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雑感録

これがぽ~ちゃんだ その13『GIVE MY REGARDS TO BROAD STREET』

 
GIVE MY REGARDS TO BROAD STREET(1984 Paul McCartney)

ポールの脚本、主演による同名映画のサウンドトラック。
もちろん映画も観たが、あらら、やっちまったよって感じで興行的にも散々だったらしい。
ストーリーも夢オチだしなあ(笑)。
プロデュースはここまで引っぱったか、ジョージ・マーティン。
さらに、映画ということもあって、デイブ・ギルモア(ピンク・フロイド)やスティーブ・ルカサーに故ジェフ・ポカロ(TOTO)、リンゴなど大物ミュージシャンを多数起用。
ビートルズからウイングス、ソロまでリメイクも多く、サウンドトラックということもあって、実はあまり聴き込んでない1枚なのだ。
(これも企画もんちゃ企画もんなんだけどね)

01 No More Lonely Nights(ballad)
映画のテーマ曲でギルモアのギターをフィーチャーしたバラード。プロモビデオではBとSとTが点灯しない“ROAD TREE”というネオンサインがあって、最後は全てが点灯して“BROAD STREET”となるしかけ。ちなみに邦題は『ひとりぼっちのロンリー・ナイト 』という、頭痛が痛いタイトルがつけられている。
http://www.youtube.com/watch?v=Wv_X9XOm4NQ

02 Good Day Sunshine/Corridor Music
『Good Day Sunshine』はポールが火の玉のようなペイントの車で走るシーンで使われた。比較的オリジナルに忠実だが、ピアノが引っ込んでるのでもの足らない。『Corridor Music』はほとんどオマケ。

03 Yesterday
04 Here, There and Everywhere
よく覚えてないけど、次の次の『Wanderlust』までメドレーだったのかな? リンゴがビートルズの曲での演奏を拒否したそうで、映画ではその間ずっとブラシを探していた。

05 Wanderlust
リンゴがやっとブラシを見つけて演奏に加わろうとしたらスティックの曲に変わったという流れだっだと思う。

06 Ballroom Dancing
曲の内容通りの舞踏会のハチャメチャシーンで使用。

07 Silly Love Songs/Silly Love Songs(repries)
ルイス・ジョンソンのチョッパー・ベースをフィーチャー。全員が猫に扮する『CATS』的演出(?)で演奏していた。LPではrepriesからB面だったと思うが、後で買い直したCD(再販前)では1曲のクレジットになっていた。

08 Not Such a Bad Boy
ここから3曲の倉庫でのリハーサルシーンが映画では一番の見どころ。この曲は新曲でもあるし、ラフなロックでGOOD。

09 So Bad
LPには入ってなかったが、これに関してはオリジナルの方がはるかにいいし、ちょっとBAD。

10 No Values/No More Lonely Nights(ballad repries)
『No Values』も08同様、新曲でロックでGOOD。『No More~』はオマケ。

11 For No One
『No More Lonely Nights(ballad repries)』とするならこの曲の頭の方がよっぽど当てはまると思うのだが、私のクレジットの読み違いか? 『For No One』自体は、まあ、ポールは気に入ってたんだなあってことで(もちろん私もオリジナルは大好きですが)。

12 Eleanor Rigby/Eleanor's Dream
『Eleanor Rigby』はまあいいとして、『Eleanor's Dream』は王朝時代風のシーンで使われたクラシック風の曲。演奏にはポールは不参加。

13 The Long and Winding Road
ビートルズの『LET IT BE』ではフィル・スペクターにいじくられちゃったんで、本来の形でやり直すのかと思ったら、アレ? こんな風にしたかったんだっけ?

14 No More Lonely Nights(playout version)
バージョン違いというよりは、詞を流用した別の曲。楽しくていいけどね。

***CD版ボーナストラック***
15 Goodnight Princess
こんなん映画で使われてたっけ? 曲自体は古典的ジャズ・インストロメンタルで、この曲にもポールは参加せず。

16 No More Lonely Nights(extended version)
17 No More Lonely Nights(special dance mix)
まあ、この頃はバージョン違い、ミックス違いといろいろ出すのが流行ってたのよね。

つづく
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