雑感録

When I’m sixty-four PART2(30)である体としゃべくり文

専門学校では文章を常体(だ・である体)で書くようにと教えてきた。先生や企業など目上の人に見せる文はつい敬体(です・ます体)で書いてしまいがちだけど、敬体は「僕は嬉しいです」などと不自然な日本語になって却って難しい(近ごろの学生はこれを不自然だと感じないらしいけど)。だったら相手の立場はフラットにして、常体を使った方がよっぽど書きやすい。ただし、「なのだ」「なのである」は断定的で語調が上から目線なので、(なぜならば)(驚くなかれ)がつけられる場合以外は使わないよう言っている。
一方のブログの文体は、ラフにならない程度の口語調で書いてる。清水義範が「おとなのための文章教室」で言ってる“しゃべくり文”ともちょっと違うんだけど、「〈しゃべくり文〉で文章を親しみやすくするのは、ヘタをするとこの、タメぐちのようになってしまう危険性がある」と言う。
余談だけど、タメぐちは「タメ口」という表記が使ってあるけど、「ためろ」と読んでしまうので気をつけよう。

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