今日は昨年11月に続き成田市にあります千葉県立成田西陵高等学校にてものづくりマイスター講座の講師としてイ草の講話を行ってまいりました。
昨年は作物専攻科の2年生18名、今回は作物専攻科の1年生12名です。
講師は前回に続き、成田市の佐合畳店さん青野畳店さん私の3人。
前回同様、まずはイ草についての講話。
イグサの歴史や構造、昔からの利用法や畳としてのイグサのあれこれ。
実際のイグサや畳表を見てもらったり触ってもらったり。
講話を30分で終わらせ続けて畳の手提げ作り。
前回、予定より1時間オーバー(延長)し迷惑をかけたので今回は時間内に終わるよう改良して手提げ作りスタートです。
受講者の半数以上が女子生徒という事もありスムーズに進み皆上手に完成させる事が出来ました
2時間の講座は無事終了。
とりあえず今回で令和4年度のものづくりマイスター講座(講師担当)が全て終了しました。
中々経験する事のない貴重な体験が出来て身近にある畳をより詳しく知ることが出来るこのキャリア教育は素晴らしいものだといつも思います。
この貴重な体験が出来た生徒さん達が大人になって畳を求めてくれたら個人としても業界としても本当に嬉しい事です。
日本独自の伝統文化である畳が衰退してしまっておりますが、この先も団欒の場に敷いてある事を切に願う体験教室でした。