Teddy+tのソルトスプリング島便り

バンクーバーからソルトスプリング島に引っ越しました。
島の風景を主にUPしていきます。

クイーンエリザベスパークの桜

2010年03月07日 | Weblog
このところ、天気の良い日が続くバンクーバーです。

オリンピック中から、ダウンタウンでは早咲きの桜が咲いていたのですが
私の住んでる地域はダウンタウンよりもちょっと高台にあるので、ちょっと遅かったですが
今は満開です。
そして、いつも犬の散歩で行くクイーンエリザベスパークはもっと高台にあるので
丘の上の方はまだ5部咲きの所もあるけど、丘のちょっと下の日の当たる所の桜は
すでに8~9部咲きでした。

さて、オリンピックも終わって、来週からパラリンピックが始まります。
パラリンピックは種目が少ないので、こじんまりとして
どうしてもオリンピックよりは盛り上がりにかけますが
トーチリレーや、ゲームのチケットがゲット出来たら見に行きたいと思ってます。

バンクーバーは、ハンデイーキャップの人々にはとてもやさしい街で、例えば車いすの人も
一人でどこに行っても困らないように出来ています。バスもスカイトレインも、必ず席はあるし
日本の駅のホームのように、電車とホームが離れていて車イスの車輪が落ちたりする心配もないです。
舗道も段差が少なく幅も広いし、何処のトイレにも必ず車いす用のトイレがあります。
階段の付いてる場所には、近くにスロープのゆるい坂があったり、エレベータがあったりします。
そして、なにより、人々がやさしいと思います。
困ってる人を見かけたら、絶対見て見ぬ振りをしないし、それでいて余計なおせっかいもしない。
車いすの人を例にだしたけど、全体的に、バンクーバーはそういった意味では
住み易いところなんではないかと思います。

さて、話しは変わりますが、オリンピック中に、もの凄~~く実感した事があった。
それは、“今日という日は2度と来ない”ということ。
だから一日一日がとっても貴重で、心から楽しもう!!って思ってた。
そんなことあたりまえなんだけど、でも日常生活をおくっていると、つい忘れてしまう事。

あの16日間は、日常とはかけ離れた特別な16日間だったからか
もう毎日が新しくて、此処に住んでいるのに、まるで違う街に旅に行ってるようだった。

普段の日常のあれこれ(掃除洗濯炊事雑務買い物犬の散歩など)もあった訳ですが
それよりも、オリンピックに夢中で、
やることはやってないと嫌なのでやってたけど、家事の途中でゲームに見入ったり
出かける時は、早めに犬の散歩したり、見たいゲームがあると、買い物も、ピューといってピューと帰って来たり
ダウンタウンに出かけて、人々の活気があって良いエネルギーに揉まれて、帰る時間を忘れて
慌てて夕飯を買って帰ったりしてた。
旦那は、そんな私を見ながらも、いつも冷静で、オリンピックに流されず、いつもの旦那だった。
冷静過ぎて、”もっと情熱を!!”って、ところもあったが、好きなようにさせてくれて感謝しております。

オリンピックって、いつも数々の感動的な物語が生まれると思うけど、このバンクーバーオリンピックに関しては
地元という事もあって、思い入れも強いから、生まれた数々の出来事は、一生忘れない。
ゴールドメダリストはもちろんだけど、シルバーメダルやブロンズメダルをとった選手も。
そして、なにより、カナデイアンがあんなに一体になってアスリート達を応援していた事、街全体が素晴らしいパワーに満ちていた事。一生忘れない。

I belive in the power of you and I.

この言葉通り、パワーを信じて、皆が一つになったオリンピックだった。


Gとテデイーは先にズンズン歩いて行くが、ちびは、必ず途中で立ち止まって後ろを振り返る。
ちゃんと私が来てるか確認するために。そして、私が止まってるのをみると、、、、

走ってくる~~~!!

健気な坊ちゃんであります。(嬉泣)