰っていく…。





彼女たちの断片 HP

『彼女たちの断片』出演者紹介その4

2022-03-06 16:00:00 | 東京公演

石原燃の新作書き下ろし
『彼女たちの断片』
大学生の多部が望まぬ妊娠をした。友人たちの助けで、中絶薬を使った中絶を試みる。これはその一夜を描いた女たちの物語。

出演者紹介 その4
志賀澤子 Sawako Shiga →静谷葉子 日仏翻訳者
晶の母。戦後民主主義の風をいっぱい受けて育った世代。若いころにフランスのセックスデモを見て大きな刺激を受けた。晶が妊娠した時すぐに中絶をサポートしたが、それが晶の真意だったのか、この夜を機会に考えたりしている。日本が辿ってきた中絶の歴史や背景を語る。

志賀澤子、劇団代表、今回の石原燃さん書き下ろしの企画者。現役の役者としては劇団最古参となった。俳優だけでなく海外公演のプロデュースなどでも活躍。今は膨大なセリフと格闘している。『かもめ』アルカージナ、『母』ペラゲーヤ・ウラーソワ、『沖縄』波平秀、等々代表作は数多ある。近年では『泥棒たち』のイーラ・ダウィドフ、『ウィーンの森の物語』祖母役などで存在感を見せた。志賀は強い女の役が多いが、私はその昔岸田國の『古い玩具』でみせた、柔らかな志賀も印象に残っている。

今回の静谷葉子は、自由で常識にとらわれない奔放な人。恋多きシングルマザー。心のままに生きてきたんだろうなと想像する。志賀にはまさにぴったりの役。ペルーで生まれた移民2世のまゆみと出会い、また若返っているのかな? この時代の女はポジティブで強いなと思う。
翻訳劇が多い劇団で、久しぶりの書き下ろし新作の実現に向けて、劇団代表としても「必ず成功させる」と意気込んでいる。ちなみに先日誕生日を迎え、傘寿を越えてもバリバリ元気に稽古している。

代表なんで写真多めに。

『泥棒たち』


『林檎園日記』


『目をさませトラゴロウ』リーディング



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TEE 東京演劇アンサンブル公演
  彼女たちの断片 作/石原燃 演出/小森明子

—公演日程
—
2022年3月23日(水)~3月27日(日)

  ★=Low Price Day

—会場—
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

—チケット—
全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場

料金:前売一般/3800円 
   前売U30/3000円
 
★=Low Price Day/2500円

   ペアチケット/6000円(2枚セット)

   当日/4500円
 TEE Webチケット

助成:文化庁舞台芸術創造活動活性化事業

協賛:ケンタウルスの会(TEE友の会) 

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

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—スタッフ—
音楽/国広和毅

舞台美術/香坂奈奈

衣裳/稲村朋子

照明/真壁知恵子

音響/川崎理沙・島猛

映像/三木元太

宣伝美術/ Judith Clay・奥秋圭 

舞台監督/浅井純彦

演出助手/黒川アンナ

制作/太田昭

制作助手/志賀澤子

—登場人物
—
静谷晶(44)グラフィックデザイナー

 洪美玉
天野ゆき(44)グラフィックデザイナー
 
原口久美子
高崎涼(35)グラフィックデザイナー
 
山﨑智子
静谷葉子(70)日仏翻訳者 晶の母

 志賀澤子
天野みちる(20)大学生 天野の娘

 永野愛理
多部真紀(20)大学生 みちるの友だち

 仙石貴久江
水越まゆみ(52)喫茶店店員 葉子の友だち
 
奈須弘子

—あらすじ—

大学生の多部が望まない妊娠をしてしまった。

友人みちるに相談して、海外の支援団体から「中絶薬」を送ってもらって中絶することにした。
みちるの母の同僚であるにカードを借りて送金し、薬は届いた。
中絶薬は二種類、2日間かけて飲む。海外では広く普及している薬だが、日本ではやっと承認申請するところだ。(2021/12/22申請)
安全な場所は?と考えた末、やはり母の同僚のに頼んで泊めてもらうことにした。

この物語は2日目の薬を飲む一夜を描く。

みちるの行動に不信を覚えた母・天野が、晶の家に乗り込んでくる。行動的なみちるだが、母親とはあまり口をきかず、わだかまりを抱えていた。みちるの妊娠を疑った天野に、多部が、自分が妊娠したのだと告げる。

一方、晶の母・葉子の友達で、総菜の宅配をしているまゆみも定期便を持参した。
この7人の女たちが、中絶の一夜を過ごすことになる。

中絶薬のこと、日本の医療のこと、生殖をコントロールする国家、その歴史などが語られる一方、7人のそれぞれが抱えてきたこと…妊娠、中絶、性、レイプ、家父長制、優生思想等が、モノローグや一対一の会話、更にみんなとのお喋りのなかで語られる。

多部は、6人の大人たちによって守られるなかで、無事に終えることができた。
7人の女たちは、それぞれ、この一夜の経験を持ち帰っていく…。





彼女たちの断片 HP

『彼女たちの断片』出演者紹介その3

2022-03-03 19:00:00 | 東京公演
石原燃の新作書き下ろし
『彼女たちの断片』
大学生の多部が望まぬ妊娠をした。友人たちの助けで、中絶薬を使った中絶を試みる。これはその一夜を描いた女たちの物語。


出演者紹介 その3
山﨑智子 Tomoko Yamazaki →高崎涼 広告デザイナー
みちるの母、天野の事務所で働くデザイナー。昔、レイプされた経験があり、それを乗り越えようと、自身の身体を守るための知識を積み上げてきた。みちるはそんな涼のツイートを見て、涼に中絶薬のことを相談する。

山﨑智子は『忘却のキス』で華々しくデビューした。まだ入団したばかりの山﨑は、大人たちを圧倒する爆発力と存在感を示した。あれは衝撃的だった。
その後『銀河鉄道の夜』のジョバンニ、『おじいちゃんの口笛』のベッラ、『トゥランドット姫』などの少年役、『揺れる』のパンクなお姉ちゃんも印象的。とにかく山﨑は印象的なのだ。これは役者として大きな強みだ。

今回の高崎涼は、Wikiみたいになんでも答えてくれる。でも、自分の心はなかなか心は明かさない。それがある瞬間破れる。どうしてもわかってほしいという思いが溢れる。
山﨑にとっては初めてのタイプの役だ、と」思っていたが、今となっては山﨑にぴったりの役だと思う。ぜひこのパンチのある引きこもりの、けど人を求めてやまない涼のパワーを見てほしい。
(小森)





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TEE 東京演劇アンサンブル公演
  彼女たちの断片 作/石原燃 演出/小森明子

—公演日程
—
2022年3月23日(水)~3月27日(日)

  ★=Low Price Day

—会場—
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

—チケット—
全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場

料金:前売一般/3800円 
   前売U30/3000円
 
★=Low Price Day/2500円

   ペアチケット/6000円(2枚セット)

   当日/4500円
 TEE Webチケット

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協賛:ケンタウルスの会(TEE友の会) 

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

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—スタッフ—
音楽/国広和毅

舞台美術/香坂奈奈

衣裳/稲村朋子

照明/真壁知恵子

音響/川崎理沙・島猛

映像/三木元太

宣伝美術/ Judith Clay・奥秋圭 

舞台監督/浅井純彦

演出助手/黒川アンナ

制作/太田昭

制作助手/志賀澤子

—登場人物
—
静谷晶(44)グラフィックデザイナー

 洪美玉
天野ゆき(44)グラフィックデザイナー
 
原口久美子
高崎涼(35)グラフィックデザイナー
 
山﨑智子
静谷葉子(70)日仏翻訳者 晶の母

 志賀澤子
天野みちる(20)大学生 天野の娘

 永野愛理
多部真紀(20)大学生 みちるの友だち

 仙石貴久江
水越まゆみ(52)喫茶店店員 葉子の友だち
 
奈須弘子

—あらすじ—

大学生の多部が望まない妊娠をしてしまった。

友人みちるに相談して、海外の支援団体から「中絶薬」を送ってもらって中絶することにした。
みちるの母の同僚であるにカードを借りて送金し、薬は届いた。
中絶薬は二種類、2日間かけて飲む。海外では広く普及している薬だが、日本ではやっと承認申請するところだ。(2021/12/22申請)
安全な場所は?と考えた末、やはり母の同僚のに頼んで泊めてもらうことにした。

この物語は2日目の薬を飲む一夜を描く。

みちるの行動に不信を覚えた母・天野が、晶の家に乗り込んでくる。行動的なみちるだが、母親とはあまり口をきかず、わだかまりを抱えていた。みちるの妊娠を疑った天野に、多部が、自分が妊娠したのだと告げる。

一方、晶の母・葉子の友達で、総菜の宅配をしているまゆみも定期便を持参した。
この7人の女たちが、中絶の一夜を過ごすことになる。

中絶薬のこと、日本の医療のこと、生殖をコントロールする国家、その歴史などが語られる一方、7人のそれぞれが抱えてきたこと…妊娠、中絶、性、レイプ、家父長制、優生思想等が、モノローグや一対一の会話、更にみんなとのお喋りのなかで語られる。

多部は、6人の大人たちによって守られるなかで、無事に終えることができた。
7人の女たちは、それぞれ、この一夜の経験を持ち帰っていく…。





彼女たちの断片 HP

『彼女たちの断片』アフタートークのお知らせ

2022-02-27 13:00:00 | 東京公演
作家の石原燃さんとゲストをお迎えして下記の公演後にアフタートークを予定しております。


3月24日14時公演終了後
三宅玲子さん

ノンフィクションライター。熊本県出身。
「ひとと世の中」を取材。現在、予期せぬ妊娠によって人生の転機に直面した女性と、支える人たちの取材をしている。
近著に『真夜中の陽だまり ルポ・夜間保育園』(文藝春秋)。今夏、国内各地の独立書店を取材したルポを出版予定。


3月25日14時公演終了後
長田杏奈さん

美容ライター。
雑誌やwebで美容やフェムケアにまつわる記事、インタビューを手がける。
著書に『美容は自尊心の筋トレ』(Pヴァイン)、責任編集に『エトセトラVOL.3 私の私による私のための身体』(エトセトラブックス)。


3月26日14時公演終了後
田中雅子さん

上智大学総合グローバル学部教授。社会福祉士。
大学卒業後、会社員生活を経て、英国の大学院で「ジェンダーと開発」を学ぶ。2009年まで南アジアとアフリカで国際協力の実務と社会運動に関わる。現在は、移民女性のセクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツについて研究。
主な著書に『ネパールの人身売買サバイバーの当事者団体から学ぶ』(上智大学出版、2017年)、編訳書に『厨房で見る夢—在日ネパール人コックと家族の悲哀と希望』(同、2022年)

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TEE 東京演劇アンサンブル公演
  彼女たちの断片 作/石原燃 演出/小森明子

—公演日程
—
2022年3月23日(水)~3月27日(日)

  ★=Low Price Day

—会場—
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

—チケット—
全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場

料金:前売一般/3800円 
   前売U30/3000円
 
★=Low Price Day/2500円

   ペアチケット/6000円(2枚セット)

   当日/4500円
 TEE Webチケット

助成:文化庁舞台芸術創造活動活性化事業

協賛:ケンタウルスの会(TEE友の会) 

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

当日券につきましては、劇団FacebookページTwitterにてお知らせします。

—スタッフ—
音楽/国広和毅

舞台美術/香坂奈奈

衣裳/稲村朋子

照明/真壁知恵子

音響/川崎理沙・島猛

映像/三木元太

宣伝美術/ Judith Clay・奥秋圭 

舞台監督/浅井純彦

演出助手/黒川アンナ

制作/太田昭

制作助手/志賀澤子

—登場人物
—
静谷晶(44)グラフィックデザイナー

 洪美玉
天野ゆき(44)グラフィックデザイナー
 
原口久美子
高崎涼(35)グラフィックデザイナー
 
山﨑智子
静谷葉子(70)日仏翻訳者 晶の母

 志賀澤子
天野みちる(20)大学生 天野の娘

 永野愛理
多部真紀(20)大学生 みちるの友だち

 仙石貴久江
水越まゆみ(52)喫茶店店員 葉子の友だち
 
奈須弘子

—あらすじ—

大学生の多部が望まない妊娠をしてしまった。

友人みちるに相談して、海外の支援団体から「中絶薬」を送ってもらって中絶することにした。
みちるの母の同僚であるにカードを借りて送金し、薬は届いた。
中絶薬は二種類、2日間かけて飲む。海外では広く普及している薬だが、日本ではやっと承認申請するところだ。(2021/12/22申請)
安全な場所は?と考えた末、やはり母の同僚のに頼んで泊めてもらうことにした。

この物語は2日目の薬を飲む一夜を描く。

みちるの行動に不信を覚えた母・天野が、晶の家に乗り込んでくる。行動的なみちるだが、母親とはあまり口をきかず、わだかまりを抱えていた。みちるの妊娠を疑った天野に、多部が、自分が妊娠したのだと告げる。

一方、晶の母・葉子の友達で、総菜の宅配をしているまゆみも定期便を持参した。
この7人の女たちが、中絶の一夜を過ごすことになる。

中絶薬のこと、日本の医療のこと、生殖をコントロールする国家、その歴史などが語られる一方、7人のそれぞれが抱えてきたこと…妊娠、中絶、性、レイプ、家父長制、優生思想等が、モノローグや一対一の会話、更にみんなとのお喋りのなかで語られる。

多部は、6人の大人たちによって守られるなかで、無事に終えることができた。
7人の女たちは、それぞれ、この一夜の経験を持ち帰っていく…。





彼女たちの断片 HP

『彼女たちの断片』 出演者紹介その2

2022-02-26 20:00:00 | 東京公演
石原燃の新作書き下ろし
『彼女たちの断片』
大学生の多部が望まぬ妊娠をした。友人たちの助けで、中絶薬を使った中絶を試みる。これはその一夜を描いた女たちの物語。


出演者紹介 その2
原口久美子 Kumiko Haraguchi →天野ゆき 広告デザイナー
多部が相談した友人みちるの母。晶を誘って自分で会社を起ち上げたバリバリのキャリア。デキ婚でみちるの母となったがその後離婚。忙しく過ごす中で娘のみちるとの間には距離ができていた。天野はみちるの妊娠を疑って静谷家に乗り込んでくる。

原口久美子は劇団を代表する女優。ブレヒトの『コーカサスの白墨の輪』のグルシェで主演して以来、数々の大きな役を担ってきた。『桜の森の満開の下』の女、一人芝居『エレベーターの鍵』、どちらも潔い、最後は決して曲げない強さが原口だと思う。近年では『揺れる』の母の役が印象深い。無償の愛とか究極の赦しは可能なのか? いまウクライナの情勢を思いながらまた考えてしまう…。

今回の天野ゆきは、ある意味、最も普通の感覚で日々生きている人。シングルマザーとして、会社の代表として、たくさんの難関を乗り越えてきた天野。ただ、この夜、自分が当たり前と思って見過ごしたり、知らぬうちに内面化してきた、家父長制的な考え方に気づかされていく。
わたしはこの天野が好きだ。観客は天野とともにこの芝居を観ていけるのではないだろうか。同級生で同僚の晶とのちょっとしたバトルも好き。
(小森)





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TEE 東京演劇アンサンブル公演
  彼女たちの断片 作/石原燃 演出/小森明子

—公演日程
—
2022年3月23日(水)~3月27日(日)

  ★=Low Price Day

—会場—
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

—チケット—
全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場

料金:前売一般/3800円 
   前売U30/3000円
 
★=Low Price Day/2500円

   ペアチケット/6000円(2枚セット)

   当日/4500円
 TEE Webチケット

助成:文化庁舞台芸術創造活動活性化事業

協賛:ケンタウルスの会(TEE友の会) 

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

当日券につきましては、劇団FacebookページTwitterにてお知らせします。

—スタッフ—
音楽/国広和毅

舞台美術/香坂奈奈

衣裳/稲村朋子

照明/真壁知恵子

音響/川崎理沙・島猛

映像/三木元太

宣伝美術/ Judith Clay・奥秋圭 

舞台監督/浅井純彦

演出助手/黒川アンナ

制作/太田昭

制作助手/志賀澤子

—登場人物
—
静谷晶(44)グラフィックデザイナー

 洪美玉
天野ゆき(44)グラフィックデザイナー
 
原口久美子
高崎涼(35)グラフィックデザイナー
 
山﨑智子
静谷葉子(70)日仏翻訳者 晶の母

 志賀澤子
天野みちる(20)大学生 天野の娘

 永野愛理
多部真紀(20)大学生 みちるの友だち

 仙石貴久江
水越まゆみ(52)喫茶店店員 葉子の友だち
 
奈須弘子

—あらすじ—

大学生の多部が望まない妊娠をしてしまった。

友人みちるに相談して、海外の支援団体から「中絶薬」を送ってもらって中絶することにした。
みちるの母の同僚であるにカードを借りて送金し、薬は届いた。
中絶薬は二種類、2日間かけて飲む。海外では広く普及している薬だが、日本ではやっと承認申請するところだ。(2021/12/22申請)
安全な場所は?と考えた末、やはり母の同僚のに頼んで泊めてもらうことにした。

この物語は2日目の薬を飲む一夜を描く。

みちるの行動に不信を覚えた母・天野が、晶の家に乗り込んでくる。行動的なみちるだが、母親とはあまり口をきかず、わだかまりを抱えていた。みちるの妊娠を疑った天野に、多部が、自分が妊娠したのだと告げる。

一方、晶の母・葉子の友達で、総菜の宅配をしているまゆみも定期便を持参した。
この7人の女たちが、中絶の一夜を過ごすことになる。

中絶薬のこと、日本の医療のこと、生殖をコントロールする国家、その歴史などが語られる一方、7人のそれぞれが抱えてきたこと…妊娠、中絶、性、レイプ、家父長制、優生思想等が、モノローグや一対一の会話、更にみんなとのお喋りのなかで語られる。

多部は、6人の大人たちによって守られるなかで、無事に終えることができた。
7人の女たちは、それぞれ、この一夜の経験を持ち帰っていく…。





彼女たちの断片 HP

『彼女たちの断片』 出演者紹介その1

2022-02-24 20:00:00 | 東京公演
石原燃の新作書き下ろし
『彼女たちの断片』
大学生の多部が望まぬ妊娠をした。友人たちの助けで、中絶薬を使った中絶を試みる。これはその一夜を描いた女たちの物語。


出演者紹介 その1
洪美玉 Miok Hong →静谷晶 広告デザイナー

中絶薬を飲む場所として自宅を提供したのが晶。日仏翻訳者の母葉子と、出戻りの晶は二人で快適に暮らしている。
晶も学生時代に中絶した経験がある。

洪はTEEでもぴか一のアグレッシブな女優。『消えた海賊』のキャプテンゾフィーでは、舞台から客席まで走り回りすべてを巻き込みながら観客を引き込んでいく。パレスチナのYes Theatreとの共作『ミラー』でも同様。在日である自身のアイデンティティを探り、訴え、表現しつづけていくことが彼女の生業なのだと思う。

今回の晶は、もう少しふわっとした女性。自由で奔放、でもどこか母に対してのコンプレックスも持っているようだ。理論的な母に対して、自分の経験から飛躍して本質を掴んでいく晶は素敵だ。洪美玉の、これまでとはまた違う、素朴な姿も見てほしい。
(小森)






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TEE 東京演劇アンサンブル公演
  彼女たちの断片 作/石原燃 演出/小森明子

—公演日程
—
2022年3月23日(水)~3月27日(日)

  ★=Low Price Day

—会場—
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

—チケット—
全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場

料金:前売一般/3800円 
   前売U30/3000円
 
★=Low Price Day/2500円

   ペアチケット/6000円(2枚セット)

   当日/4500円
 TEE Webチケット

助成:文化庁舞台芸術創造活動活性化事業

協賛:ケンタウルスの会(TEE友の会) 

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

当日券につきましては、劇団FacebookページTwitterにてお知らせします。

—スタッフ—
音楽/国広和毅

舞台美術/香坂奈奈

衣裳/稲村朋子

照明/真壁知恵子

音響/川崎理沙・島猛

映像/三木元太

宣伝美術/ Judith Clay・奥秋圭 

舞台監督/浅井純彦

演出助手/黒川アンナ

制作/太田昭

制作助手/志賀澤子

—登場人物
—
静谷晶(44)グラフィックデザイナー

 洪美玉
天野ゆき(44)グラフィックデザイナー
 
原口久美子
高崎涼(35)グラフィックデザイナー
 
山﨑智子
静谷葉子(70)日仏翻訳者 晶の母

 志賀澤子
天野みちる(20)大学生 天野の娘

 永野愛理
多部真紀(20)大学生 みちるの友だち

 仙石貴久江
水越まゆみ(52)喫茶店店員 葉子の友だち
 
奈須弘子

—あらすじ—

大学生の多部が望まない妊娠をしてしまった。

友人みちるに相談して、海外の支援団体から「中絶薬」を送ってもらって中絶することにした。
みちるの母の同僚であるにカードを借りて送金し、薬は届いた。
中絶薬は二種類、2日間かけて飲む。海外では広く普及している薬だが、日本ではやっと承認申請するところだ。(2021/12/22申請)
安全な場所は?と考えた末、やはり母の同僚のに頼んで泊めてもらうことにした。

この物語は2日目の薬を飲む一夜を描く。

みちるの行動に不信を覚えた母・天野が、晶の家に乗り込んでくる。行動的なみちるだが、母親とはあまり口をきかず、わだかまりを抱えていた。みちるの妊娠を疑った天野に、多部が、自分が妊娠したのだと告げる。

一方、晶の母・葉子の友達で、総菜の宅配をしているまゆみも定期便を持参した。
この7人の女たちが、中絶の一夜を過ごすことになる。

中絶薬のこと、日本の医療のこと、生殖をコントロールする国家、その歴史などが語られる一方、7人のそれぞれが抱えてきたこと…妊娠、中絶、性、レイプ、家父長制、優生思想等が、モノローグや一対一の会話、更にみんなとのお喋りのなかで語られる。

多部は、6人の大人たちによって守られるなかで、無事に終えることができた。
7人の女たちは、それぞれ、この一夜の経験を持ち帰っていく…。





彼女たちの断片 HP