6月10日には新島・神津島周辺から駿河湾にかけて調査し、石廊崎沖でカツオの群を発見し釣獲しています。周辺では曳縄船の操業も見られました。また、鳥が多くて、カタクチイワシを食べているようです。その速報を掲載します。
サクラエビの春漁が6月5日(日)に終了しました。写真は富士川で操業するサクラエビ漁船を撮影したものです。今漁期は、天候不順等の影響で操業日数は13日(過去10年間の平均出漁日数は20日)と伸び悩みました。これは昭和49年以降、最も少ない操業日数でした。
漁獲量は721トンで、昨年の640トンを上回ったものの、平年(過去10年平均:1,261トン)を下回りました。単価は2,938円/㎏で、最高値を記録した昨年の4,583円/㎏を下回ったものの、平年並み(2,714円/kg)の単価でした。
平成21、22年と漁獲量が低迷し、サクラエビの資源状態が懸念されていましたが、今春漁では1日当たりの漁獲量が過去2年を上回っており、サクラエビ資源が回復傾向にあると考えられます。
今後、サクラエビは産卵シーズンを迎えます。水産技術研究所と漁業者は、産卵調査や試験操業を通じて、サクラエビの産卵状況の把握に努めます。
写真 国道1号線バイパスから富士川沖で操業するサクラエビ漁船を撮影
漁獲量は721トンで、昨年の640トンを上回ったものの、平年(過去10年平均:1,261トン)を下回りました。単価は2,938円/㎏で、最高値を記録した昨年の4,583円/㎏を下回ったものの、平年並み(2,714円/kg)の単価でした。
平成21、22年と漁獲量が低迷し、サクラエビの資源状態が懸念されていましたが、今春漁では1日当たりの漁獲量が過去2年を上回っており、サクラエビ資源が回復傾向にあると考えられます。
今後、サクラエビは産卵シーズンを迎えます。水産技術研究所と漁業者は、産卵調査や試験操業を通じて、サクラエビの産卵状況の把握に努めます。
写真 国道1号線バイパスから富士川沖で操業するサクラエビ漁船を撮影