チーム駿河湾

静岡県水産技術研究所の職員が公私を問わず入手した静岡の海、漁業、海の生き物の旬な情報を発信します。

マサバ漁始まる

2012年02月20日 | 日記
 本年も1月29日夜に「ひょうたん瀬」*でマサバ漁場が形成され、小川港(焼津市)では、その後も順調にマサバの水揚が続いています(写真)。漁場形成が前年より10日ほど早いこと、サバ船の船頭からの「ひょうたん瀬の(魚探)反応は多い」との情報もあることから、本年のマサバ漁は好調あった前年をさらに上回る可能性が高いと予想されます。
 現在の漁獲サイズは図のとおりで、3歳魚が主体となっていると思われます。マサバ漁は、この3歳魚を主体に5~6月頃まで続く見込みです。
  *「ひょうたん瀬」→新島の西にある海山で、有数のサバ漁場です。


写真 水揚されたマサバ(2月20日 小川港)


図 平成24年2月上中旬のマサバ体長組成