フランスの新聞にEgon Schieleの絵が公開されているというのでページをめくり見に行った。今まで見たこともなかった絵も見れて良かった。何でもルイビトン財団所有の絵だとかでバスキアも同時に公開とのこと。イギリスの新聞の見出しは「筋ばった絵」だった。フランスのは「怒りか活力か」だった。お国柄で見る目も違うようで面白かった。どちらも当たっているんだけど心情的にはフランスとの相性がいいのかな。エゴンシーレの絵は僕は好きなのだがそれは水彩的な感覚が受けているんだろう多分に。マニッシュな線で描くエロティシズムって確かに片一方にあるよね。一方はルノアール的な豊満のエロス。エゴンシーレは寝そべっている人が好きだったんだね。少し下の視点でとらえてるのかみんな胴が長いの。それが奇妙なエロティシズムを醸し出している。絵描きってそこまで計算して描くのかな。構図って計算しまくりだからね。と読めないフランス語の字面を追う。フムフムとボールペンで少し模写するとシーレになった気分がした。
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