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雑感録

未来を予測すると、予測ははずれる。

Twitterの「4年前の震災の時、ツイッターが一度も落ちなかった理由が明らかに」というツイートが気になって、リンク先をたどっていってたまたま見つけた言葉。
『@IT』とかいうサイトの「あの日、Twitterのくじらが出なかったもう1つの理由」という記事中の小見出しにあって、その本文にはアラン・ケイとかいうIT業界では有名な人の言葉として「未来を予測すると、予測は必ず外れる。未来は予測するものではなく、自らの手で創るものだ」とある。
こうなると教訓じみて鈍臭くなるんだけど、最初の1文だけなら示唆的でなかなかいいなあと思って原文を調べてみたら、たいていのところではアラン・ケイの言葉は「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」とますます鈍臭いものになっていて、原文は「Don't worry about what anybody else is going to do... The best way to predict the future is to invent it. 」とある。
訳によって表現はいろいろあって然りだけど、こうなってくると、記事中の言葉はもうかなりの意訳と言うか、むしろアラン・ケイの言葉をヒントに記事の筆者(日本マイクロソフトの元会長らしい)が作った言葉と言った方がいいのかもしれない。
別に誰が言ったかはどうでもいいんだけど、マイクロソフト嫌いのオイラとしては、どうも使いにくい言葉となってしまった。


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